早実 清宮 7球団競合し日本ハムが交渉権獲得

早実 清宮 7球団競合し日本ハムが交渉権獲得
プロ野球のドラフト会議が開かれ、高校通算最多とされる111本のホームランを打った早稲田実業の清宮幸太郎選手は、7球団が1位指名し、抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得しました。
ドラフト会議は26日午後5時から都内のホテルで始まり、12球団の代表者が選手の指名に臨みました。

1位指名では、早稲田実業の清宮選手を、ロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクの7球団が指名しました。

そして抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得しました。清宮選手は、長打力が持ち味の左バッターで、高校通算最多とされる111本のホームランを打ちました。

多くの球団が1位指名の候補に挙げていて、ことしのドラフト会議でどれだけの球団が1位で指名するか注目を集めていました。

清宮幸太郎選手とは

早稲田実業の清宮幸太郎選手は、身長1メートル84センチ、体重101キロの内野手で高校通算最多とされる111本のホームランを打ち、ことしのプロ野球のドラフト会議で最大の注目を集めていました。

中学1年生のとき、少年野球の世界大会で優勝し、当時から注目を集め、高校入学後、1年生でレギュラーをつかむと夏の甲子園で2本のホームランを打ち甲子園を湧かせました。

その後もホームランを量産し、3年生になるとチームのキャプテンとして、春のセンバツに出場。夏の甲子園出場はならなかったものの、西東京大会では、準々決勝の八王子高校戦で107本目のホームランを打ち、高校通算最多とされていた数字に並びました。

ことし9月にカナダで開かれた18歳以下のワールドカップの日本代表にも選ばれ、4番・キャプテンとして、チームを引っ張りました。

この大会、日本は3位で目標だった世界一は逃したものの清宮選手は2本のホームランを打ち、高校通算のホームラン数を111本まで伸ばしました。

プロ野球志望届を提出後は清宮選手本人との面談に10球団が参加するなどドラフト会議でどれだけの球団が1位で指名するのか注目が集まっていました。

清宮「みんなに目指される選手に」

日本ハムが入団交渉権を獲得したことを受けて、早稲田実業の清宮幸太郎選手は「きょうという日を迎えられたことに感謝したいと思います。いままで18年間育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えたい。やっとスタートラインに
立てたという気持ちでいます。これからしっかり鍛錬してみんなに目指される選手になりたい」と話しました。

そして日本ハムというチームの印象について「いい選手がたくさんいるしすごくよいチームというイメージがあるので本当にうれしいです」と話していました。
栗山英樹監督の印象については「采配もサプライズが多く、枠にとらわれないところが非常に好きなので、いい監督に出会うことができたと思う」と話しました。
またチームに斎藤佑樹投手や荒木大輔新2軍監督など早稲田実業出身の先輩がいることについては、「すごく上の人たちだが、それでもみんな同じ『早稲田の血』のようなものがあると思う。頼るところは頼って見習うところは見習いたい」と話していました。

さらに高校時代については「いろいろな経験を3年間でさせてもらった。この3年間で自分の人生が大きく変わったと思っている。3年間、自分の思うように練習をさせてもらったし、自分を信じたから今がある」と話していました。

そして今回のドラフト会議について「こんなことはもう一生ないので、言葉でどう表現すればいいのかわからない感じで、きのうからそわそわしていました。人生で最初で最後のドラフト会議を楽しめたのかなと思います」と話しました。

木田GM「チームとして育てていきたい」

7球団による抽選で、早稲田実業の清宮幸太郎選手の入団交渉権を獲得した日本ハムの木田優夫ゼネラルマネージャー補佐は、「日本の宝になる選手だと思うので、みんなでチームとして育てていきたい。ことしどうしても来てほしい選手だったのでよかった。交渉権を獲得したので、ぜひ思いきり野球をやってほしい」と話していました。
日本ハムが清宮選手の入団交渉権を獲得したことについて札幌市内では期待の声が聞かれました。

札幌市に住む高校1年生の女子生徒は「高校野球で活躍した選手なのでとてもうれしいです。入団が決まればホームランを打つ姿を見てみたいです」と話していました。

また、市内に住む48歳の会社員の男性は「大谷翔平選手がいなくなるかもしれないので、交渉権を獲得できてよかったと思います。清宮選手にもホームランをガンガン打ってほしいです」と話していました。
早実 清宮 7球団競合し日本ハムが交渉権獲得

早実 清宮 7球団競合し日本ハムが交渉権獲得

プロ野球のドラフト会議が開かれ、高校通算最多とされる111本のホームランを打った早稲田実業の清宮幸太郎選手は、7球団が1位指名し、抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得しました。

ドラフト会議は26日午後5時から都内のホテルで始まり、12球団の代表者が選手の指名に臨みました。

1位指名では、早稲田実業の清宮選手を、ロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクの7球団が指名しました。

そして抽選の結果、日本ハムが入団交渉権を獲得しました。清宮選手は、長打力が持ち味の左バッターで、高校通算最多とされる111本のホームランを打ちました。

多くの球団が1位指名の候補に挙げていて、ことしのドラフト会議でどれだけの球団が1位で指名するか注目を集めていました。

清宮幸太郎選手とは

早稲田実業の清宮幸太郎選手は、身長1メートル84センチ、体重101キロの内野手で高校通算最多とされる111本のホームランを打ち、ことしのプロ野球のドラフト会議で最大の注目を集めていました。

中学1年生のとき、少年野球の世界大会で優勝し、当時から注目を集め、高校入学後、1年生でレギュラーをつかむと夏の甲子園で2本のホームランを打ち甲子園を湧かせました。

その後もホームランを量産し、3年生になるとチームのキャプテンとして、春のセンバツに出場。夏の甲子園出場はならなかったものの、西東京大会では、準々決勝の八王子高校戦で107本目のホームランを打ち、高校通算最多とされていた数字に並びました。

ことし9月にカナダで開かれた18歳以下のワールドカップの日本代表にも選ばれ、4番・キャプテンとして、チームを引っ張りました。

この大会、日本は3位で目標だった世界一は逃したものの清宮選手は2本のホームランを打ち、高校通算のホームラン数を111本まで伸ばしました。

プロ野球志望届を提出後は清宮選手本人との面談に10球団が参加するなどドラフト会議でどれだけの球団が1位で指名するのか注目が集まっていました。

清宮「みんなに目指される選手に」

日本ハムが入団交渉権を獲得したことを受けて、早稲田実業の清宮幸太郎選手は「きょうという日を迎えられたことに感謝したいと思います。いままで18年間育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えたい。やっとスタートラインに
立てたという気持ちでいます。これからしっかり鍛錬してみんなに目指される選手になりたい」と話しました。

そして日本ハムというチームの印象について「いい選手がたくさんいるしすごくよいチームというイメージがあるので本当にうれしいです」と話していました。
栗山英樹監督の印象については「采配もサプライズが多く、枠にとらわれないところが非常に好きなので、いい監督に出会うことができたと思う」と話しました。
またチームに斎藤佑樹投手や荒木大輔新2軍監督など早稲田実業出身の先輩がいることについては、「すごく上の人たちだが、それでもみんな同じ『早稲田の血』のようなものがあると思う。頼るところは頼って見習うところは見習いたい」と話していました。

さらに高校時代については「いろいろな経験を3年間でさせてもらった。この3年間で自分の人生が大きく変わったと思っている。3年間、自分の思うように練習をさせてもらったし、自分を信じたから今がある」と話していました。

そして今回のドラフト会議について「こんなことはもう一生ないので、言葉でどう表現すればいいのかわからない感じで、きのうからそわそわしていました。人生で最初で最後のドラフト会議を楽しめたのかなと思います」と話しました。

木田GM「チームとして育てていきたい」

7球団による抽選で、早稲田実業の清宮幸太郎選手の入団交渉権を獲得した日本ハムの木田優夫ゼネラルマネージャー補佐は、「日本の宝になる選手だと思うので、みんなでチームとして育てていきたい。ことしどうしても来てほしい選手だったのでよかった。交渉権を獲得したので、ぜひ思いきり野球をやってほしい」と話していました。
日本ハムが清宮選手の入団交渉権を獲得したことについて札幌市内では期待の声が聞かれました。

札幌市に住む高校1年生の女子生徒は「高校野球で活躍した選手なのでとてもうれしいです。入団が決まればホームランを打つ姿を見てみたいです」と話していました。

また、市内に住む48歳の会社員の男性は「大谷翔平選手がいなくなるかもしれないので、交渉権を獲得できてよかったと思います。清宮選手にもホームランをガンガン打ってほしいです」と話していました。