臨床現場では手を良く洗わない!こんなに不衛生でいいの?

瀉血療法を勉強中の学生が、臨床現場では手を良く洗わないなど滅菌対応を省略している状況を見てショックを受けています。これは現場では一般的なのでしょうか?=============================================

 

瀉血コースを受講する医学生:

私は今期の瀉血コースに参加していて、臨床現場に出て瀉血を実際に始め、他の人が血液を採取する様子を見ています。 私は現場での彼らの作業を見てぞっとしたわ。手を十分に洗わないし、最長5秒の場合はガーゼを再使用しているの!

これは授業で教えられたことに反しているわ。 病院では一般的なことですか?それとも私が完璧主義者なのかな?

どうか皆さん、自分の仕事や患者に対して、最善を尽くして ルールを守っていると言ってください!私は本当に失望しているわ。医学にさらに関わるようになっても、これ以上不満がでる仕事に出会わないことを願うわ。

 

カリフォルニアの医療関係者:

ええと、総じてイエスだね。だって、手袋を着用して静脈を感じとることはほとんど不可能だから。そして、注射の後に再利用した綿ボールでアルコールをふき取るけれど、何か問題があるかな。

他のすべてのことと同じように、何でもルールがあるのさ。がんばって!

 

瀉血コースを受講する医学生:

アドバイスをありがとう。でも意図が良く伝わっていなかったようなので、もう一度質問するわね。

必要なレベルの滅菌であっても、現場では省略することが一般的なのかを尋ねたかったの。

私は授業で、止血帯をつけた後に静脈を感じとり、手袋をはめてから瀉血部位を消毒するように教えられたわ。そして、消毒した箇所に触れてはいけない。その後は自然乾燥するのでアルコールをふき取る必要がないと教えられたわ。

 

私は、このルールが守られていないことを知らなかったわ。現場では手の洗い方が不十分か、全く洗っていない。さらに消毒後に瀉血部位に再び触れるのを見て、それはもはや消毒とはいえないと思ったわ。

私は単なる潔癖症なのですか? 先生から教えられたことは、正しいことだからルールとして守るべきでしょう?私は物事にはさまざまな方法があると理解しているつもりだけれど。

 

名無しの医療関係者1:

少量のアルコールだけでは無菌化されないので、重度の好中球減少患者以外は必要ではないよ。アルコール消毒は、患者の気分を良くするためのショーにすぎないよ!

 

名無しの医療関係者2:

私はずっと現場を悪い方に見てきたわ。

看護師の作業にショックを受けているスタッフもいたわ。 私は医療従事者はできるだけ慎重であることを望んでいるけれど、より実用的で時間節約のためには、省略も必要と考える人もいるわ。

私はまだ初心者で、彼らほど長く病院にはいないけれども、患者とのやり取りに関しては、できるだけガイドラインに従おうとしているわ。

 

ラスベガスの医師:

「アルコール消毒はショーだ」という意見があったけれど、だから致死注射をする前には、いまだにアルコールで腕を拭いているのだね。

 

名無しの医療関係者3:

医療現場では、作業の節約や省略は非常に一般的だよ。

面白いよね。最初は完璧主義の状態で医療現場に来ることがよくあるけれど、誰もそのままではいないよ。君が普通でないなら、1年後にこの記事をまた読んだときに笑うだろうけどね。

これは誰もが経験しなければならないことだけど、君は決して慣れないだろうと感じているよ。それは恐ろしいことだけど、君はきっと、この先も現場で「省略」することは平気にはならないだろうね。

 

だけど、君自身が判断して調整はできるよ。 結局のところ、君はルールと授業に基づいて考えているでしょう?アルコールを拭き取るのではなく、乾燥させなければならないという主張を裏付けるデータはあるのかい?君はその違いを定量化できる?

君が授業で教えられたことで、現実の世界では、患者のケアを最大限にする最善方法はどれかって、どうやってわかるのかな?

そのうち、時間と経験、さらに多くの教育や研究を重ねることで、患者にとって本当に重要なものは何か自分自身で評価することができるよ。それに従って自分で実践でき、他の人ともやりとりができる。

君の不満を防ぐ最良の方法は、他人を責めることではなく、皆が正しく行動できるよう、システムを簡単かつ迅速に変更することだと思うよ。

 

手袋を着用せずに患者に触れることは標準的ではないよ。君が手袋をしたいならすればいい。手袋をポケットに入れておけば、いつでも手袋を着用できるし。必要ないときもあるかもしれないけど、君の気分は良くなるでしょう。

でも血液採取の前にどんなにアルコールで消毒しても、無菌にはならないよ。それは不可能だから。 深呼吸をしてリラックスし、やるべきことを考えて集中しよう!

 

瀉血コースを受講する医学生:

あなたの洞察力に感謝するわ。

私は、いかに自分が口うるさくないかを気にしていたけれど、同時に、不注意で自己満足にならないように気をつけるわ。私の授業では、瀉血の国家試験に合格するための勉強をしているけれど、教えられたことと矛盾のある新しい情報も、常に取り入れられてほしいと願うわ。

私たちは、アルコールは本当の意味で無菌にするとは教えられていないけど、先生はより皮膚を清潔にすると表現したわ。そして、手袋をした指をアルコールで擦るようにも教えられたわ。

だけど消毒個所を再度触れる場合は、私が参考にした人たちは実践していなかったわ。単に手袋でそのまま触れているだけ。もしくは手袋を外して直に指先で触っている人もいたわ。

ただ冬の間は、病気を防ぐために、病院で働く人たちは衛生面にさらに注意を払っているようにみえたわ。

 

ワイオミング州の医療関係者:

私は2年間瀉血療法に従事してきたけれど、はじめたときに比べて考え方が確実に変わったわ。 私たちの病院では、手袋をラテックスから非ラテックスに切り替えたので、手袋をつけて静脈の動きを感じとるのはかなり困難になったの。

アルコール消毒した後は、私はふたつの理由でふき取っているわ。ひとつ目は、赤血球溶血の可能性を減らすため。ふたつ目は、患者が穿刺部位の痛みをなるべく感じないようにするためよ。

私は静脈を正常に動かすため、皮膚を指できつく抑えているわ。 アルコールパッドのみでは、皮膚表面の球菌を殺し、細胞残屑除去のための殺菌力は無いわ。血液培養を行う場合は、アルコールが入ったスポンジとヨウ素を使用しているわ。

医療現場では、患者の不快感軽減のために、予定外に何かを省略するといった状況は数多くあるわ。だから医療分野で生き残るためには、あなたは非常に柔軟であるべきだわ。

 

名無しの医療関係者4:

動悸は、心臓が鼓動を打つ時に起こるものだよ。

一方触診は、施術者が患者の容体を調べるために使用する4つの方法の1つ(聴診、触診、視診、打診)だよ。 アルコール拭き取りに関しては、殺菌のためではなくて、微生物数を減らして病原性を下げるためと考えられるよ。

私は通常、左の人差し指だけ手袋を切って静脈を感じているけれど、その後皮膚を指で触れても血はついていない。 そのやり方でずっと簡単に局所的に見ることができるよ。

前の投稿で誰かが言ったように、君が学校で教えられているものと実生活で学ぶものと違いがあるけれど、君は批判的思考を使って自分自身で判断するべきだよ。 がんばって!

 

アメリカ西部の医療関係者:

注射針を挿入し、残留アルコールが浸透しているときは地獄のように痛いことを、適任のインストラクターが君に教えるべきだね。 手袋を通して静脈を感じられるのは、練習のときだけだよ。もし穴のあいた手袋だったら、もっと簡単に瀉血できるかもしれないけど!

 

名無しの医療関係者3

もちろん、アルコールが蒸発するまでは痛いよね。だけど、ふき取ってしまうのだったら、痛いのはもっと短時間ですむでしょう。

 

「穴のあいた手袋があれば瀉血が簡単に済む」という意見についてだけれど、君が心配しているのが針刺しについてであれば素晴らしいことだね。だけど、僕が手袋をはめるは、その理由だけじゃないよ。

君はどんな非ラテックス手袋を使用しているのかい? 私はビニールでもOKだと思うけれど、ネオプレンだったら扱いははるかに難しいと思う。 もちろん、ラテックスが最も簡単だけれど、アレルゲンが気になるよね。

 

年長の医療関係者:

一般的に見たら、標準の作業は過大だとは思うよ。授業から現場へと変わったときのカルチャーショックは共通だよね。

だけど、注射のために手袋に穴をあける必要はないよ。それは看護師のすることだよ。僕は誰よりも静脈注射をしているけれど、めったにそれを行う医師を見たことはないよ。

 

アメリカ西部の医療関係者:

(「針刺しを心配して、手袋を着用しているわけではない」という意見に対して)

いや、義務付けられているから、君は手袋をはめているんだよ。とにかく、PVCとビニールがラテックスに最も近いようだけど、丈夫なので研究室ではネオプレンとニトリルを好んで使っているよ。見た目ではなくて、触った感触に頼って選ばざるを得ないね。

 

年長の医療関係者:

実際に触ったときの感触は大事だよね。静脈注射には厳しいルールはそれほど多くないけど、自分の経験でいうと、とても難しくて急を要するものもあるよ。

どんなに血管が大きく青く見えたとしても、自分自身で感じとってから打つ必要があるよね。

手袋を着用する理由はたくさんあるよ。針刺しは一般的ではないけれど、血が散在することは普通だよ。(管理が十分でない私の仕事場では非常に一般的だよ。)

君自身にもしささくれの痛みがあるときに、自分の手に、他人の血液をつけたくないだろう?手を洗うまでは、その血液は体内に留まってしまうのに、その手でさらに傷があるかもしれない自分の顔、首、腕などに触れることができるかい?

 

医療訓練で最近は、ヒステリーなくらい血液感染について教えているよね。まるで手袋をしない手で患者の肩を触ったら、君自身や患者が死んでしまうかのように。 だけど、手袋自体は良いものだよ。愛する人々が待つ家にまっすぐ帰れることが一番だから。

 

ケニアモンバサの医療関係者:

ああ、初心者の困惑だね。10年経っているけれど、とても良く覚えているよ!

 

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医療現場では、血液採取の際に、授業で教えられる標準とは異なる場合が多々あるという意見が多くありました。上記のように、実際に現場で自分がどう作業するかは、経験を積み自分自身で判断すべきということなのでしょう!

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