携帯電話の現金化

ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップで、携帯電話を契約して手に入れたスマートフォン、主にiPhone、iPadを残債がある状態のまま、売却することで現金化する手法のことです。

携帯電話会社への詐欺が成立する可能性がある

はじめから闇金業者などの第三者に渡す目的で携帯電話を契約すると、携帯電話会社への詐欺が成立することがあります。

SIMカードありの携帯電話を第三者に渡してはならない!

携帯電話端末本体は残債がある状態ですと、SIMロックを外さない限り契約した携帯会社以外の回線は利用することができません。

しかし、iPhoneやiPadなどは海外でも高い人気があるので、残債があっても関係ありません。

海外では、iPhoneやアンドロイドのSIMロック解除業者がたくさんいますので、ドコモ以外の回線が契約できないように制限がかけられていようと関係ないのです。

SIMカードの利用価値

携帯電話の契約者が残債を支払っている限り、その携帯電話は使うことができます。

この手のSIMカードは、犯罪などに利用する飛ばし携帯として利用されることが多く、SIMフリーのスマホなどにSIMカードを差し替えれば、誰でも利用することができてしまうため、詐欺グループが掛け子に持たせる携帯電話などに使用することがよく見受けられます。

とにかく、携帯電話端末を売ってはならない!

スマートフォンをはじめ、iPhone、iPadをヤフオクやメルカリなどのフリマサイトで販売している人を多く見かけますが、携帯電話端末のHDD、SSDからデータを復元することが可能なので、基本的に売るべきものじゃありません。

パソコンのHDD、SSDですら、完全にデータを消去したと思っても、実はデータは残っています。
ですから、IT関係者、特にデータ管理をしている方でしたら、HDDやSSDの類いは二度と復元不可能なくらい物理的に破壊します。

それくらい復元可能な代物がハードディスクとSSDです。

カメラで撮影した写真データを復元されでもして、プライベート的な他人に見せられないような写真などが復元されてしまい、それがネット上にアップロードされた日には笑えません…。

iPhoneやアンドロイド、iPadなどのタブレット端末やスマホの類いは、ソフトウェアでは完全に消去不可能なSSDを採用しているところが多いはずなので、初期化したからといって安心できません。

データが入ったHDDとSSDは物理的に完全破壊すること

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