「アイルランドを襲った異例のハリケーン…リンゴ農園が見たことのない姿になっていた」
先日、アイルランドを極めて異例のハリケーンが襲ったのですが、とあるリンゴ農園の写真が衝撃的だと海外サイトで話題を呼んでいました。
(参照:アイルランドに異例のハリケーンが上陸…あまりの珍しさにアイルランドジョークが飛び交う)
写真をご覧ください。
リンゴの木から、ほぼすべてのリンゴがもげ落ちてしまい、それが地面を埋め尽くしているのです。
日本でも台風でリンゴ農家が被害に遭うことがありますが、アイルランドのリンゴの量には驚きです。
海外掲示板の反応をご紹介します。
●リンゴ狩りがとても簡単になった。
↑一度地面に落ちると、すぐに腐ってしまうよ。
↑悪い部分をカットしてサイダー(リンゴ酒)を作ればいいのでは。
●これはかなりのサイダーができるな。
↑リンゴは地面から拾ってはいけない。90年代にそれをして多くの子どもが亡くなったんだ。理由はリンゴジュース製造会社の従業員たちが地面からリンゴを拾い、それを殺菌処理しなかったんだ。そのせいでリンゴジュースの中に大腸菌が多く混ざった。多くのサイダーを作る工場では殺菌をしないからね。
↑地面から拾ってもいいよ。腐ってなければ大丈夫。ただし低温殺菌はしなくちゃいけない。
↑うちではすべてのサイダーを落ちたリンゴから作っているよ。
●こんな光景は見たことがない。
↑アイルランドにハリケーンが来るなんて信じられないよ。大西洋のどこかでハリケーンが発生し、通常はそこで消滅するんだ。
↑そのことからも、かなりハードコアな出来事だったように聞こえる。
↑強力なハリケーンというよりは、熱帯暴風雨だったけど、それでも南部では風速53m(時速191Km)を記録していた。最大の被害は倒木で3人が死亡、そして50万人が停電の被害にあった。回復までに1週間かかった。
●そこの住民は多くの医者を遠ざけるな。
(※ことわざ:1日1個のリンゴは医者を遠ざける - Wikipedia)
↑医者は住民を嫌いになる。
●エデンの園:代替案
●文字通り「うぉあ」と大きく叫んだ。刺激的な投稿だ。
●リンゴはあまり木から遠く離れないんだな。
●アイルランドには鹿やウサギはいないの?
↑(投稿者)これは果樹園なので、きっとフェンスで動物が入れないようにしていると思う。
↑「オレらが輝くとき」 ―アイルランドのモグラ 2017
リンゴ酒を作っている果樹園なので、殺菌処理をすれば落ちたリンゴも使えるとの意見もありましたが、被害が甚大であることは間違いないようです。
日本でも季節外れの台風が頻発しているので、備えておきたいところです。