TRYとは「Tokyo Ramen of the Year」の略で、「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」を合言葉に、ラーメンを知り尽くした評論家らによる投票により決まるランキングのこと。(審査対象エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉)

今回は数ある部門の中でも“TRY新人大賞”に輝いたお店を紹介します。

学芸大学駅から徒歩7分。
焼き鳥店での修行を経てラーメン業界に飛び込んだ主人が手がけるラーメンは、どれも鶏へのこだわりが詰まった逸品。

必食の一杯は「鶏そば(醤油)」(900円)
鶏や鴨の旨味とキレのある醤油のコントラストが美しい洗練された一杯と評判です。

護国寺駅から徒歩2分。
“FARM TO BOWL”(農場から丼へ)をコンセプトに、全国各地から食材を厳選するのはもちろん、店内の照明や丼など店舗設計にまでこだわり抜かれたお店。

必食の一杯は「潮らーめん」(1,000円)
澄んだスープからは見た目とは裏腹に鯛や帆立などの旨味を強く感じられ、店内で製麺される香り高い麺との相性は抜群。

伊勢佐木長者町駅から徒歩3分。
数々の有名店で修行した店主(兄)と、同じく有名店で修行した番頭(弟)の兄弟が手がけるオリジナリティ溢れるラーメンが人気のお店。

必食の一杯は「ホロホロ南蛮キジつけ蕎麦しょうゆ」(900円)
ホロホロ鶏と魚介を合わせたコク深いスープに香り豊かな国産小麦“春よ恋”を使った自家製麺がマッチ。

高座渋谷駅から徒歩10分。
札幌味噌ラーメンの名店『すみれ』の暖簾分け。『すみれ』の味に惚れ込み、15年修行を積んだ主人が手がける本場の味噌ラーメンが人気のお店。

必食の一杯は「味噌ラーメン」(800円)+「チャーシューメン」(+300円)
味噌の香ばしさを感じられるスープは濃厚で体の芯まで温まる味わい。『すみれ』と同じ製麺所の麺はプリプリとした食感でスープをよく絡めます。

浅草駅(つくばEXP)から徒歩3分。
八丁堀の名店『麺や七彩』で修行した店主が手がける身体に沁みる優しい味わいのラーメンが人気のお店。

必食の一杯は『醤油(中太手もみ麺)』(750円)
鶏ガラベースの優しい味わいのスープに合わせるのは、修行先である『麺や七彩』仕込みの自家製麺。不規則に縮れた麺はスープをよく絡め、啜った時に食感のアクセントも楽しめます。

東中野駅から徒歩5分。
ラーメン好きが転じてラーメン業界に飛び込んだ店主による“昔っぽさ”と“流行り”を取り入れたラーメンが人気のお店。

必食の一杯は「塩ラーメン」(680円)
コクの深い豚清湯スープに貝ダシを合わせた淡麗スープに、ツルツルとした喉越しの良い中太麺がマッチ。

八潮駅から徒歩15分。
数々の有名店で修行し、『大黒屋本舗 春日部店』や『NOODLE STOCK 鶴おか』を手がける店主が“汁なしの新機軸”としてオープンした油そばのお店。

必食の一杯は「wild monster palette」(1,500円)
“しっかり焼いた肉の旨さ”を感じられるシュラスコを丼に落とし込んだ新感覚のまぜそば。肉やパイナップルなど、一見奇をてらったように見えるトッピングはきちんと調和していると評判。

今年のTRY新人大賞はオープン当初から話題になっていたお店が多くランクインしました。
どのお店も実力は折り紙つきなので、ラーメンマニアはもちろんそうでない方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか？