神戸製鋼所 改ざんの不正 ウラン工場に納入の金属部品にも

神戸製鋼所 改ざんの不正 ウラン工場に納入の金属部品にも
神戸製鋼所の検査データの改ざん問題で、青森県にある日本原燃の核燃料になるウランをつくる工場に納入された金属部品にも改ざんの不正があったことがわかりました。日本原燃は部品はまだ使われていなかったため工場の安全性には影響がないとしています。
日本原燃の発表によりますと青森県六ヶ所村にあるウラン濃縮工場に納入された金属製の部品に検査データを改ざんする不正があったことを25日、神戸製鋼が報告してきたということです。

問題の部品は核燃料にするためウランを濃縮する「遠心分離機」と呼ばれる機械の部品でしたが、まだ使われていなかったため工場の安全性には影響がないということです。

神戸製鋼は、検査装置を交換したところ、強度などの測定値が以前よりも低く表示されるようになったため、データを勝手に書き換えて書類を作っていたと説明しているということです。

日本原燃は、ほかにも神戸製鋼から納入された部品があることから不正がないか確認しています。
神戸製鋼所 改ざんの不正 ウラン工場に納入の金属部品にも

神戸製鋼所 改ざんの不正 ウラン工場に納入の金属部品にも

神戸製鋼所の検査データの改ざん問題で、青森県にある日本原燃の核燃料になるウランをつくる工場に納入された金属部品にも改ざんの不正があったことがわかりました。日本原燃は部品はまだ使われていなかったため工場の安全性には影響がないとしています。

日本原燃の発表によりますと青森県六ヶ所村にあるウラン濃縮工場に納入された金属製の部品に検査データを改ざんする不正があったことを25日、神戸製鋼が報告してきたということです。

問題の部品は核燃料にするためウランを濃縮する「遠心分離機」と呼ばれる機械の部品でしたが、まだ使われていなかったため工場の安全性には影響がないということです。

神戸製鋼は、検査装置を交換したところ、強度などの測定値が以前よりも低く表示されるようになったため、データを勝手に書き換えて書類を作っていたと説明しているということです。

日本原燃は、ほかにも神戸製鋼から納入された部品があることから不正がないか確認しています。