自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省

自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省
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日産自動車に続き、SUBARUも資格のない従業員に車の出荷前の検査をさせていたことが明らかになりました。国土交通省は日産とSUBARUに再発防止策の徹底を求めるとともに、不正が相次いだ検査制度の見直しも検討することにしています。
SUBARUは、27日群馬県太田市の工場で、資格がない従業員が車の出荷前の検査を行っていたとして、週明けにも国土交通省にすべての車種、合わせて25万台余りのリコールを届け出る方針を明らかにしました。

検査の不正は、日産でも明らかになっていますが、SUBARUでは現場の実習などで一定の知識と技能を習得すれば、資格を取得する前の従業員でも検査できる仕組みになっていました。
吉永泰之社長は記者会見で「30年以上前からこの仕組みで、まずいという認識がないままやってきた」と述べました。

不正が発覚した検査は、車の安全性を最終的にチェックするため、国がメーカーに義務づけているものですが、運用はメーカー側に任されていて、検査に必要な資格の基準があいまいだという指摘も出ています。

このため国土交通省は、日産とSUBARUに再発防止策の徹底を求めるとともに、不正が相次いだ検査制度の見直しも検討することにしています。

自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省

日産自動車に続き、SUBARUも資格のない従業員に車の出荷前の検査をさせていたことが明らかになりました。国土交通省は日産とSUBARUに再発防止策の徹底を求めるとともに、不正が相次いだ検査制度の見直しも検討することにしています。

SUBARUは、27日群馬県太田市の工場で、資格がない従業員が車の出荷前の検査を行っていたとして、週明けにも国土交通省にすべての車種、合わせて25万台余りのリコールを届け出る方針を明らかにしました。

検査の不正は、日産でも明らかになっていますが、SUBARUでは現場の実習などで一定の知識と技能を習得すれば、資格を取得する前の従業員でも検査できる仕組みになっていました。
吉永泰之社長は記者会見で「30年以上前からこの仕組みで、まずいという認識がないままやってきた」と述べました。

不正が発覚した検査は、車の安全性を最終的にチェックするため、国がメーカーに義務づけているものですが、運用はメーカー側に任されていて、検査に必要な資格の基準があいまいだという指摘も出ています。

このため国土交通省は、日産とSUBARUに再発防止策の徹底を求めるとともに、不正が相次いだ検査制度の見直しも検討することにしています。