直木賞作家・佐々木譲さん初の法廷小説が原作で、永作博美さん主演のサスペンスドラマ。
ストーリーは、突然消えた恋人を忘れられず、ずっと行方を捜していた高見沢弘志だが、老人の不審死が連続して起こる中、捜査線上に元恋人だった家事代行の山本美紀が浮上する。だが、無罪を主張する美紀は裁判中に突然黙秘し、事件は迷走していく。美紀の人物像は十人十色。果たして、彼女は悪女か、淑女か・・・
WOWOWドラマらしいハラハラドキドキのストーリー展開でした。
このドラマは、過熱報道するマスコミや貧困などの社会問題をたくさん盛り込んだドラマになっています。
なぜ、彼女が口を閉ざしたのか？真相が明らかになるにつれ、いたたまれない気持ちになります。
誰にでも起こりうる事なので、ちょっと考えさせられました。
人の心は、社会という得体の知れない大きな波にあらがえるのか？なんてね・・・
その中で、気になった俳優さんは弁護士・矢田部完役の田中哲司さん。悪役から正義の味方まで何でもこなす俳優さんですけど、このドラマの中で見せるキリッとした眼差しがスゴく格好良かった。
僕にはそんな目力はないけど、ちょっと練習してみようかな（笑）