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[裏技編]長期滞在中の海外旅行保険は7枚のクレジットカードで乗り切れるか!? +国民健康保険も使える!?

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海外に3ヶ月〜1年半の長期滞在。病気やケガの保険に関するレアな情報

1年のほとんどを海外で暮らすようになって、まもなく5年になります。数年前に比べて、同じようなライフスタイルを送る日本人に会うことも増えてきました。

バックパッカーやロングステイヤーの皆さんとの話の中でよく出るのが、「海外旅行保険選び」のこと。急に病気になったり、ケガをしたりしたときどうするかという問題です。これは、短期・長期に関わらず大事な問題ですよね。

この記事は、実体験に基づくとてもレアなもの。

一般的な付帯保険だけでなく、ごく一部のカードにしか付いていない裏技タイプの付帯保険、そして、実は海外旅行でも役立つ国民健康保険・社会保険の話です。

短い旅行でもきっと役立つ情報だと思います。海外旅行に行く予定があるなら、是非覚えておいて損はない内容ですよ。

掛け捨て海外旅行保険のメリット・デメリット

一般にAIUを始めとする掛け捨ての「海外旅行保険」というのがあります。最近すごく保険料が高いですよね。

確かに補償は手厚いのですが、反面、保険料が高い。1年なら、20~40万円くらいします。現地でバイクが一台くらい買えてしまいます。また、1週間以内の海外旅行でも、掛け捨ての海外旅行保険は高額です。

この記事は、この掛け捨て「海外旅行保険」が、もったいなく感じる人にお得でレアな情報を提供します。

クレジットカードの付帯保険(裏技タイプ)がオススメ

そこで、わたしがオススメしているのが、クレジットカードの付帯保険です。なーんだと思われるかもしれませんが、今回ご紹介するのは普通の付帯保険の話ではありません。裏技と呼ばれるタイプの付帯保険の話です。+海外でも使える国民・健康保険の話です。

ただ、クレジットカードにある一般的な付帯保険について詳しく知らない方のために、海外旅行付帯保険について簡単に説明しておきたいと思います。ご存じの方は読み飛ばしてください。

クレジットカードのサービスの一つとして、海外旅行付帯保険というものが付いているカードが結構あります。わざわざ掛け捨ての海外旅行保険に加入しなくても、旅行中のケガや病気の費用を補償してくれるものです。

主に3種類のタイプがあり、 

  1. 自動付帯タイプ(最低1枚は持っておきたい)
    出国と同時に海外旅行保険が自動的に適用される。出国時用に1枚は持っておきたい。これも、複数枚重ねることで補償を厚くできる裏技があります。

  2. 「国内利用」付帯タイプ(あまりオススメできない)
    出国前に、「国内」で航空券やツアー代金を該当カードで支払っていることなどを条件に、海外旅行保険が適用される。あまりオススメできない。

  3. 「海外利用」付帯タイプ(裏技タイプ・何枚でも持ちたい)
    「国内利用」付帯タイプの条件の他に、海外で現地の公共交通機関の支払いにカードを利用することで海外旅行保険が適用されるタイプ。使い方次第で、長期滞在者に役立つカードになる

クレジットカードの付帯保険は、掛け捨ての海外旅行保険に比べ補償額は劣りますが、少額の年会費で疾病やケガの治療費をサポートできます。

中には年会費無料というお得なクレジットカードもあります。高額な医療費を請求されるアメリカに行くのでなければ、まずは安心して使えます。

しかし、1番目のようなタイプの海外旅行付帯保険だけでは長期滞在を楽しめません。というのも、自動付帯タイプの保険のため、出国から約90日以内で有効期限が切れてしまうからです。

ですから、90日以上海外旅行を楽しみたい人、いわゆる長期滞在者(ロングステイヤー)とっては力不足なクレジットカードといえます。

そこでオススメなのが、3番目の「海外利用」の保険付帯タイプ(裏技タイプ)のクレジットカードです。これをできるだけ多く持っておくことで、海外旅行を長く、安心して楽しむことができるというわけです。

「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)のクレジットカードとは?

実はこの「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)のクレジットカードは一般的にあまり知られていません。というのも、長期滞在する人でなければ、あまりメリットのないサービスなので一般の人には人気がありません。

このタイプのクレジットカードは、出国後に地元の公共交通機関の支払いをカードですることにより、その瞬間から海外旅行保険が約90日適用されます(後述しますが、国内で公共交通機関の支払いに利用してしまうと出国時から保険が適用されてしまうので注意が必要です)

ですから、このタイプのカードを90日ごとに上手く繋いで行くことにより、カードの枚数だけ海外旅行保険を長きに渡って利用できるというわけです。

公共交通機関とは?

「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)の説明には「現地公共交通乗用具」つまり「現地の公共交通機関」をカードで支払うことで、保険をスタートできるとあります。

現地の公共交通機関であればなんでもいいというわけではなく、時刻表ダイヤによる運行をしている公共交通機関である必要があります。

路線バス、長距離バス、飛行機、電車、地下鉄、フェリーなどがこれに該当します(タクシーやUberなどは会社によっては受け付けてくれないところがあるので注意が必要です)。

ですから、90日に1度、1000円くらいの切符をカードで支払う。それだけで、海外旅行保険が適用されるのです。もしこれが掛け捨てなら90日で4万~20万円くらいします。

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「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)のカードを複数枚持つことで、1年以上帰国なしで海外旅行保険を使える

たとえば、自動付帯のカード1枚、海外利用保険付帯タイプ(裏技タイプ)のカードを5枚持っていれば、90日×6枚で540日。つまり、1年半帰国なしで海外旅行保険を使うことも可能というわけです。

 

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もう少し詳しく説明しましょう。まず、自動付帯Aカードで出国すると自動的に90日の海外旅行保険が適用されます。

90日経ったら、現地の公共交通機関をBカード(海外利用付帯)で支払います。そうすると、その日からさらに90日間の海外旅行保険が適用されます。

Bカードで90日間が経過した180日目に、今度はCカード(海外利用付帯)で公共交通機関を支払い…とやっていく。つまり、カードの枚数だけ海外旅行保険の適用期間が伸びていくというわけです。

掛け捨てなら20~60万円、クレジットカードなら1,2万円

仮に1年半の旅行で掛け捨ての海外旅行保険に入った場合、一般的なタイプで、だいたい20~60万円します。

しかし、クレジットカードの付帯保険ならトータルのコストが1,2万円程度で可能というわけです。

もちろん、補償は掛け捨ての方が強いですが、コストを削減しつつも保険にはきちんと入っておきたいという方にクレジットの付帯保険はオススメです。

クレジットカードの保険は、日本に帰国することによってリセットされます。ですので、また新たに出国した際は、以前と同じように一から海外旅行保険を利用できるというわけです。

キャッシュレス診療可のカードを選ぼう 

今回ご紹介するクレジットカードはすべてキャッシュレス診療をサポートしています。

キャッシュレス診療をサポートしていないと、自腹で医療費を建て替えて、日本で保険金の支払いを待つというスタイルを取るためリスクが高いのです。

キャッシュレス診療なら、お金を一円も建て替えることなく、カード会社が病院に支払いをしてくれるので、色んな意味で安心です。 

実際に使ってみて良かった海外旅行保険(海外利用)付帯クレジットカードを紹介 

それでは、大変前置きが長かったのですが、わたしが5年近い海外長期滞在旅行の中で、実際に海外の病院でキャッシュレス診療に使用できた9枚のカードをご紹介したいと思います。

このうち自動付帯1枚、利用付帯6枚のカードを組み合わせることで、最長630日(約1年9ヶ月)帰国せずに海外旅行保険を利用できます。

それでは、海外長期滞在、バックパッカーにオススメの海外旅行保険付きクレジットカード9選をご紹介したいと思います。

まずは、出国時の最初の一枚。短期・長期問わず、作っておきたいカードです。以下は自動付帯タイプ最強のカードです。

1-1.セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレスカード

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セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレスカードは、年会費3000円以下のカードの中で、圧倒的に高額の治療費を補償してくれるクレジットカードです。

1つのケガや病気に対し300万円の補償というのは、年会費1万円レベルのカードにしか付いていない特典なのです。

こちらのカードは自動付帯タイプなので、出国と同時に自動的に海外旅行保険が適用されます。ですので、入り忘れ等がなく、安心。

旅行に是非とも連れていきたいカードです。なお、保険は帰国する度にリセットされますので、1年に何度旅行しても保険が有効になります。

もし、補償に不安があるなら、次に紹介する年会費無料のエポスカードVISAを追加で持っていけばOK。そのうえ、ケガの保険が500万円、病気の保険が570万円と補償を重ねることができるので、さらに安心ですよ(これについては、後述します)。

また、セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレスカードには、帰国時のスーツケースなどの荷物を空港から自宅へ無料で配送してくれるサービスが付いています。

このカードは旅行者にとって、かなりうれしいカードの一つです。

 

カード名

セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレスカード

年会費

3000円 ※初年度無料

保険タイプ

自動付帯(海外出発時に自動的に保険適用)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

3000万円

障害・疾病の治療費

300万円

賠償責任

3000万円

携行品損害

30万円

救援者費用

200万円

ショッピング保険

100万円

保険会社

損害保険ジャパン日本興亜(海外旅行保険)

発行までの日数

即日~最短3営業日

Webで申し込んで、お近くのセゾンカウンターで受け取れば、即日利用可能。

その他

海外での利用はポイント還元率2倍。帰国時の手荷物無料宅配サービス。オンライン・ネット・プロテクション

 

 

1-2.[年会費無料カード最強]エポスカードVISA(マルイ系カード)

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エポスカードはマルイ系のクレジットカード。

補償が、疾病270万円、傷害200万円と年会費無料のカードでは考えられないようなサービスが付いています。東南アジアに旅行するなら、これ一枚で十分。

もちろんVISAカードなので、クレジットカードを使えるお店なら、ほぼ使えるといっても過言ではありません。海外旅行通には人気のカードの一つです。

でも、ヨーロッパなどに行く予定があるなら補償額という意味で、先に紹介したセゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレスカードの2枚持っておくと安心です。

なお、エポスカードも自動付帯タイプなので、出国と同時に保険が適用されます。入り忘れの心配がないのがうれしいところ。

あと、忘れてはいけないオトクな点として、エポスカードはマルイの看板カードなので、年4回の会員限定セール(マルコとマルオの7日間)で10%OFFになるほか、マルイ・モディ内の無印良品の10%OFFセールと重なれば20%OFFで無印良品が買えますよ。

カード名

エポスカードVISA

年会費

無料

保険タイプ

自動付帯(海外出発時に自動的に保険適用)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

500万円

障害・疾病の治療費

疾病270万円、傷害200万円

賠償責任

2000万円

携行品損害

20万円

救援者費用

100万円

ショッピング保険

無し(別途年1000円で50万円補償可)

保険会社

三井住友海上火災保険(海外旅行保険)

発行までの日数

即日受取可

ネットで申込後、近くのマルイで受け取り可

その他

メールで利用通知あり。

 

1-3.[旅をリッチにする]楽天プレミアムカード

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楽天プレミアムカードについてもっと詳しく知る 

カード名

楽天プレミアムカード

年会費

10800円(税込)家族年会費540円(税込)

保険タイプ

自動付帯(家族カード会員は国内利用付帯)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

3000万円(2000万円 家族カード会員)

障害・疾病の治療費

300万円(200万円 家族カード会員)

賠償責任

3000万円(2000万円 家族カード会員)

携行品損害

30万円(20万円 家族カード会員)

救援者費用

400万円(200万円 家族カード会員)

家族カードの注意点

家族カード利用者は国内利用付帯のみ。

この場合、空港に行く道のりの中でタクシーや鉄道でカードを一度でも使用すれば適用されます。たとえば、共通電子乗車カード(SUICA,ICOCAなど)を楽天カードでチャージし、乗車するなどすれば海外旅行保険が適用されます。

楽天カード: 家族カードご利用ガイド

保険会社

三井住友海上火災保険(海外旅行保険)

発行までの日数

最短3営業日

その他

プライオリティ・パス使い放題に無料で申し込み可(同伴者は別途3000円)、国内空港ラウンジ、カード利用お知らせメール、国内手荷物配送無料2回(ここまでは本会員のみ)。海外デスク、不正利用対策。

海外旅行保険自動付帯カードで一番オススメなのは、この「楽天プレミアムカード」です。このカードは海外長期旅行者にとって保険以外の魅力があるので、ちょっとだけご紹介させてください。

このカードは「プライオリティ・パス使い放題!特典」だけで、十分元が取れるお得なカードです。このプライオリティ・パス会員になるのに普通は1年間99ドル+1回の使用料27ドルが必要です。しかし、楽天プレミアムカード会員なら、年会費399ドルのプレステージ会員(プライオリティ・パス使い放題!)同様の資格があるカードを無料で入手できます。もうその時点で元が十分取れます。

同じサービスは、以前AMEXのプラチナカードで経験しましたが、年会費はなんと13万円。楽天プレミアムカードは年会費1万円で付いてくるとあってびっくり仰天。

そうなんです。1万円の年会費でプライオリティ・パスが付いてくるクレジットカードは楽天プレミアムカードだけです。

プライオリティ・パスとは?

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海外を旅する人は、1年に飛行機に何度も乗ると思います。乗り継ぎがある場合や待ち時間が多い時、ターミナルのベンチで待つのはハッキリ言ってしんどいもの(毎回ビジネスならそんなことないですが)。

世界120カ国400以上の都市や地域で、900カ所以上の空港ラウンジが利用できる会員制ラウンジ「プライオリティ・パスの使い放題プラン」に無料で加入できます。

楽天プレミアムカードが届いたら、Web会員ページからプライオリティ・パスを申し込むと、会員カードが自宅に送付されます。

このプライオリティ・パス会員カードが一枚あるかないかで、旅のクォリティー、疲労感が全然違います。

このプライオリティ・パス専用ラウンジは、高級感あふれるラウンジ空間で、軽食、ビール、ドリンク、デザートなどが無料。シャワーも使えます。ふっかふっかのソファーで仮眠もできます。もう、一度使ったらやみつき。

わたしはエア・アジアやキャセイ・パシフィックをよく利用しますが、クアラルンプルのLCCターミナルにまでこの高級ラウンジがあった時には、本当に落ち着いた気持ちになりました。これまで20以上の空港でラウンジを使いましたが、もう楽天プレミアムカード最高!という気分です。

なお、家族会員は、本人の同伴者扱いで3000円で利用できます。

手荷物宅配サービス

出発時に自宅から空港へ、または到着時に空港から自宅へ手荷物(スーツケース)を1個年2回まで無料で宅配してもらえるサービスです。使用できる空港が羽田・成田・中部・関空と限られていますが、これだけでも旅の往復がかなり楽です。

安心の海外旅行保険

上の表にあるように、出国した時から自動的に保険に加入される自動付帯サービス。保険のことは何も考えずに飛行機に乗れます。

一番良く利用するケガや病気の際の治療費も1つのケガや病気につき300万円が補償されるので、まずは安心です。

楽天プレミアムカードについてもっと詳しく知る

 

ここからは、いよいよ「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)のご紹介です。3ヶ月以上の長期滞在の方は必見です。

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2.JCB一般カード [JCB EXTAGE カード (学生の場合)]

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まず最初にオススメしたい「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)カードは、「JCB一般カード」です。

海外で使えるお店はVISAやMasterCardにはかないませんが、主要国、主要都市の公共交通機関ならまず大丈夫。それと、JCBはカードのランクに関係なくサービスデスクの対応が素晴らしいので、海外で何かあった時には本当に頼れるカードです。

そんなJCBプロパーカードの中で「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)のカードは「JCB一般カード」(29歳以下ならJCB EXTAGE カード、JCB EXTAGE GOLD カードも可)のみです。

なお、カードが届いたらすぐにMyJCBにログインし、MyJチェック(カードご利用代金明細書送付停止)をすることも海外旅行保険適用の条件になっていますので、かならずチェックするようにしましょう。

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MyJチェックを忘れずに!

カード名

JCB一般カード

年会費

1250円 ※初年度無料

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

3000万円

障害・疾病の治療費

100万円

賠償責任

2000万円

携行品損害

20万円

救援者費用

100万円

ショッピングガード保険

100万円

保険会社

損害保険ジャパン日本興亜(海外旅行保険)

発行までの日数

オンライン口座設定で最短即日発行

その他

条件により翌年の年会費も無料。ApplePayに対応。

付帯保険内容をもっと詳しく知りたい場合はこちら

JCB一般カードについてもっと詳しく知りたい場合はこちら

3.エムアイゴールドカード VISA/AMEX(三越伊勢丹デパート)

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エムアイカードは三越伊勢丹グループのクレジットカード。ここのゴールドカードは「海外利用」保険付帯タイプ(裏技タイプ)です。年会費1万円クラスのカードの中でもトップクラスの補償内容です。

家族会員にも同じ補償内容が付きますので、家族で旅行される方は同時に入会されることをオススメします。また、AMEXも選択できます。海外利用保険付帯タイプ(裏技タイプ)でAMEXを作れるのはココだけです。アメリカに行かれる方にはAMEXがオススメです。そうでなければVISAが無難です。

また、ここのカードの魅力は店舗にて約60分で入会できる点。お近くに三越伊勢丹系のデパートがあるなら、海外旅行直前の駆け込みでも間に合います。

 エムアイカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

カード名

エムアイゴールドカード VISA/AMEX

年会費

10000円

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

5000万円(事故死・後遺障害のみ「自動付帯」のため、出国後から90日のみ有効)

障害・疾病の治療費

300万円

賠償責任

5000万円

携行品損害

100万円

救援者費用

400万円

ショッピング保険

300万円

保険会社

損害保険ジャパン日本興亜(海外旅行保険)

発行までの日数

店舗にて約60分で発行

その他

三越伊勢丹系デパートで最大10%のポイント。会員制レストラン予約サービス

付帯保険に関する詳しい情報はこちら

エムアイカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

 

4.セディナカードクラシック [セディナカードファースト(18~25歳の場合)]

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セディナは旧OMC(ダイエー系)がCFカードとクオークを合併して生まれた、三井住友系のカード会社。なので、ダイエー、セブン、イトーヨーカドーなど毎日のショッピングのポイント集めにもピッタリのカードです。

年会費1000円と低額ながら、補償内容は充実。長期海外旅行を計画している方はぜひ一枚作りましょう。

また、年会費が3000円かかってしまいますが、JCB・VISA・MasterCardでそれぞれ3枚作ることができます。1期間で使うなら、それぞれのカードで公共交通機関を利用する必要がありますが、その場合、補償は3倍になります。

また、3枚のカードを90日ごとに使用することで、保障期間を伸ばすという使い方もできます。

もちろん、海外旅行中もVISA・Master・JCBどれをとってもガンガン使えます。とはいえ、一枚だけ選ぶなら断然VISA。海外では使える店舗数が圧倒的です。

長期の海外旅行には必携のセディナカードクラシックなのです。

カード名

セディナカードクラシック JCB/VISA/Master

年会費

1000円

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

1000万円

障害・疾病の治療費

100万円

賠償責任

1000万円

携行品損害

10万円

救援者費用

100万円

ショッピング保険

50万円

保険会社

三井住友海上火災保険(海外旅行保険)

発行までの日数

約2週間

その他

ApplePay対応

JCB・VISA・MasterCardで最大3枚のカードを同時発行できる。

付帯保険に関する詳しい情報はこちら 

5.ベルメゾンメンバーズカード (VISAのみ)

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ベルメゾンメンバーズカードは、カタログ通販大手、千趣会のオンラインサイト「ベルメゾン」の会員カード。まずは、ベルメゾンに会員登録をし、何か買物をしてからクレジットカードに入会すると審査も確実な気がします。

収入の無い主婦や学生でも、収入のある世帯主と暮らしているなら、比較的簡単に審査が通るのもこのカードのメリットです。ただ、ケガや病気の際の補償が50万円と、このカード1枚ではちょっと頼りない感じがします。

でも、長期滞在になると、ちょっとした風邪や腹痛で病院にかかりたい時もあります。そんな時には、この1枚で十分フォローできます。

その他の補償は安心できるレベルです。たとえば、骨董品屋で2000万円の壺を割ってしまったとしても、補償してもらえます。

ベルメゾンメンバーズカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら 

カード名

ベルメゾンカード VISAのみ保険有り

年会費

年会費無料

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

2000万円

障害・疾病の治療費

50万円←安い

賠償責任

2000万円

携行品損害

15万円

救援者費用

100万円

ショッピング保険

100万円

保険会社

三井住友海上火災保険(海外旅行保険)

発行までの日数

最短3営業日

その他

 

 

 

6.リクルートカード (JCB / VISA or MasterCard )

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数ある海外利用付帯(裏技タイプ)カードの中で、一番のオススメはこちら。リクルートカードです。年会費が無料で、ネットで簡単に申し込める。なのに、充実の補償内容。さすがはリクルート様です。

ここのカードはJCBで1枚、VISAかMasterCardで1枚、計2枚作れます。2枚作れるということは、補償を2倍にできるということです。

そのためには、それぞれのクレジットカードで公共交通機関の支払いをする必要があります。それでもせいぜい1回2、3000円程度でしょう。

ですので、長期旅行者には一押しのクレジットカードなのです。

ちなみに、リクルートカードならではのメリットとしては、ホットペッパーグルメやビューティーを利用したときのポイント還元率が素晴らしい! 年末にこっそりポイントも貯まります。

カード名

リクルートカード

年会費

無料

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

2000万円

障害・疾病の治療費

100万円

賠償責任

2000万円

携行品損害

20万円

救援者費用

100万円

ショッピング保険

200万円

保険会社

損害保険ジャパン日本興亜(海外旅行保険)

発行までの日数

最短3営業日

その他

リクルートカードJCB + リクルートカード(VISA か MasterCard)の2種類発行可能。

 

7.三井住友 VISAクラシックカード (VISA/MasterCard)

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三井住友VISAクラシックカードは、正真正銘のVISAカード。今までご紹介したのは提携カードといいますが、このカードは本物のVISAです。

ただそれだけなんですが、海外旅行保険の裏技が使えるのは、ゴールドでもプラチナでもなく、このクラシックカードのみ。

ただ、ベルメゾンカードと同じく、このカードの弱点はケガ・病気の際の補償が薄いこと。メリットが多いカードではありませんが、作りやすいカードですのでオススメです。

カスタマーサービスの対応はJCB一般カードにはおよびませんが抜群です!

※要注意:クラシック「A」カードは利用付帯タイプではありません。似ているので間違えないようにしましょう。また、VISAとMasterの2枚作っても、補償額は1枚分です。

三井住友VISAクラシックカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

カード名

三井住友VISAクラシックカード

年会費

1250円(税別)初年度無料

保険タイプ

利用付帯(海外利用付帯裏技タイプ)

キャッシュレス診療

事故死・後遺障害

2000万円

障害・疾病の治療費

50万円←安い

賠償責任

2000万円

携行品損害

15万円

救援者費用

100万円

ショッピング保険

100万円

保険会社

三井住友海上火災保険(海外旅行保険)

発行までの日数

最短3営業日

その他

現地の公共交通機関としてタクシーの利用も可。ApplePay利用可。

付帯保険に関する詳しい情報はこちら

三井住友VISAクラシックカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら

補償額が低いというデメリットをカバーする裏技

意外と知られていないのですが、クレジットカードの補償額というのは上積みできます。自動付帯のカードを2枚持っていれば、出国時に2枚のカードが同時に海外旅行保険の適用になります。

 

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利用付帯にも同じことが言えて、公共交通機関をそれぞれのカードで同日に購入すれば、補償を上積みすることが可能なのです。

但し、死亡・後遺傷害補償はそれぞれのカードのうち、一番高い補償のみの適用になり、補償を重ねることはできません。

一般にクレジットカードの海外旅行保険の補償は薄く、掛け捨ての海外旅行保険の補償は厚いというイメージがありますが、このようにちょっと工夫すると、クレジットカードの補償も厚くすることができます。

もちろん、アメリカのように、盲腸に600万円もかかるような国に行くならクレジットカードの保険は正直オススメできません。骨折なんかした日には、治療してもらえないんじゃないかと思います。

少なくとも東南アジア中心に旅行をされるなら、クレジットカードの保険で十分のように思えます。はや5年近く海外にいる中で、掛け捨ての必要性を感じたのは、最初の一年目だけでした。

特に長期滞在の人は、入院レベルの病気が分かったら、日本に帰ればいいだけです。

でも、海外旅行中も一番有名なあの保険が使えるってご存知でしたか?

海外で、日本の健康保険(国民健康保険・社会保険)が使える!?

実は、海外でも日本の健康保険が使えることを知らない方は結構いらっしゃいます。

日本の健康保険で適用される範囲内の医療に関しては、3割負担で海外の医療を受けることができます。

これは現地で3割負担というわけではなく、一旦全額建て替えて日本で役所に請求する必要があったり、書類を揃えるのがちょっと面倒だったりしますが、大きな病院であれば親切に協力してくれるところもあります。

ですから、クレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーできなかった部分も、日本で適用される範囲内とはなりますが、書類さえ揃えれば7割返ってきますので安心です。

海外の長期滞在者にとって、病院に行くメリットは腹痛や頭痛、感染症などにかかったと思われる時がメイン。手術もせいぜい盲腸です(タイで50万円、フランスで100万円くらい)。なので、そんなに厚い補償は必要ないことが多いのではないでしょうか。

それに、手術を要するような病気が見つかった時には、海外で治療するよりも応急処置だけしてもらい、日本にすぐ帰国し、手術した方が安心です。

そういった意味で、クレジットカードの付帯保険は300万くらいあれば十分と言えます。もちろん、判断は人それぞれ異なると思いますが。

以下のサイトは海外で健康保険の書類を用意する方法です。参考になると思います。

 

海外利用付帯タイプ(裏技タイプ)の注意点

海外で利用付帯裏技を使いたいときは、そのカードは日本で絶対に使わないようにしてください

たとえば、国内で公共交通機関の支払いや旅行関係の費用に利用してしまうと、出国時から海外旅行保険が適用されてしまいます。

ですので、海外利用付帯(裏技タイプ)の保険を効かせたい時まで(つまり海外で公共交通機関の支払いに使用するまで)、旅行関係のことにカードを使用しないのが得策です。もちろん一般のショッピングは関係ありません。

海外旅行保険の正解とは?

結局、掛け捨てタイプとクレジットカード、海外旅行保険はどっちがいいの?  とよく聞かれますが、答えはありません。

 

掛け捨てタイプは補償が手厚いのが魅力ですが、クレジットカードは保険料が圧倒的に安く済むのが魅力です。渡航先、生活スタイル、予算などを総合的に考えて、ご自分にピッタリの保険を利用することが賢い海外旅行保険との付き合い方だと思います。

もちろんアメリカに行くなら、もう絶対に掛け捨てタイプになると思いますが。

それでは、みなさんも素敵な海外旅行をお楽しみください。

 

    

 

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