『ニュースウオッチ9』(読み:ニュースウォッチナイン、英語:News Watch 9)は、NHK総合テレビジョンで月曜日から金曜日の21時台(JST)に放送されているニュース番組である。略称は“NW9”。
放送日 | 2017年10月26日(木) 21:00~22:00 |
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放送局 | NHK総合 |
歩きスマホによる思わぬ事故が多発している為、アメリカ・ハワイでは歩きスマホが罰金という条例まで施行された。条例では道路を横断する際にスマートフォンやタブレット端末を見ることを禁止。警察官に見つかった場合、初めてだと15ドルから35ドル。1年以内に繰り返した場合は最大で99ドルの罰金が課される。現地の日本総領事館は現地に住む日本人や、観光客に対し条例に違反しないよう注意を呼びかけている。カリフォルニア州では州法であるきながら文章を打つ行為の禁止を検討している。歩きスマホの危険性を訴える動画をNTTドコモが制作。さらに広島・坂町の人たちが歩きスマホを再現して作った動画を紹介した。
プロ野球ドラフト会議 、早稲田実業の清宮幸太郎選手は日ハムが交渉権を勝ち取った。甲子園では1年生ながら2本のホームランを放つという衝撃的なデビューを飾り、高校通算最多とされる111本をマークした。発表された際には野球居酒屋も大興奮、本拠地・札幌でも驚きの声がでた。清宮幸太郎選手はプロの世界を目指す選手像として王さんを挙げ、しっかりと鍛錬して磨きをかけたいとした。
もう1人の注目が広陵高校の中村奨成選手。交渉権を獲得したのは地元・広島東洋カープ、地元の皆さんに愛されるような選手になりたいと意気込んだ。2人のこれからの切磋琢磨に期待が寄せられている。
小池代表を巡り発言が相次いでいる。昨日、小池氏は引き続き党の代表を努める考えを示しおり、この事について森田千葉県知事らから「東京五輪開催まで3年を切っている、しっかりと都知事をやってほしい」などの声が出ている。こうした中、神津会長と会談した小池代表は連合から支援をうけたことに感謝の意を伝えた。
今回の選挙で無所属で当選し新たな会派の結成を決めた野田前首相や岡田元民進党代表ら13人は「無所属の会」の結成を届け出た。安倍首相は政府と全国知事会など、地方6団体が意見を交わす協議に出席、アベノミクスを具体化するため年内に新しい政策パッケージを策定するとした。政府は来月1日に特別国会を召集する方針を正式に伝え、与党側は会期を来月8日までにしたいと提案したのに対し立憲民主党や希望の党などは、審議時間を十分確保して首相の所信表明などを行うべきだと求めている。特別国会を前に希望の党は明日にも総会を開いて、党の役員人事を決めたい考え。
核、ミサイル開発を進める北朝鮮をめぐって、「私が解決する」と述べたトランプ大統領が初来日するまで残り10日となっている。都内各地では警察の検問が一斉に行われるなど大規模な警戒態勢がとられる。警察官1万人以上を動員してパトロールを強化する他、駅のコインロッカーが一時閉鎖となる。さらにアメリカ軍にも動きがあり、空母「ニミッツ」と5隻の駆逐艦などからなる第11空母打撃群が、北朝鮮情勢の対応にあたっている第7艦隊の管轄海域に入ったと発表。同海域ではこの海域ではすでに空母「ロナルドレーガン」が活動している。24日には空母「セオドアルーズベルト」が、同じ海域に入ったと発表されたばかり。今後、空母3隻を朝鮮半島周辺に展開させることも可能になるとみられ、北朝鮮への圧力を強める狙いもあると考えられる。そして、最新鋭のステルス戦闘機「F35A」12基を来月から半年間、沖縄の嘉手納基地に初めて派遣することを発表している。
神戸製鋼が新たに4件の不正があったことを発表した。これとは他に鉄鋼部門の海外事業でも不正が行われていた疑いがあり調査を進めている。神戸製鋼では既にアルミ・銅製品の検査データ改ざんなどが明らかになっており、グループ内に不正が蔓延していたことが浮き彫りになった。日本工業規格の認証機関から一部製品の認証を取り消されたことも発表した。
北朝鮮では先月以降、軍事挑発は鳴りを潜めているが、CNNテレビは北朝鮮のリ・ヨンホ外相の「水爆実験を太平洋上で行うことになる」との発言について、北朝鮮の外務省幹部が「文字通り受け取るべき」と話したと報じた。アジア歴訪を控えたトランプ大統領をけん制する狙いがあるとみられる。なお、大統領は日本に続き、韓国も訪問する予定。レーガン元大統領、クリントン元大統領、ブッシュ元大統領、オバマ前大統領は訪韓の際に非武装地帯を視察したが、ホワイトハウスは安全性に問題はないが、トランプ大統領の視察は時間的に難しいとしている。
気鋭の国際政治学者、イアン・ブレマー氏はアメリカの影響力が低下してリーダー不在の世界秩序を「Gゼロ」と名付け、各地に潜むリスクを指摘してきた。これまでにISのテロ拡散、クリミア併合に象徴されるロシアの野心、英国のEU離脱といった出来事を予測してきた同氏が来日し、有馬嘉男キャスターがインタビュー。まず、ブレマー氏はトランプ大統領が「アメリカ第一主義」を掲げ、単独主義を進めるGゼロの世界で、中国の習近平国家主席はその穴を埋めるべく壮大な目標を公言したと話した。今後、中国は南シナ海での人工島の実効支配を強め、トランプ政権の間に米中関係は悪化するという。北朝鮮問題について、ブレマー氏曰く、トランプ大統領は真剣に取り組んでいるが、中国自体も北朝鮮に苛立ちを強めているという。北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐって、同氏は「北朝鮮が核開発を凍結すると信じていたため状況は悪化した。アメリカ人は理解していないわけではない、しかし、間違いだったと認めたくはない。トランプ大統領が掲げるアメリカ第一主義ではミサイルが日本に届いても構わないが、アメリカに届くようになったらダメだと言っている。私が日本なら、『同盟国としておかしくないか』と問いただす」と話す。
インドネシア・ジャカルタの花火工場が爆発が発生し従業員47人が死亡。40人以上がケガを負った。爆発当時工場では約100人が働いていた。地元メディアはさらに犠牲者が増える可能性もあると伝えている。テロの可能性はないとみられており、警察は詳しい状況や爆発の原因を調べている。
気象庁がこれまでの予知を前提とした東海地震の情報を取りやめ、来月1日から発表する「南海トラフ地震に関連する情報」について内容や発表基準が公表された。「臨時情報」と「定例情報」があり臨時情報は南海トラフ沿いで異常な現象を観測し巨大地震との関連するかどうか調査を開始した場合や、調査の結果ふだんと比べて巨大地震発生の可能性が高まったと評価された場合などに発表される。
核兵器禁止条約の採択に貢献したとして、ことしのノーベル平和賞に選ばれたICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)。国際運営委員の川崎哲さんが報告会で「禁止条約ができたのはいいがこれはまだ紙切れ。できればすべての国に署名してほしい」と述べた。また、今年12月に行われるノーベル平和賞の授賞式に被爆者3人の参加が決まったことを報告した。
イアン・ブレマー氏はアメリカの最も影響力のない大統領と中国の最も強い国家主席が共存する現在の世界情勢、TPP脱退を決断したトランプ大統領の掲げる「アメリカ第一主義」に言及し、「アメリカが最強だった時代は終わった。提言したいのは日本は他の同盟国のリーダーを見習うべき。友好的な姿勢を示しながらも国や世界を危険な方向に向ける行動にはしっかり批判をする姿勢が健全だと考える」と語った。有馬キャスターは「パリ協定におけるマクロン大統領、難民問題におけるメルケル首相は立場が異なる分野ではトランプ大統領に意見してきたと話していた」と伝えた。
全国の学校で今年3月までの1年間に確認されたいじめの件数は323,808件にのぼり、前回の調査より9万8000件以上増加した。この数字にはいじめが原因で命を絶ったケースも含まれている。昨年10月に自殺した兵庫・神戸市の14歳だった女子生徒は生前、ツイッターへいじめに傷つき悩む胸中をツイッターに綴っていた。愛娘の死後に複数の同級生からいじめを受けていたことを知った母親は自らも含め、周囲の大人が気づいてあげられなかったことを悔やみ続けている。また、中学2年の女子生徒は満面の笑みを浮かべた写真を撮影してから10日後、命を絶った。スマートフォンには「ストレスでもう生きていけそうにないです」、「もう、二度といじめたりしないでください」などいじめの被害を訴える内容が記されていた。一昨年、いじめを苦に自殺した中学2年の男子生徒も亡くなる一週間前、担任との生活記録ノートに「もう生きるのに疲れたような気がする。死んでもいいですか?」と綴っていた。
いじめ問題に詳しい東京理科大学の八並光俊は今回の調査でいじめの件数が増加した背景に「文部科学省がいじめに繋がる恐れのある、けんか、ふざけあいの報告も求めた」と指摘。対策として、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーといった外部の意見、保護者からの情報提供などが必要だという。そして、調査では昨年度に自殺した子供は244人にのぼったことも分かっている。
ワールドシリーズ第2戦・アストロズvsドジャースの一戦。初登板の前田健太は154キロの速球を軸に力で抑え、好リリーフで地元ファンを沸かせた。両チーム合わせホームラン8本の乱打戦を制したアストロズが7-6で勝利した。
ドラフト会議で早稲田実業・清宮幸太郎を7球団が1位指名。入団交渉権を獲得した日本ハム。清宮は「すごくいいチームというイメージがあるので本当にうれしく思う」とコメントした。広陵・中村奨成は2球団が1位指名した。引き当てた広島・緒方監督は「本人のコメントでも厳しく育てくれる球団と言っている。うちにぴったりな選手だと思う、早く会いたいです」とコメントした。さらにその他の注目の高校生のたちを紹介した。
畑岡奈紗はプロ2年目の18歳。畑中選手の持ち味は250ヤードを超えるドライバーショット。単身でアメリカツアーに挑戦した畑中選手は、海外の選手に負けたくないと、力みすぎドライバーが不調。先月までの18試合で11回の予選落ちを経験した。畑中選手のスイングの土台となっていたのが幼い頃から続けてきた野球のスイング。アメリカではスイングをやっていなかった畑中選手。そのことにも気が付かないほど余裕がなかったと話す。日本女子オープンでは大会記録となる通算-20で40年ぶりに史上2人目の快挙を果たした。
「ニュースウオッチ9 公式ツイッター」テロップ。
株・為替情報のテロップ。
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