こんにちは!
最近は日本でもハロウィンの文化が取り入れられ、街中のあちこちでデコレーションを見かけますね。年々仮装をするイベントも増えている気がします。
そんなハロウィンとも似ているメキシコのイベント、"死者の日(死者祭り)"にメキシコシティで参加し、ともかく楽しかった体験をブログに書いていきます(^^)/
フェイスペインティングもしたよー!
メキシコの死者の日とは?
ウィキペディアによると、"死者の日"はこのように書かれています。
死者の日(ししゃのひ、スペイン語: Día de Muertos、英語: Day of the Dead)はラテンアメリカ諸国における祝日の一つ。特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる。アメリカやカナダ等に在住する同地域出身者の間でも同様の習慣が継続されている。 メキシコでは全土で行われ、特にパツクアロ湖に浮かぶハニッツィオ島とオアハカがよく知られる。
日本のお盆に近い位置付けであるが、あくまで楽しく明るく祝うのが特徴である。死を恐怖するのではなく、逆にあざ笑うというモチーフとなっている。 墓地にも派手な装飾が施され、夜間にはバンドによる演奏なども行われる。カボチャを飾り仮装をしてパーティを行うなど、ハロウィンとも共通する点が多くあり、実際にルーツは近似している部分がある。
死者の日は、日本では"死者祭り"や"死者の祭り"とも呼ばれているみたいです。
死者の日と聞くと、ちょっとお盆っぽいというか、みんな黒い服着てそうというか、アダムスファミリー思い出すというか、どちらかというと暗い印象があるかもしれませんが、全然そんなことないんです!!
それどころか、メキシコの死者の日は、あちこちでお祭り騒ぎ!!オレンジ色のかわいいマリーゴールドが飾られ、そこら中ガイコツモチーフの物やカラフルなパペルピカド(メキシコの切り絵細工装飾)などが施されます☆
ウィキペディアには"カボチャの飾り"のことが書かれているけど、私達は見なかった気がします。それよりも、お腹いっぱいになるくらいガイコツ!ドクロ!スカル!!で溢れかえります。
ハロウィンみたいに仮装して楽しむだけでなく、いろいろな場所で可愛いデコレーションが施されるので、特に女性にはたまらないと思います!!
インスタ映えとかフォトジェニックとか意識している人には私はよくわからんけど絶対良いよ(笑)ともかくオススメ!
でも、メキシコは治安の悪い地域や場所もあるから女子一人旅の方は気をつけてね。女性一人じゃなくても、時間帯や治安の悪い場所には注意ですよーー!
ユネスコの世界遺産
死者の日は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
余談になりますが、、結構前に日本に一時帰国した時に、派遣の単発の仕事で一度だけお会いした方に普段は何をしているのかを聞かれたので「えっと、、世界旅行(世界一周)してます。テヘペロ」って言ったら、「えー!すごい!世界遺産とかも行ったの?」と言われたのですが、、、、
じつは、世界遺産って予想以上にあちこちにあるんですよね!日本にもあるし。
ジャンルも様々なので、見た目だけだと「え!?ここが世界遺産なのかい?」って場所も正直ありました。でも、歴史背景や文化的な理由で世界遺産になっている場所も多いです。
だから、"世界遺産"ってひとくくりで話すとアレなんですが、、登録されているからには、それなりのちゃんとした理由があります(難しいことはわからんが、たぶんそうだ)。
話がそれましたが、死者の日は「え?これが世界遺産なんかい?」とあなたをガッカリさせることはありませんので、安心して下さい!実際行ったらマジで楽しいよ〜!
少なくとも私達は大満足でした!いろいろ事情があり急遽メキシコに行くことになったのですが、たまたまお祭りの時期に行けたので、本当にラッキーでした。
死者の日はいつなのか?
ハロウィンは10月31日。では死者の日は何日なんでしょう?祭りの日数も気になりますよね。
みんな大好きウィキペディア先生に聞いてみましょう。
死者の日には家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合う。祝祭はカトリックにおける諸聖人の日である11月1日と翌日2日に行われる。地域によっては、10月31日の晩も前夜祭として祝われる。
市街地はマリーゴールドの香りに包まれ、公園には露店が立ち並ぶ。11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日とされ、供え物がチョコレートなどのお菓子からメスカルなどの酒に変わっていく。
つまり本当の日程は11月1日と2日なんですね!だから日数は二日間ということになります。でも10月31日の前夜祭もあるとも書かれていますね。
死者の日よりも前の期間
10月27日からの3泊は世界遺産のかわいい街グアナファトで過ごしましたが、そこでは既に"死者の日"のイベントが行われていました!
夜遅くまでお祭りムードは続き、宿泊した宿のすぐ近くに成人男性の合唱隊みたいなのが来ちゃって、夜中の2時まで歌い続けるもんだから、うるさすぎて眠れなくてムカつきました(笑)
めちゃめちゃ盛り上がっちゃっててすっごい大きな歌声なのね。超うまいんだけどね。
今でも二人で思い出すとちょっと笑えます。
↓グアナファトについては、こちらのブログに旅行記を書きました!メキシコなのに治安が良いので女性にもオススメです(^^)/
さて、話はメキシコシティに戻ります。
私達は2016年の10月30日から11月2日までの四日間をメキシコシティで過ごしました。
(11月2日はテオティワカンというピラミッドの観光に行ったので、メキシコシティの観光はしていません。)
2016年の11月30日は日曜日だったこともあるのか、メキシコシティでも夜はお祭りムード満点でした!
映画「007/スペクター」の撮影場所
メキシコシティは、ジェームスボンドで有名な映画「007/スペクター(Spectre)」の撮影場所ということもあり、この年の10月29日には大パレードが行われ、"007/スペクター"で使用されたコスチュームが使用されたんだとか。
私達はわずか1日遅くて間に合わずガッカリでした。Tatsuも私も007のダニエル クレイグ(Daniel Craig)のシリーズが好きなんですよね。
普段どちらかというとイギリス映画は見ないのですが、007は必ずセクシーな美女が出てきて、かっこいいアクションがあって、やっぱり面白いよね〜。
しか〜〜し!!そもそも、メキシコシティでは"死者の日のパレード"など存在していなかったそうです!
なんと、この映画でパレードのシーンがあったことから、2016年から映画のようにパレードを開催するとこにしたんだそう。。映画を見て観光に来る人たちをガッカリさせないために、メキシコ政府とメキシコシティ市当局が計画したんだってさ。
だから、もともと伝統的にパレードが行われていたわけではないんですね〜。うーーん。なんだか複雑ですね。
死者の日はメキシコのどこへ行くべきか?
冒頭で紹介したウィキペディアの内容では「メキシコでは全土で行われ、特にパツクアロ湖に浮かぶハニッツィオ島とオアハカがよく知られる。」と書かれています。
私達も、実際にメキシコに行く前に"死者の日 当日はどこで過ごすか"をかなり悩みました。
ハニツィオ島(Janitzio and Patzcuaro)
最初は色々なウェブサイトでもオススメされている"ハニツィオ島(Janitzio and Patzcuaro)"が伝統的な様子が見られて良いかな〜とおもったのですが、日程的にもちょっと厳しいと、、。
オアハカ(Oaxaca)
どちらにしても行く予定のある人気観光地"オアハカ(Oaxaca)"も悩みましたが、自分たちの行きたい場所のルートから考えると遠回りになってしまい微妙。
メキシコシティ(Mexico City/Ciudad de México)
結果、メキシコシティにしたのですが正直大正解でした!
お墓を訪れて故人を偲ぶような伝統的な落ち着きはありませんでしたが、単純に楽しむという意味ではメキシコシティで良かったと思います!
死者の日の食べ物・お菓子・パン
死者の日の食べ物も見逃せませんよ!
パン屋さんでは、ガイコツの形をしたクッキーやチョコレート、ゼリーやケーキまで!!ちょっとリアルすぎるのは気持ち悪いんですけど(笑)
もう、ありとあらゆるものがガイコツになって登場します!!
死者の日にメキシコに行ったらフェイスペインティングに挑戦しよう!
10月31日にメキシコシティの広場に行くと、有料(一人500円くらい)のフェイスペインティングのブースがありました。
Tatsuが「明日(11月1日)、フェイスペインティングをしてみようよ!!」と提案してくれたのですが、私は、、最初いまいち乗り気になれず、、(汗)
だって、なんか恥ずかしいし、似合うかもわからないし、、(もじもじ)
でも、Tatsuに説得されて思い切って挑戦してみることにしました☆
で、、、結果やってみて物凄ーーーい楽しかった!!!
これで街中を歩き回っっても、仮装している人がたくさんいるので全然恥ずかしくありませんでした(^^)/
夜ご飯だってこのまま(安いローカルの)レストラン入れちゃったしね。
見本の写真を持っていく
ファイスペインティングのブースには、見本の写真が飾ってあるのですが、ブースの外に飾ってあって、メイクしてくれるスタッフが作業を中断しながらその写真を何度も確認に行ったりするので時間がかかります。
良い感じに仕上げてもらうには、 事前にネットで"死者の日"のフェイスペインティングの画像を検索して、気に入った写真をスクリーンショットして持っていくことをオススメします。
Tatsuは紳士な感じの服装をしたフェイスペインティング画像をチョイス。(※著作権とかありそうなんで、もとの画像は載せないでおきます。)
良い感じです(*/▽\*)もとの画像みたいにスーツとハットも持ってたらさらに似合いそうだわ〜。ムフフ
私はグアナファトで見た超可愛いメキシコ人の女の子の写真を持って行き、図々しくも同じ感じのメイクにしてもらいました。
バックパッカーなのでドライヤーやコテなどはなく、3ヶ月以上放置したボサボサの髪の毛でしたが、(割高で売られていた)安物の造花のついたカチューシャを購入してつけたところなかなか良い感じ風に。思い切って小物を取り入れるのもオススメです(^^)/
もう、最後にはTatsuよりも私の方が乗り気で、フェイスペインティングを気に入りすぎて、まさかのセルフィーまで撮ってしまった(笑)
昼間にメイクしてもらって、夜にはやや剥がれてきましたが、、。
ぜひオススメです!一生の思い出になりますよ〜(o´艸`)ムフフ
いかがでしたか?メキシコに行くなら"死者の日"のタイミングが絶対に楽しいですよ☆
メキシコシティは治安の悪いエリアがあるので注意して下さいね!
また、先月メキシコシでは悲惨な地震がありました。実際にこれから旅行に行く方は最新の情報を調べてから行ってくださいね。
メキシコシティ自体の観光地などについての旅行記はまた別のブログを書きます(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。