しかし、京都の食事というのは基本的に薄味なので、自分の口には合わないことが多いし苦痛な時がある。
どうにもならないから、生牡蠣とレモンを買って口に流し込んでいる。
恐らく、もっとも多くの人間が得られる可能性がある快感が食事なのだろう。
セコガニがもうすぐスーパーに並べられるので、出来る限りカニのことだけ考えて楽しみにするべきだが色々と考えさせられる事が起きる。
ある授業を受けていると、講師が「〇〇は反日」とか言い出して口に含んでいたコーラが口から湧き出そうになった。
普段から学生は何も聞いていないか、性的魅力をアピールするために胸でも膨らませているだけだから大した影響はないだろう。
ただ、いくら頭の悪い大学の授業でも「~は反日である」という文脈を大真面目に言っているのを聞くのは驚きだ。
いつも自分自身は国家が強くなったところで、自分が強くなるわけではないと思っている。
国家と自分はイコールではないし、現状の日本国が「強く」なったところで個人は搾取されるだけだと感じている。
自分は、なんだかんだ進学校に通っていたが早慶には行けなかった。
顔の良いマナカちゃんは行けたし、今頃ペニスを舐め繰り回して自己肯定感の海にでもいることだろう。
自分は球技大会が強いクラスにいたが、自分は脳に障害でもあるのかしらないが運動神経は最悪だったから舌打ちと嫌味を浴びせられるだけだった。
集団がたとえ強くとも、自分自身が幸せになれたことは殆どない。
だから、自分は国家が強くなるというのに胡散臭さしか感じない。
とても羨ましいし、妬ましく思う。