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ポケモンのLINE公式アカウントに日本MS「りんな」のAI技術を導入--会話が可能に

佐藤和也 (編集部)2017年10月29日 08時30分
ロトムとの会話イメージ
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ロトムとの会話イメージ

(C)2017 Pokemon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

 ポケモンと日本マイクロソフトは、ユーザーとの感情的なつながりを重視するAIを、ポケモンのLINE公式アカウントに、期間限定で導入した。運用は10月26日から開始されており、2018年1月31日までの予定。

 ユーザーはポケモン「ロトム」と会話をすることにより、ポケットモンスターシリーズの最新作となる、11月17日発売予定のゲームタイトル「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」の世界を楽しむことができる。

 このロトムに導入されるAIは、マイクロソフトのAI「りんな」で培われた技術や、研究開発組織のMicrosoft Researchで開発された最新技術を活用したもの。これにより会話への返答をリアルタイムで生成している。

 ポケモンに関する会話では、インターネット上のデータに加え800種類以上のポケモン公式図鑑データ、ユーザー間のオンラインバトルデータを活用。これらはすべて、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」で稼働しているという。

 会話を進めると、ロトムがユーザーの会話力を診断したり、ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンの冒険の舞台となる、アローラ地方のポケモンを紹介するという。このほか、ロトムとポケモンの名前限定のしりとりも楽しむことが可能。さらにロトムと仲良くなると、ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンで利用できるプレゼントを受け取ることができる。

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