通知チャンネル"im.kayac"の停止スケジュールについて - Mackerel ブログ #mackerelio にてお知らせしておりました、通知チャンネル "im.kayac" の停止について、予定通り 10月26日(木)に作業を実施し、Mackerelの通知先として im.kayac の機能を停止しました。
以下のような事柄に関しては、既に実施されなくなっています。
- 「チャンネル設定」での im.kayac チャンネルの新規作成
- 登録済みの im.kayac チャンネルの、一覧への表示
- 登録済みの im.kayac チャンネルに対する、通知の送信
im.kayac と通知先としてご利用だった方は、今一度通知設定の見直しをお願いいたします。
それでは、今週のアップデート情報です。
チェック監視の実行後、その結果をもとに任意のコマンドを実行できるようになりました
テキストログ監視をおこなう check-log
や、プロセス監視をおこなう check-procs
など、さまざまな観点での監視がおこなえる Mackerel のチェック監視ですが、今週のアップデートにより、チェック監視の実行後、その結果をもとに任意のコマンドを実行できるようになりました。
この機能を利用するためには、以下のように mackerel-agent.conf へ action
オプションの追記をおこなう必要があります。
[plugin.checks.log] command = "check-log -f /path/to/file -p PATTERN" action = { command = "bash -c '[ \"$MACKEREL_STATUS\" != \"OK\" ] && ruby /path/to/something.rb", user = "someone" }
環境変数 MACKEREL_STATUS
には、直前の command
(action.command
ではありません)の実行結果(OK
, WARNING
, CRITICAL
, UNKNOWN
のいずれか)がセットされています。上記の例の場合、直前のチェック監視の実行結果が OK
でない場合に、 action.command
に指定したコマンドを user
で指定したユーザーとして実行する。という挙動となります。
「直前のコマンドの "一つ前" のコマンドの実行結果」がセットされる MACKEREL_PREVIOUS_STATUS
という環境変数も用意していますので、チェック監視の結果に応じてある程度柔軟に自動オペレーションをおこなわせることもできるかと思います。この機能の詳細については以下のヘルプにも記載していますので、確認してください。
AWS インテグレーション・SQS でもタグでの絞り込みをおこなえるようになりました
sqs:ListQueueTags
アクションをおこなえるよう、ポリシーを付与する必要があります。詳細については以下のヘルプページ内・「タグで絞り込む」も参考にしてください。
式監視のアラート通知で、通知文章に式そのものが含まれなくなりました
Mackerel の実験的機能である式監視機能ですが、これを用いた監視ルールによるアラート通知内容に、長大な式の内容が含まれないようにしました。
メールの本文には今まで通り表示がされます。
その他のリリース
- Amazon Linux のバージョン
2017.09
に対応しました - コマンドラインツール
mkr
がアップデートされ、新たにmetrics
コマンドがサポートされました- 詳細はヘルプページ CLIツール mkr を使う - Mackerel ヘルプ を参照してください
- mackerel-check-plugins をアップデートしました
- check-disk プラグインの修正をおこないました
Pull Request をくださったみなさま、ありがとうございます!!
各種イベントのお知らせ
来たる 10月30日(月)に、株式会社ヌーラボさんの福岡支社で開かれるGeeks Who Drink in Fukuoka -モニタリング勉強会 Edition-に Mackerel チームのCRE・id:Soudai が登壇します!
そしてその翌日・10月31日(火)にはAWS CloudRoadShow 福岡が開催され、そこでブース出展をいたします!
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福岡近辺のエンジニアのみなさん、これらのイベントにぜひご参加ください!