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京都行きの電車に飛び乗る。
翌日の京都競馬場の菊花賞にゲストで呼ばれたためなのだが。

京都についてフォーシーズンズホテルに行って別件の打ち合わせ。
初めて京都のフォーシーズンズに来たが正直驚いた。
ここまで豪華な作りはなかなかなものだ。

このホテルは最低一泊30万からしか泊まれないらしいが、
海外からの客でごった返している。
素晴らしい。

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日本はサービス業が70%近くもあるのに、
ほとんどがうまく行っていない。
一つの問題は、
海外の平均から比べると飲食店の価格提供の安さも大きな原因の一つだ。
昼食が800〜1000円という価格は正直おかしい。
その値段でまともに店はやっていけない。
どの大型の飲食店もブラック企業認定されるようなことになるのは
そもそも日本の価格設定と人件費のバランスの悪さに
根源的な問題があるとボクは思うのだが…。

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さて、
フォーシーズンズでの打ち合わせを終えて
お気に入りの店【すし岩】に移動。
ジェムケリーの中野社長こと兄ぃと
久し振りに食事をすることとなった。

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久し振りに色んな話にも花が咲いたが、
仕事の話をしながらも所々で入る日本に対する、
いや世界の金融政策に対する矛盾の話が何度も出て来た。

これだけの常識外れの金融緩和で
すでに5倍以上の紙幣が擦られまくっている。
紙幣の信用とは一体なんなのか?
これだけ大国が刷りたい放題で紙幣を刷りまくれば
いずれ世界がおかしなことになるのは目に見えている。

世界は未だ経験したことのない未知なる状況に追い込まれていることを
世の中の人たちは理解しているのだろうか。
考えただけで恐ろしい…。

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さて、
翌日は早朝から京都競馬場に足を運ぶこととなった。
天気は台風注意報が出るほど荒れていたが、
会場は人でいっぱい。

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初めて訪れる京都競馬場は予想よりもしっかりしていた。
とにかく施設が大きい。

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そして、
プレイベントでこの日の菊花賞の予想をしたのだが、
結論から言えば一位の予想は見事的中していた。

実際に生で見たことのなかった日本のレースを
こうやって間近でみることになって改めて驚いた。
今回、
菊花賞がこの京都競馬場で行われる。

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そもそも菊花賞がなぜ凄いのか。
まずこのレースは3000mもの距離を走るわけだ。

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これを人間に例えると、
マラソンを全力疾走で走るに近い。

そして、
途中では登りと下りが共に訪れる。
下りながらコーナーを曲がるわけで
つまり外に外に遠心力で持って行かれることにもなる。

最初から飛ばしているだけじゃ、
風の抵抗で先頭馬は疲れてダメになる。
どうやって試合を組み上げていくかは
騎手の腕と馬との相性、
そしてその馬の持つポテンシャル次第というところ。
そして、
どの馬も未だこの大会を走ったことがないところが
面白いわけだ。

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その上、
今日は史上稀に見るの悪天候と来ている。
台風で異常に風が強い向かい風の時はかなり体力を奪われるわけだ。
走っていて後続する馬は
前の馬の蹴った土などがとめどなく飛んでくる。

このレースは誰にも予想できない。

実際にレースが始まるときには、
観客は全員傘を差しながらも
かなりの盛り上がりを見せていた。

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大雨の中、
熱気がまったく止まらない。
凄まじい風が吹く中でレース直前に
携帯の台風警報が一気になりだした。

条件は最悪。
それでも走らなければならない。
レースが始まり一斉に馬が飛び出す。

一つの集団のエネルギーが雨をもどかして走っているようにさえ見える。
美しい。

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目の前を走り抜ける馬たちの足音による地鳴りが響く。
コースを一周するまでの間はほとんど順位は変わらない。

下りの最終コーナーを曲がったところで
局面は一気に展開し、
全馬が横並びになった。
凄まじい。

そして、
ボクの予想していたデムーロが乗っていたキセキが
後方から突進してくる。
恐ろしく早い。
まるで他の馬とは次元が違う走りに見える。
一匹だけ動物が違うようにも感じた。
美しすぎる…。

思わず言葉が漏れる。

そして後方からまったく予想のしていなかった
二頭の馬が同じく距離を近づけていく。

この二頭の馬はまった誰も予想をしていなかった馬だ。
素晴らしい!

一着のキセキは予想通りだったが、
二着三着のクリンチャーとポポカテペトルが入ったせいで
三連複の倍率は跳ね上がった。

うーん、
予想を更に超えてしまった。
完全に抜けている。

今回はボクも馬券を買ったのだが、
三連複をメインで取ろうとしていたボクは
トータルでは負けとなった。

まあ、しょうがない。
それにしても凄まじい結果。
最終オッズは三連複で1363倍となった。

うーん、
取りたかった。
やはり最初の直感のまま行くべきだった。
余計な情報を入れることはダメだ。

また、
どこかの競馬場に足を運んでみよう。
こんなに面白いとは。

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