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顔認証システムをハッキング、たったの2分半 女子学生が上海の大会で実演
2017年10月28日 15:23 発信地:中国
【10月28日 CNS】世界最高峰のハッキングイベント「GeekPwn2017大会」が24日、中国・上海(Shanghai)で行われた。GeekPwnは国内外からトップレベルのホワイトハッカー(善良なハッカー)集団が集まり、セキュリティやシステムのぜい弱性を実演で示すイベントだ。
この大会の参加者で、「90後」と呼ばれる1990年代生まれの女性ハッカーは、顔認証システムのぜい弱性を利用し、たった2分30秒で誰の顔を使っても鍵が開くようにしてしまった。浙江大学(Zhejiang University)コンピューターを専攻している学生だという。
現在、顔認証は我々の生活に入り込んできており、モバイル決済、携帯電話のロック解除、会社、乗り物などさまざまな場面で応用され始めている。しかし、テクノロジーの発展とともに、それに伴うリスクも大きくなっているということを忘れてはならない。(c)CNS/JCM/AFPBB News
※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。