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Humans of So-net Media Networks:大学院を中退してでもこだわった自分の「分析論」を活かせる場を求めて

語り手: 佐藤雄太郎 ソネット・メディア・ネットワークス / 2017年4月新卒入社


2017年4月に入社した佐藤雄太郎は、大学院で統計学の研究をしている中で発見した“データを扱う楽しさ”を仕事にできる環境としてソネット・メディア・ネットワークスを選びました。彼が入社を決めた理由から、ソネット・メディア・ネットワークスの仕事の面白みを探ってみました。

50%では意味がない。70%の予測率を追求した大学院時代

佐藤雄太郎は、新入社員として入社しプロダクト&サービス部でDSP (Demand Side Platform/

デマンド サイド プラットフォーム)広告の運用を担当しています。広告主のマーケティング

活動やキャンペーンの成功に向けて、データを分析しながら配信ターゲットや効率的な予算管

理を行っています。データを取り扱う仕事の面白みは、大学時代の研究が原体験になっている

と佐藤は言います。

佐藤「大学院では統計学でデータ分析の研究をしていました。具体的には企業との共同研究である商品の品質管理を精度高く行うためのデータマイニングです。プログラムの行数はあまりないのですが、分析のために必要な動きが複雑で、軽い鬱になるのではないかというくらい大変でしたね。故障予測を7割程度で行うためにどうしたらよいのか……。予測が50%の精度ではコインの裏表と同じ程度なので、研究としても企業にとっても意味がありません。」

大学院生でありながら、企業に報告をするという責任を負う体験をすることで、佐藤はただプ

ログラミングを書いて分析するだけではなく、教授や企業の関係者に説明できる形でアウトプ

ットすることの難しさを実感したと言います。

大学院修了を目前にして、教授と大喧嘩をしてまさかの中退。

研究に没頭する生活を送っていた佐藤ですが、大学院の修了を目前にして人生最大の決断をしました。大学院2年生の秋の10月に教授と大喧嘩をして、大学院を突然辞めたのです。教授からも「あと5ヶ月で大学院修了なのだから……」と引き留められたものの、決断は変わりませんでした。どうしても腹に据えかねることがあって、大学院での研究をこれ以上続けることができないと自分の気持ちを貫いたと言います。

佐藤「企業との共同研究では、機密情報管理の観点で必ずしも必要なデータをすべて提供いただけるわけではありません。そのような事情は、重々理解はしていたのですが、ある時に元々のデータが取得方法の異なるデータが含まれていることが分かりました。本来であれば取得方法の違うデータは分けて分析するのがセオリーです。そこで、分析の基本に則ってデータを分けて分析したところ、教授からは全部のデータを使って何とかしろと言われてしまいました。しかし、それでは正しい分析はできません。そうした考え方の違いに、どうしても納得できませんでした」

統計分析においては、サンプル数も考慮しながら、プログラミングの癖も踏まえて分析することが重要だと佐藤は考えていました。この分析に対する矜持があったからこそ、教授からの引き留めに対しても、どうしてもその主張を譲れないと考えたのです。今でも教授には感謝しているものの、喧嘩別れをしてしまったことは後悔していないと言います。

この時の決断を両親に伝えたときに、父親は「学費を無駄にした」と怒っていたものの、母は自分の選択をすぐに理解し、受け止めてくれたと佐藤はいいます。

佐藤「怒られるかなと思いながら、報告したところ母は、『じゃぁ、辞めれば』といったんですね。あなたのやりたいことができないなら、辞めればいいじゃないというなんて思っていなかったので、母は強いと心から思いました」

こうして佐藤は、大学院での研究にも区切りをつけて就職活動に本格的に取り組んでいきました。

「データがいっぱいある」ならば、そこは自分の居場所になる

就職活動は、世間的には真面目にやっていないと振り返る佐藤ですが、「データサイエンティスト」というキーワードは大事にしていました。システムエンジニアや広告業界など「データに向き合う仕事」を探す中で、ソネット・メディア・ネットワークスに出会いました。就職活動においても、佐藤はその風貌からは予想できない決断力を発揮します。

佐藤「いくつか会社は受けていたのですが、最初に内定をもらったソネット・メディア・ネットワークスにその場で決めました。もう受ける意味がないので、就職活動は終わりにしようと」

また、この意思決定ができた理由には大学時代から続けていたイベントのアルバイトの経験も影響していると佐藤は考えています。誰もが知るアイドルのイベントの運営の仕事を社員同様の責任感でやってきた佐藤にとって、イベントの裏側の仕事の重さは逃れられないものでした。そこでのやりがいは感じていたものの、寝る間も惜しんで働く環境で何年も働き続けることは、イメージがつかなかったようです。

佐藤「イベントのアルバイトは、気づいたら片足つっこんでいたという感じですが、生活よが仕事に支配されている恐怖感もありました。自分の強みを活かして働き続けるためには、やはりバランスも必要です。ソネット・メディア・ネットワークスの面接で『データならいっぱいあるよ』と言われた時に、心が決まった感じもします。実際に社員が働く姿を見たところい、ずっと椅子に座っている感じが全くしなかったです。自由で相談やコミュニケーションをしながら、ひとりで抱え込まない仕事のスタイルにも魅力を感じました」

現在は、DSPの広告運用を佐藤は楽しくやっていると言います。広告をどのように配信したら、成果につながるのか広告主のマーケティングのゴールを達成するために何ができるのかをじっくり考えながら取り組める環境に満足しているようです。

佐藤「仕事を始めてわかったのは、数理的なモデルも知っておいた方がいいですが、最も重要なのは現状がどうなのかを知る力だと分かりました。データからこうだろうなという仮説をたてて、キャンペーンを思い通りに動いているとやっぱり楽しいですよね。結果が分からないギャンブル性もこの仕事の魅力だと感じています」

知らないことだらけなのでモチベーションが下がることがないという佐藤は、ユーザー像を常に考えながら広告の運用する楽しさを入社3か月で既に実感しています。

地方×ITのやったもの勝ちのテーマを見つけたい

広告の運用において商材ごとに仮説を立てるという取り組みは、似ているように見えても同じものは全くないと佐藤は感じています。この仕事はずっと楽しくやっていけそうだと感じていますが、将来の夢もあると言います。

佐藤「将来的には、経営をしたいと思っています。東京でどっぷりITに浸かってそれを地元や地方都市に持って帰って何か面白いことができたらいいですね。地方にはITのニーズがないという話を聞くこともありますが、恐らくそれはITを知らないからだと思います。ITをしっかりと学ぶことで、地方×ITできっと面白いことができると思っています」

東京はたくさん人がいるので地方の方が、勝負がしやすいのではないかという打算もあると笑って語る佐藤ですが、「最初にやったもの勝ち」のテーマをみつけるためにも、「データを 扱う実務の力」をソネット・メディア・ネットワークスの環境を使って飛躍的に伸ばしていこうとしています。




佐藤雄太郎: 2017年4月新卒入社。現在、プロダクト&サービス部所属

ソネット・メディア・ネットワークス 採用募集一覧:

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