その昔、Twitterなどでも話題になったことで既に多くの方がご存知かと思われますが、宝塚歌劇団には『ブスの25箇条』というものがあるそうです。
トップスターだった貴城けいさんという方の本に載っていた訓戒のようなもの。最近久々にその25箇条を目にする機会があったので、改めて考えてみました。
宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座 (講談社+α文庫)
- 作者: 貴城けい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/22
- メディア: 文庫
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不美人の25箇条
その25箇条が下記の通り。
- 笑顔がない
- お礼を言わない
- おいしいと言わない
- 目が輝いていない
- 精気がない
- いつも口がへの字の形をしている
- 自信がない
- 希望や信念がない
- 自分がブスであることを知らない
- 声が小さくイジケている
- 自分が最も正しいと信じている
- グチをこぼす
- 他人を恨む
- 責任転嫁がうまい
- いつも周囲が悪いと思っている
- 他人を嫉妬する
- 他人に尽くさない
- 他人を信じない
- 謙虚さがなく傲慢である
- 人のアドバイスや忠告を受け入れない
- 何でもないことに傷つく
- 悲観的に物事を考える
- 問題意識を持っていない
- 存在自体が周囲を暗くする
- 人生においても仕事においても意欲がない
納得できるものばかりなのですが「ブス」というパワーワードを使うことに抵抗があるので「不美人」と言い換えることにします。
過去記事で「愚痴も時には必要」と書いた私は早速12の項目で不美人の世界へトリップ。
「9.自分がブスであることを知らない」はどうやって判断したらいいんだろうという疑問がもう不美人なのかもしれません。
内面を磨く大切さ
当たり前ですが、この25箇条は見た目の美しさを凌ぐ内面について言及されているもの
外見的な不美人ではなく考え方や精神面について述べられおり、女性だけではなく男性にも当てはまることで、むしろ安定した人間関係を得るために必要なスキル。
いくつかは実践できていると思えたものもありますが、改めて「まだまだだな」と溜息まじりに思う部分もありました。
まとめ
人間誰でも愚痴は出るし笑顔を忘れる時もあります。大切なことだとは分かっているものの、いつでも、またはすぐにできるものとは限りません。
この25箇条に関するサイトをいくつか見ましたが、共通する言葉が「自分磨き」というものでした。一箇条ずつでもやっていこうという気概や、実践していく中で自分を好きになれるのであれば充分磨けそう。とにかく性格不美人にだけはなりたくないものです。
更に言えば自分を磨くことは、7の「自信がない」を超える力になるような、そんな気がします。
本日の名言。
虚栄は軽薄な美人に最もふさわしい。
ゲーテ