日本人初!田辺誠一がNASA開発の重機の操縦に挑戦

ウルトラ重機3

10月28日(土)[BSプレミアム]後7:30

俳優・田辺誠一さんがウルトラな重機の迫力を体感するシリーズ第3弾「ウルトラ重機3」が、10月28日(土)に放送されます!

第1弾では、ドイツで全長620メートルもの世界最大の重機に出会い、第2弾では、カナダで昆虫のようなユニークな動きで木材を切る重機に出会いました。また、全長150メートルの風力発電機の洋上での組み立てにも密着。巨大な重機でミリ単位の繊細な作業をおこなうウルトラな技にも迫ってきました。

今回は、重機の開発技術において世界の先端をいくアメリカに初上陸! 特殊な地形での農作業を支える巨大コンバインをはじめ、今回もウルトラ重機がぞくぞく登場します。さらに、NASAが開発した惑星探査用の重機に、田辺さんが日本人として初めて乗り込むんだとか!

人はなぜこんなにもさまざまな重機を作り出してきたのか?
その答えを求めて旅をする田辺さんに、お気に入りの重機やロケでの思い出を伺いました。

想像を超えたスケールの重機に出会うと感動!


──田辺さんが重機を見るときには、どこに注目していますか?

まず、重機がもつ全体の存在感。次に細部のディテール、動きなどに注目します。

──いままで登場したなかで、好きな重機TOP3を教えてください。

1位は、「F60」という掘削作業に用いられる、圧倒的な大きさと存在感をもった重機です。このように想像をはるかに超えたスケールの重機が動いている姿を見ると、感動します。

世界最大の重機「F60」は、全長およそ620メートル、重さは31,300トン!

2位は「ウルトラ重機2」に登場した、木の皮を剥ぐ重機です。昆虫のようなフォルムと動きをしていて、森の中で活躍する姿は本当に生き物みたいでした。

「プロセッサ」は木材をはさみスライドさせることで、一瞬にして枝や葉をそぎ落とす重機。その姿はまるで食事するカマキリのよう! 全長9.9メートルもあります!

3位は、同じく「ウルトラ重機2」に登場したダンプカーです。形がかわいいのですが、僕たちが見慣れているダンプカーとは圧倒的に大きさ、積載量などが違います。さらにテキパキと動く姿は重量のわりに俊敏で、かっこよかったです。

この「ダンプトラック」の最大積載量はおよそ200トン、タイヤの直径は3メートルもあるんです!

──これまでのロケで驚いたこと、感動したことを教えてください。

何かの役割に特化した重機を作り出して、働かせる。その過程には、本当に多くの人が携わっていますので、そういった光景にいつも感動します。

どの重機も人里離れたところで活躍しているので、ときには車で8時間近くかかる場所に行ったり、10日間で8回も飛行機に乗って移動したりと、なかなか大変です。けれど普通では行けない場所なので、そこに行ける喜びは大きいです。

──今後見てみたい重機や、行ってみたい場所はありますか?

世界にはまだまだ見たことがない、想像もつかないような“ウルトラ重機”がいっぱいあると思います。北極や南極、アジアやアフリカ、さらに地球の反対側……どこまでも行って、その土地で人々のために活躍する重機が見てみたいです。

──「ウルトラ重機3」ではNASAが開発した重機に日本人として初めて乗ったそうですが、いかがでしたか?

まわりの風景も含めて、まるで本当に宇宙にいる気分でした。今まで乗ったどんな乗り物とも違い、予想がつかない方向に動くのでとても興奮しましたね。一度でいいから宇宙に行ってみたいと思いました。

NASAがテクノロジーを集結して開発したSEV。なんと田辺さん、日本人初の操縦に挑戦!

──最後に、第3弾の見どころを教えてください!

広大な大地、北米大陸で活躍する多くの重機が見どころです。港湾や農場、そして宇宙で活躍する重機をぜひご覧ください!

番組ではアメリカだけでなく日本の重機も登場。新幹線の安全を支えるドクターイエローによる「メンテナンス作業」に迫ります。さらに緻密な計算をしながら、巨大な重機を用いて安全かつ迅速に作業を進める、建築物の「解体作業」にも密着!

見ているだけでカッコイイ、用途や仕組みを知るとワクワクする。つい見入ってしまう“ウルトラ重機”の活躍を、今回も圧倒的な迫力映像でお届けします。どうぞお楽しみに!

「ウルトラ重機3」

【放送予定】10月28日(土)[BSプレミアム]後7:30

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