日本国民の全預貯金額は、10年以上連続で増加し続けています。
全国銀行協会の発表内容です。
この現状ははたして大丈夫なのか?、と憂いています。
というのも、日本でお金を銀行に預け続けることにメリットがないからです。
お金を銀行に預け続けた場合
日本政府が掲げている「物価上昇率2%」が実現した世界を仮定します。
100円の商品・サービスは、来年には102円へ値上がりすることになります。
このように、すべての商品・サービスの価格が2%上昇します。
すると、あなたの月の支出を10万円と仮定すると、来年には10万2千円が支出となるので、2,000円お金が出て行く計算になります。
あなたの収入を20万円と仮定すると、全てを銀行に預けた場合、金利が0.01%なので、20円お金が増える計算になります。
つまり、銀行に預けたことで収入は20円増えたけれども、支出が2,000円増えたため、1,980円を損したことになります。
いわゆる、目減りです。
目減り対策について詳しく知りたい方はこちら>>>何%の利回りで投資をすればお金が減らないのか計算してみた
現金以外の資産を持つ意味
現金以外の資産を持つことで、目減りを防ぐことができます。
例えば、不動産。
不動産の価値は、10年経ってもほぼ変わりません。
ましてや、土地の価値は永久に変わらない可能性が高いです。
家賃収入も魅力的なため、現金以外の資産としてはオススメです。
物価が上昇しているということは、相対的に現金の価値が減少しているということです。
現金の価値が減少する前に、価値が上昇している資産に現金を変換することを強くオススメします。
資産を持つための勉強に投資する
ただし、だからと言って、安易に現金以外の資産を持つことはオススメしません。
しっかりと資産の勉強をしてから、最適な方法で資産を持つことが重要です。
例えば、不動産は持つこと自体は簡単です。
しかし、不動産から利益を得ることはなかなか難しいのです。
様々なリスクを勉強して、リスクに対する打ち手を考えなくてはいけません。
不動産のリスクについて知りたい方はこちら>>>不動産投資で失敗しないために!知っておきたい9つのリスク
不動産の勉強をするなら、こちらの本をオススメします。
入門書としてわかりやすい表現で書かれており、内容も網羅されています。
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実践的な内容が知りたいという方であれば、こちらの本をオススメします。
銀行から融資を得る方法など、実施に不動産を購入するためのノウハウが書かれています。