王華総領事,「第一回日中青少年友好親善交流サッカー大会in新潟」開幕式に出席
2012/08/20

 8月18日午前、中国人民対外友好協会とNPO新潟スポーツコミュニティなどが共催し、中国駐新潟総領事館、日本外務省、新潟県が後援する「第一回日中青少年友好親善交流サッカー大会in新潟」開幕式が新潟県柏崎市田中角栄記念館前で盛大に行われた。このサッカー大会は中日国交正常化40周年記念事業の一つであり、中国人民大学付属中学、成都市第十八中学、アルビレックス新潟ユース(2チーム)、福島県立郡山北工業高等学校から計五つのチームが参加した。開幕式には中国人民対外友好協会会長李小林氏、中国駐新潟総領事王華氏、新潟県知事泉田裕彦氏、サッカー大会実行委員長・株式会社アルビレックス新潟代表取締役社長田村貢氏などが出席した。

会場

 開幕式はサッカー大会企画委員長・月岡温泉ホテル華鳳支配人橋本勇一氏が司会を務め、始めに李小林会長と泉田裕彦知事が大会名誉会長として挨拶した。李会長は、サッカーは世界で最も人気があるスポーツの一つとして、両国青少年の間で相互理解、相互学習の架け橋となっており、今回の大会がさらに両国の青少年の理解および友情を深め、中日両国の未来のために、友誼の種を播くことになるよう期待していると述べた。泉田知事は、参加チームの選手たちがこの交流イベントによって相手を尊重する精神を育むことは両国の国際交流に寄与するだけでなく、スポーツ文化の発展へとつながる。青少年の交流を通じてこれまで築いてきた両国の友好関係が今後一層深まることが期待されると語った。

李小林会長が挨拶

泉田裕彦知事が挨拶

 王華総領事は、今年は中日国交正常化40周年にあたり、中日国民友好交流年でもある。この記念すべき年に、中日両国が田中角栄先生の故郷である新潟県柏崎市でこのように盛大な青少年友好親善サッカー大会を開催することは特別な意味をもっていると述べ、サッカーを愛する青少年たちには、この貴重な交流の場でたくさん学びあい、友情を深めあって、今後も平和を促進し、結んだ友誼を後世にまで引き継ぐ役割を果たすよう、中日友好のために大いに貢献してもらいたいと期待を寄せた。王華総領事は特に、福島県と四川省は、大地震により被災したという共通の経験があり、「困難な時こそ、真心が伝わる」という中国の諺にあるように、中日両国国民は、大きな災害に直面した際、同じ気持ちを携えながら、現在災害救助や復興などの面で力を合わせて困難を乗り越えようとしていると強調し、目の前にいる青少年たちから被災地である福島県と四川省の復興と、さらなる発展への自信と勇気を改めて深く感じるとともに、今後中日友好交流事業へ新たなコンテンツを一層増やし、さらなる原動力となっていってほしいと話した。

王華総領事が挨拶

 山口壮外務副大臣は来賓挨拶の中で、日中両国は長い交流の歴史を持っており、それぞれの分野において多くの相違点が存在しているが、両国国民は学びあい、相手に対する理解を深めながら友情を結び、かつて「遣隋使」や「遣唐使」などの素晴らしい交流の歴史を残したと強調した。そして日中国交正常化によって、両国の交流はより一層頻繁となり、友好関係はますます深まっている。このサッカー大会は日中国交正常化40周年記念事業として重要な意味を持っており、ぜひ両国の青少年たちに素晴らしいサッカーをしてもらい、このようなスポーツ交流によって両国国民の絆がさらに強まることに期待していると話した。

山口壮副大臣が挨拶

 また、開幕式には、上海歌舞団と地元の芸術団によってそれぞれ特色のある歌や演奏が披露された。

上海歌舞団による中国少数民族舞踊の披露

地元芸術団による「松浜太鼓」の披露

 最後に、李小林会長、王華総領事と山口壮副大臣、泉田裕彦知事はそれぞれ中国側と日本側を代表して互いにサインしたサッカーボールを交換した。また主催側からは両国の選手たちに記念Tシャツを贈呈した。

サッカーボールの交換

中国側から記念Tシャツの贈呈

日本側から記念Tシャツの贈呈

 8月19日、20日の二日間にわたり、5つの参加チームが新潟聖籠スポーツセンターで試合を行う予定である。

記念撮影

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