中間貯蔵施設 大熊町側で完成し貯蔵始まる 福島

中間貯蔵施設 大熊町側で完成し貯蔵始まる 福島
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東京電力福島第一原発の事故に伴う除染で出た土壌などを保管する福島県の中間貯蔵施設のうち、大熊町側に保管する施設が完成し、28日から貯蔵が始まりました。
中間貯蔵施設は、福島県内各地で仮置きされている、除染に伴って出た土壌などの廃棄物を最大で30年間保管するための施設で、環境省が双葉町と大熊町にまたがるおよそ1600ヘクタールの土地で整備を進めています。

このうち大熊町側に土壌を保管する施設が完成し、28日から運び入れる作業が始まりました。

施設は深さが3.5メートル、広さが6000平方メートルあり、放射性物質の濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超える土壌を保管できるよう水を遮るシートで覆われ、28日、土がベルトコンベアに載せられて次々と運び込まれました。

環境省によりますと、中間貯蔵施設で保管する量は最大で東京ドーム18杯分に当たる2200万立方メートルに上る見込みで、今年度は県内各地から50万立方メートルを運び込む予定です。

視察した環境省の伊藤忠彦副大臣は、「ご協力いただけた地権者の皆様に深く感謝したい。作業を安全に進め、県内各地にある土壌などの廃棄物が入ったフレコンバッグを、少しでも早く生活圏から取り除きたい」と述べました。

中間貯蔵施設 大熊町側で完成し貯蔵始まる 福島

東京電力福島第一原発の事故に伴う除染で出た土壌などを保管する福島県の中間貯蔵施設のうち、大熊町側に保管する施設が完成し、28日から貯蔵が始まりました。

中間貯蔵施設は、福島県内各地で仮置きされている、除染に伴って出た土壌などの廃棄物を最大で30年間保管するための施設で、環境省が双葉町と大熊町にまたがるおよそ1600ヘクタールの土地で整備を進めています。

このうち大熊町側に土壌を保管する施設が完成し、28日から運び入れる作業が始まりました。

施設は深さが3.5メートル、広さが6000平方メートルあり、放射性物質の濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超える土壌を保管できるよう水を遮るシートで覆われ、28日、土がベルトコンベアに載せられて次々と運び込まれました。

環境省によりますと、中間貯蔵施設で保管する量は最大で東京ドーム18杯分に当たる2200万立方メートルに上る見込みで、今年度は県内各地から50万立方メートルを運び込む予定です。

視察した環境省の伊藤忠彦副大臣は、「ご協力いただけた地権者の皆様に深く感謝したい。作業を安全に進め、県内各地にある土壌などの廃棄物が入ったフレコンバッグを、少しでも早く生活圏から取り除きたい」と述べました。