愛しい人
良平(14歳) 中学3年生
誠一(14歳) 良平の同級生
珠美(38歳) 良平の母
(1)
単身赴任している父が正月休みが終って福岡へ帰って行った二日後、未だ冬休みの最中だった良平は荷物持ちとして母の珠美と一緒に買い物に出掛けた午後のデパートで同級生の誠一にばったり出会った。
良平と誠一は二言、三言言葉を交わしたが、その時初めて会った母と誠一はお互いに会釈をしただけで会話は無かったように記憶している。
冬休みが終って始業式の日、顔を合わせて早々に誠一から『お前の母ちゃん綺麗だなぁ・・俺、マジでファンになっちゃったよ』と言われたのを良平ははっきりと覚えている。
同級生の中にも年上の女に興味を持つ者は大勢いるが、それは年上のお姉さんに対してであって、自分の母親と幾つも歳が違わないであろう母に誠一が興味を持つのが良平には信じられなくて、冗談だろうと苦笑したのを覚えている。
しかし冗談なんかではなく、誠一は母に本当に興味があったようで、今まではそんなに親しくは無かったのに、それ以来頻繁に話し掛けてくるようになった。
良平(14歳) 中学3年生
誠一(14歳) 良平の同級生
珠美(38歳) 良平の母
(1)
単身赴任している父が正月休みが終って福岡へ帰って行った二日後、未だ冬休みの最中だった良平は荷物持ちとして母の珠美と一緒に買い物に出掛けた午後のデパートで同級生の誠一にばったり出会った。
良平と誠一は二言、三言言葉を交わしたが、その時初めて会った母と誠一はお互いに会釈をしただけで会話は無かったように記憶している。
冬休みが終って始業式の日、顔を合わせて早々に誠一から『お前の母ちゃん綺麗だなぁ・・俺、マジでファンになっちゃったよ』と言われたのを良平ははっきりと覚えている。
同級生の中にも年上の女に興味を持つ者は大勢いるが、それは年上のお姉さんに対してであって、自分の母親と幾つも歳が違わないであろう母に誠一が興味を持つのが良平には信じられなくて、冗談だろうと苦笑したのを覚えている。
しかし冗談なんかではなく、誠一は母に本当に興味があったようで、今まではそんなに親しくは無かったのに、それ以来頻繁に話し掛けてくるようになった。
帰る方向も途中まで同じとあって自然に一緒に下校する事も増えた。
2月になって、余りに母に会いたがるので下校途中に仕方なく家に連れて行った事があった。
母もデパートで会った事を覚えていて『あぁ、あの時の・・』と誠一を快く迎えてくれた。
ほんの少し言葉を交わしただけで、誠一は1時間ほど部屋でゲームをして帰って行ったが、訪問時と帰宅時に母と言葉を交わせた事がことのほか嬉しかったらしく、翌日学校で益々母の事が好きになったと告白された。
その後もしつこく母に会いたがるので3月にも一度、連れて帰った事がある。
この時も1時間半位で帰ったが、30分近くは母を含めて3人でケーキを食べながら話しも弾んだので、誠一はご機嫌で帰って行った。
この時を境に、母に対する思いを述べる誠一の口調は最初の頃の憧れのような言葉とは明らかに違い始めた。
それまで決して口にする事が無かった『小母さんと遣りたい』とか『お前の母ちゃんとオマンコしたい』とかの卑猥な言葉を平気で口にするようになった。
学校でも会うと『あぁ、小母さんとやりてぇ・・なぁ、やらせてくれよ』とか『お前の母ちゃんとしたいよ・・オマンコさせてくれよ』と平気で迫ってくるので良平もいささか閉口していた。
『あぁ、小母さんとオマンコしてぇ・・駄目元でお願いしてみようかなぁ・・』何度も聞かされていると冗談だと判ってはいても、本当に実行したら如何しようと良平は心穏やかではいられなかった。
『そんなにしたけりゃ、すればいいジャン』とか『遣りたきゃ、遣らせて貰えよ』とかと半分冗談で返事をしていたが、頷く誠一の表情が余りに真剣なので良平は怖いと思う事もあった。
それ程誠一の母への思いは強くそして真剣だったのだろう。
例え誠一がそのような行動に出たとしても母が相手にする筈の無い事は分かっているが、相手にされない腹いせに暴力に訴えてレイプって事も考えられるし・・誠一の言葉は日が経つに連れ、次第に良平が不安を覚えるほどの強い思い入れが感じられるようになっていった。
もしそんな事にでもなれば如何しよう・・考えただけで良平の内心は穏やかではなかった。
だから春休みになって、誠一と会う事も無くなり良平は実の所ホッとしていた。
しかし長いと思っていた春休も終わってしまえばあっという間で、直ぐに新学期が始まった。
尤もその頃には良平は誠一の事も、誠一が母を慕っていた事もすっかり忘れていたが。
散り始めた桜の花びらを真新しい制服の肩に乗せた新入生を迎えての入学式も済むと、いよいよ良平の中学最終年の学校生活が始まった。
2年から3年に成る時はクラス替えが無いので、クラスの顔ぶれは今まで通りである。
入学式から何日か経ち、桜の花もすっかり散ってしまったというのに、誠一は目が合っても意味有り気にニヤッとするだけで話し掛けては来なかった。
春休み前はあれほど母に執着し、しつこいほど話し掛けて来た誠一の心変わりに、良平はいぶかりながらも、付き纏われなくなった事に内心ホットしていた。
春休みの間にもう母の事など忘れてしまったのだろうと安心しきっていた週末、一人で下校していると後ろから誠一が小走りで走り寄って来た。
「よう、久しぶり」
良平の肩をポンとたたいた。
「あぁ・・」
良平はめんどくさそうに曖昧な返事をした。
「元気にしてる?」
「あぁ、見ての通りだよ」
「違うよ、お前じゃあなくて、小母さんだよ・・小母さん元気かよ?」
もうすっかり忘れてしまったんだと思っていた母の事を突然尋ねられて、良平はいささか面食らった。
「えっ、母さん?・・あっ・あぁ、元気だよ」
「そぅ、ならいいけど・・小母さん、別に変わった様子はない?」
誠一はニヤけた表情をして良平の顔色を伺うように話し掛けてくる。
「何だよ、藪から棒に母さんの事を色々聞いてよぅ・・」
「いゃ、別に・・変わってなきゃあいいんだよ・・暫らく会ってないから小母さんどうしてるかなって思って・・」
それきり暫く会話が途絶えた。
二人は無言でゆっくり歩を進めたが、良平は誠一の含みのある言葉が気になって仕方がなかった。
いきなり母が元気かどうか尋ねられ、変わった様子はないかと尋ねられたのだから気になるのも当然である。
誠一が歩きながら横目でチラチラと顔色を窺うものだから尚更気になる。
暫し続いた重苦しい沈黙を誠一が破った。
「あのよぅ・・・・」
意を決して口を開いた様子だが誠一は後の言葉が続かない。
「ん?・・何だよ」
「俺さぁ・・・・」
言おうか如何か躊躇っている様子に良平は声を荒げた。
「だから何なんだよ?・・話しが有るなら早く言えよ」
「あぁ・・実は俺な・・俺、小母さんと姦ったんだぜ・・」
「・・・・・」
煮え切らない誠一に少し怒りを覚えて発した言葉に、突然返事をされた良平はよく聞き取れなかった。
否、聞き取れなかったというよりは意味が理解できなかったというのが正解だろう。
「えっ!・・・ん?・・」
暫く考えてもう一度同じ事を聞き返した。
「えっ!・・・ん?・・何だって?」
「だからよぅ・・お前のお母ちゃんと姦ったって言ったんだよ・・」
「やった?・・やったって・・何を?」
良平は誠一の言っている事が未だピンと来なかった。
「何をって事はないだろぅ・・セックスだよ、セックス・・俺、小母さんとオマンコしたんだ」
誠一はキッパリと言い放った。
「母さんとセックス?・・嘘つけぇ!」
良平は直ぐに嘘だと思った。
「嘘じゃあねえって・・本当だぜ・・本当にお前のお母ちゃんとオマンコしたんだから・・」
「冗談言うな!・・何時だよ・・何時遣ったってんだよ」
良平は強い口調で言い返した。
「春休みだよ、春休み」
「春休み?・・嘘付け!」
「嘘じゃあねえよ・・春季セミナーでお前がいなかった時だよ」
“確かに一週間の受験セミナーに参加していたが・・まっ・雅か・・冗談だろ・・”良平は拳を握った手を震わせて春休みの事を思い出していた。
「そんなに怒るなよ・・『したけりゃ、すればいいジャン』『遣りたきゃ、遣らせて貰えよ』って言ったのはお前だろ・・」
「うっ!・・」
“確かにそんな事を言った覚えは有るが・・あれは話の弾みで言ったまでで、冗談に決まってんだろうが・・母とセックスをしたなんて大法螺を吹きやがってふざけるんじゃねえよ”冗談にしても程があると、誠一を良平は怒りの表情で睨んだ。
「そんな怖い顔をするなよ・・別にレイプした訳じゃあないんだぞ・・お前が遣りたきゃ、遣らせて貰えよって言うから小母さんにお願いしたんだよ」
「ふざけんな・・嘘付くんじゃねよ」
「嘘だと思ってんだろ・・」
誠一はあざ笑うようにニヤッと笑った。
「嘘じゃあねえよ・・本当だぞ」
誠一は馬鹿にしたような笑みを浮かべ、母とのセックスの顛末を話し始めた。
2月になって、余りに母に会いたがるので下校途中に仕方なく家に連れて行った事があった。
母もデパートで会った事を覚えていて『あぁ、あの時の・・』と誠一を快く迎えてくれた。
ほんの少し言葉を交わしただけで、誠一は1時間ほど部屋でゲームをして帰って行ったが、訪問時と帰宅時に母と言葉を交わせた事がことのほか嬉しかったらしく、翌日学校で益々母の事が好きになったと告白された。
その後もしつこく母に会いたがるので3月にも一度、連れて帰った事がある。
この時も1時間半位で帰ったが、30分近くは母を含めて3人でケーキを食べながら話しも弾んだので、誠一はご機嫌で帰って行った。
この時を境に、母に対する思いを述べる誠一の口調は最初の頃の憧れのような言葉とは明らかに違い始めた。
それまで決して口にする事が無かった『小母さんと遣りたい』とか『お前の母ちゃんとオマンコしたい』とかの卑猥な言葉を平気で口にするようになった。
学校でも会うと『あぁ、小母さんとやりてぇ・・なぁ、やらせてくれよ』とか『お前の母ちゃんとしたいよ・・オマンコさせてくれよ』と平気で迫ってくるので良平もいささか閉口していた。
『あぁ、小母さんとオマンコしてぇ・・駄目元でお願いしてみようかなぁ・・』何度も聞かされていると冗談だと判ってはいても、本当に実行したら如何しようと良平は心穏やかではいられなかった。
『そんなにしたけりゃ、すればいいジャン』とか『遣りたきゃ、遣らせて貰えよ』とかと半分冗談で返事をしていたが、頷く誠一の表情が余りに真剣なので良平は怖いと思う事もあった。
それ程誠一の母への思いは強くそして真剣だったのだろう。
例え誠一がそのような行動に出たとしても母が相手にする筈の無い事は分かっているが、相手にされない腹いせに暴力に訴えてレイプって事も考えられるし・・誠一の言葉は日が経つに連れ、次第に良平が不安を覚えるほどの強い思い入れが感じられるようになっていった。
もしそんな事にでもなれば如何しよう・・考えただけで良平の内心は穏やかではなかった。
だから春休みになって、誠一と会う事も無くなり良平は実の所ホッとしていた。
しかし長いと思っていた春休も終わってしまえばあっという間で、直ぐに新学期が始まった。
尤もその頃には良平は誠一の事も、誠一が母を慕っていた事もすっかり忘れていたが。
散り始めた桜の花びらを真新しい制服の肩に乗せた新入生を迎えての入学式も済むと、いよいよ良平の中学最終年の学校生活が始まった。
2年から3年に成る時はクラス替えが無いので、クラスの顔ぶれは今まで通りである。
入学式から何日か経ち、桜の花もすっかり散ってしまったというのに、誠一は目が合っても意味有り気にニヤッとするだけで話し掛けては来なかった。
春休み前はあれほど母に執着し、しつこいほど話し掛けて来た誠一の心変わりに、良平はいぶかりながらも、付き纏われなくなった事に内心ホットしていた。
春休みの間にもう母の事など忘れてしまったのだろうと安心しきっていた週末、一人で下校していると後ろから誠一が小走りで走り寄って来た。
「よう、久しぶり」
良平の肩をポンとたたいた。
「あぁ・・」
良平はめんどくさそうに曖昧な返事をした。
「元気にしてる?」
「あぁ、見ての通りだよ」
「違うよ、お前じゃあなくて、小母さんだよ・・小母さん元気かよ?」
もうすっかり忘れてしまったんだと思っていた母の事を突然尋ねられて、良平はいささか面食らった。
「えっ、母さん?・・あっ・あぁ、元気だよ」
「そぅ、ならいいけど・・小母さん、別に変わった様子はない?」
誠一はニヤけた表情をして良平の顔色を伺うように話し掛けてくる。
「何だよ、藪から棒に母さんの事を色々聞いてよぅ・・」
「いゃ、別に・・変わってなきゃあいいんだよ・・暫らく会ってないから小母さんどうしてるかなって思って・・」
それきり暫く会話が途絶えた。
二人は無言でゆっくり歩を進めたが、良平は誠一の含みのある言葉が気になって仕方がなかった。
いきなり母が元気かどうか尋ねられ、変わった様子はないかと尋ねられたのだから気になるのも当然である。
誠一が歩きながら横目でチラチラと顔色を窺うものだから尚更気になる。
暫し続いた重苦しい沈黙を誠一が破った。
「あのよぅ・・・・」
意を決して口を開いた様子だが誠一は後の言葉が続かない。
「ん?・・何だよ」
「俺さぁ・・・・」
言おうか如何か躊躇っている様子に良平は声を荒げた。
「だから何なんだよ?・・話しが有るなら早く言えよ」
「あぁ・・実は俺な・・俺、小母さんと姦ったんだぜ・・」
「・・・・・」
煮え切らない誠一に少し怒りを覚えて発した言葉に、突然返事をされた良平はよく聞き取れなかった。
否、聞き取れなかったというよりは意味が理解できなかったというのが正解だろう。
「えっ!・・・ん?・・」
暫く考えてもう一度同じ事を聞き返した。
「えっ!・・・ん?・・何だって?」
「だからよぅ・・お前のお母ちゃんと姦ったって言ったんだよ・・」
「やった?・・やったって・・何を?」
良平は誠一の言っている事が未だピンと来なかった。
「何をって事はないだろぅ・・セックスだよ、セックス・・俺、小母さんとオマンコしたんだ」
誠一はキッパリと言い放った。
「母さんとセックス?・・嘘つけぇ!」
良平は直ぐに嘘だと思った。
「嘘じゃあねえって・・本当だぜ・・本当にお前のお母ちゃんとオマンコしたんだから・・」
「冗談言うな!・・何時だよ・・何時遣ったってんだよ」
良平は強い口調で言い返した。
「春休みだよ、春休み」
「春休み?・・嘘付け!」
「嘘じゃあねえよ・・春季セミナーでお前がいなかった時だよ」
“確かに一週間の受験セミナーに参加していたが・・まっ・雅か・・冗談だろ・・”良平は拳を握った手を震わせて春休みの事を思い出していた。
「そんなに怒るなよ・・『したけりゃ、すればいいジャン』『遣りたきゃ、遣らせて貰えよ』って言ったのはお前だろ・・」
「うっ!・・」
“確かにそんな事を言った覚えは有るが・・あれは話の弾みで言ったまでで、冗談に決まってんだろうが・・母とセックスをしたなんて大法螺を吹きやがってふざけるんじゃねえよ”冗談にしても程があると、誠一を良平は怒りの表情で睨んだ。
「そんな怖い顔をするなよ・・別にレイプした訳じゃあないんだぞ・・お前が遣りたきゃ、遣らせて貰えよって言うから小母さんにお願いしたんだよ」
「ふざけんな・・嘘付くんじゃねよ」
「嘘だと思ってんだろ・・」
誠一はあざ笑うようにニヤッと笑った。
「嘘じゃあねえよ・・本当だぞ」
誠一は馬鹿にしたような笑みを浮かべ、母とのセックスの顛末を話し始めた。
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