10月28日は「おだしの日」

 

こんばんは、まちゃはるです。

 

記念日は毎日です。

 

一年中365日(閏年は366日)

記念日のない日はありません。

 

制定されるには記念日には

制定した人の思いがあります。

 

その中でもなるべく明るく、美味しい話題に

スポットを当てたいと思います。

 

というわけで10月28日ですが、

私の独断と偏見で注目する記念日を

ピックアップしたいと思います。

 

というわけで10月28日は何の日かというと

おだしの日」。

 

おだし」とは「お出汁」のこと

和食の生命線とも言える「おだし」。

 

「おだし」の存在を知らない人はいない

とは思いますが、「自分で(おだしを)

とったことはない」という人は意外と

多いのではないでしょうか。

 

特に料理は奥さんなどに

まかせっきりのあなた。

 

しかし、この「おだし」にはたくさんの魅力

に溢れています。

 

そこで、「おだしの日」が制定された経緯と

「おだし」の魅力について取り上げていきます。

 

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「おだしの日」が制定された経緯

 

「おだしの日」を制定したのは関西地方で

50店舗を展開する

株式会社太鼓亭」さん。

 

和食には欠かせない「おだし」の正しい知識

を提供するとともに、

旨味があり健康にも良い「おだし」の魅力を

皆さんに知ってもらいたいという思いで

「おだしの日」を制定しました。

 

「おだしの日」として制定された日付は

10月28日。

 

この日は「おだし」の代表格であるカツオ節

の燻乾カビ付け製法を作り出した

角屋甚太郎氏の命日(1707年)

から取って、「おだしの日」として

制定されました。

 

彼は江戸時代に紀州印南浦の漁民として

カツオ節を作り出した人物です。

 

今でこそカツオ節は誰もが知る「おだし」の

代表格になりましたが、

最初にカツオをあのような形にして

「おだし」を取ろうと発想したのは

凄いことだと思います。

 

まさに「コロンブスの卵」ですね。

 

それが300年以上経過した現在においても

「おだし」の代表格として君臨し続けている

ことは、 彼の偉大さを物語っていますね。

 

それだけカツオ節を含む「おだし」が魅力的

であるということですね。

 

 

「おだし」の魅力

 

1.食材本来の旨みを引き出す

 

「おだし」は日本で一番古い調味料です。

醤油や塩のように塩分が多いわけでは

ありませんから、食材本来の旨みを

感じることができます。

 

しかし、私も若い頃は食材にたっぷりと醤油

をかけて食べていました。

 

今思えば、食べ物を食べているのか醤油を

食べているのかわからなくなりますね。

 

ただ、私は何も醤油や塩の存在を否定する

つもりではありません。醤油には醤油の、

塩には塩の良さがあります。

 

これらにも食材の旨みを引き出す力があると

思います。

 

しかし、私に限らず現代の人は濃い味を好む

傾向にあり、塩分を摂り過ぎていますので、

高血圧による生活習慣病が心配になります。

 

「おだし」を上手に使うことで塩分摂取を

抑えることができ、生活習慣病の予防効果が

期待できます。

 

 

2.認知症予防効果が期待できる

 

カツオ節の「おだし」にはビタミンB群

豊富に含まれています。

 

その中の「ナイアシン」という物質には

アルツハイマー型認知症」の予防効果が

期待できます。

 

ナイアシンは血行をよくする効果があり、

脳内の血行が良くなることで脳神経が活発に

なるためであると考えられています。

 

カツオの「おだし」か認知症予防効果が期待

できるなんてビックリですね。

 

うちの両親にも勧めてみようかな

と思います。

 

 

3.生活習慣病の予防効果

 

ナイアシンには脳内の血行を促進する効果が

期待できます。

 

これにより脳梗塞や高血圧などの生活習慣病

を予防する効果を期待できます。

 

 

4.冷え性や肩こりの改善効果

 

ナイアシンは脳内だけでなく、

表皮の血行も促進します。

これにより冷え性や肩こりなどの改善効果

期待できます。

 

 

5.食欲抑制効果、脂肪燃焼効果

 

カツオの「おだし」にはビタミンB群と

イノシン酸が含まれています。

 

この成分から「ヒスチジン」を摂ることが

できます。

 

この「ヒスチジン」は必須アミノ酸です。

 

また、「ヒスチジン」には脂肪を燃焼する

効果わや食欲を抑制する効果があり、

ダイエットをしている人にはもってこいの

成分です。

 

 

6.疲労回復効果、集中力向上効果

 

「カツオのおだし」には「ペプチド」が

含まれています。

 

ペプチドは疲労回復や集中力を向上させる

効果が期待できます。

 

また、抗酸化作用があり、精神の安定や

運動能力の向上効果、痛風の予防効果が

期待できます。

 

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まとめ

 

10月28日は「おだしの日」。

 

そこで、カツオ節の魅力について

取り上げてきました。

 

減塩効果を始め、認知症予防、

生活習慣病予防、血行の促進、

ダイエット効果、疲労回復など様々な効果が

期待できます。

 

それでいて低カロリーなので健康にも良い

食材です。

 

このことを知っていただいて、

「おだし」に対しての見る目が変わり、

積極的に摂っていただけたら幸いです。


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