オープンワールドADV『AER Memories of Old』Steamで発売開始、天空を舞台に「鳥少女」が巡礼の旅をする。日本語にも対応

Daedalic Entertainmentは10月25日、スウェーデンに拠点を置くインディースタジオForgotten Keyが開発したオープンワールド・アドベンチャーゲーム『AER Memories of Old』をSteamで発売した。価格は1880円。海外ではPlayStation 4/Xbox One向けにも発売中だ。なお、ゲーム内は日本語表示に対応している。

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本作の舞台は、空に浮かぶ「神々の大地」と呼ばれる島々だ。かつては地上にあるひとつの大地だったが、はるか昔に起こった地殻の大変動「大いなる分裂」によって空に散らばった。主人公の少女アウクは、その時に空に取り残された人間の末裔である。

神々の大地には、古代の人々が遺した3つの寺院が存在する。天空の住人にとって、それらの寺院を巡礼することは大切なことであり、本作ではプレイヤーはアウクと共に巡礼の旅に臨む。しかし、寺院は女司祭カラによってはるか昔に封印されている。カラは、大いなる分裂の際に人々を救うために尽力した人物で、特別なランタンを使って人々を安全な場所へと導いた。そのランタンはカラが存命の間だけ照らし続けていたとされているが、不思議なことにアウクを前にしてふたたび灯がともる。

アウクはバードシフターと呼ばれる種族で、人間から鳥に、またその逆へと自由に変身することができる(空中でジャンプボタンを押すと変身する)。本作の世界に浮かぶ島々はとても小さく、広範囲にわたって点在しているので、鳥になって飛ぶことはワールドマップ上の主な移動手段となる。本作はオープンワールドとなっており、ゲームの最初からどこへでも飛んで行くことができる。しかし、巡礼のルートはゲーム上あらかじめ決められているため、ストーリーを進めるためにはどこへ向かうべきか情報を集めなければならない。神々の大地には人はあまり多く住んでいないが、それでもアウクのような巡礼者の手助けをしてくれる人たちが存在する。そうした天空の住人に出会って、次の目的地のヒントをもらうのだ。

この世界には寺院だけでなく、遺跡も数多く存在する。前述したように寺院は封印されているので、まずは関連する遺跡を訪れて封印を解く鍵を手に入れなければならない。そして遺跡や寺院での探索にはカラのランタンの力が必要になる。なにかスイッチのようなものを押したり、パズルを動かしたり、古代のカラクリはランタンに灯をともすことで起動するのだ。ランタンにはそのほか、大いなる分裂の当時に生きていた人々の声を聞く能力もあり、マップ内の光っている場所でランタンを使うとセリフが浮かび上がる。また古代の文字が書かれた石板があらゆる場所に存在し、これらを調べていくことでこの世界についてより深く知ることができる。

本作のゲームプレイは探索とパズルがほとんどであり、率直に言ってシンプルなゲームである。しかし、ローポリゴンで表現されたパステルカラーの鮮やかな世界や、その中を鳥になって自由に飛び回る爽快感、そして興味深い世界観など、光る要素は数多い。その舞台となる神々の大地は、とある存在が目覚めたことによって暗闇に飲み込まれつつある。アウクの巡礼の旅は、期せずしてその危機を終わらせる旅へと変わっていく。

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