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【経済】原燃にも改ざん部品 六ケ所村、ウラン濃縮用3700点日本原燃は二十六日、ウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)のウラン濃縮のための遠心分離機に使う予定だった神戸製鋼所の部品三千七百点で、検査データに改ざんがあったと発表した。 部品は組み立て前で六ケ所村の工場内に保管されている。神戸製鋼から二十五日に報告を受けた。日本原燃は「機微情報に当たる」として部品の種類を公表していない。 原燃によると、神戸製鋼は二〇一三年に検査データを測定する装置を更新した後、以前より低い品質を示す測定値が出たにもかかわらず、更新前の数値に底上げし、記録を作っていたという。原燃は使用済み核燃料再処理工場でも問題のある部品が使われていないか調査を進めている。 原子力関連では神戸製鋼が東京電力福島第二原発に納入した銅合金の配管でも不正があった。東電は「未使用で、発電所の安全に問題はない」としている。 関連記事ピックアップ Recommended by
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