こんにちは!あんまり詳しくないけど歴史好きのこーにゃーです。大学では歴史の研究を行っていました。
台風21号が通り過ぎた翌日の10/24から一泊二日、福島県会津若松市に観光に行きました!
お目当ては戊辰戦争150周年を来年に控え、夜はライトアップもされる鶴ヶ城です!
鶴ヶ城とは
1384年に葦名直盛によって黒川城が創営したのをはじめとし、改修を重ねて難攻不落の名城と呼ばれました。
1868年から始まった戊辰戦争の戦場となり、追い詰められた会津藩が1ヶ月籠城戦を行った城でもあります。
戊辰戦争後、ぼろぼろになった鶴ヶ城は1874年に取り壊されましたが、1965年に再度建て直され、現代に歴史が継がれています。
写真は戊辰戦争直後の鶴ヶ城。天下の名城も、大砲やアームストロング砲を打ち込まれたことでぼろぼろです。それでも崩れることはありませんでした。
国指定史跡にもなっています。
戊辰戦争150周年
2018年、戊辰戦争150周年を迎えるにあたり、企画展が開催されました。会津若松場内にて「戊辰前夜」という特別展示です。
いざ入城!
・・・といっても、特別展示室は撮影禁止区域だったので写真は取れませんでした。
しかし、江戸時代にペリーが来航して以降の幕末の時代の中で、会津藩がどのような経緯で戊辰戦争に向かい、どのように明治維新と向かい合ったのかがわかりやすく展示されていました。
また、貴重な資料や文化財も多く展示されていました。特に鶴ヶ城城主の松平容保公が孝明天皇より贈られた手紙や品々はとても興味深いものでした。
そして、天守閣から一望できる景色はまさに絶景です!四方を山に囲まれており、会津が盆地であることがよくわかります。
遠くに見える小高い山は飯盛山。白虎隊が自害した悲劇の地として有名です。
関係ないですが、なんだか雲も綺麗でした。
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戊辰戦争について超簡単にざっくり説明
1853年にペリーが来航して以降、討幕の動きが高まる。
会津藩主松平容保は京都守護職として京都の治安を守り、討幕派の長州藩と対立。
1867年、江戸幕府第15代将軍徳川慶喜は大政奉還をし、政権を天皇に返す。この時は800万石の大名であり、大きな勢力を持つ。
その後、小御所会議が開かれ、慶喜公の減給されたのを不服とし、旧幕府軍が武装発起。新政府軍は旧幕府軍をつぶそうと江戸に火を放つなどして画策。
京都・鳥羽伏見の戦いから始まった戊辰戦争。会津藩率いる旧幕府軍は薩長同盟を中心とする新政府軍と1年半に及ぶ戦争が行われる。
紅葉ライトアップ
戊辰戦争とは関係ないのですが、10/20-11/12の期間、鶴ヶ城の紅葉ライトアップが行われています。
夜は入場無料。行ってみました!
正面から
お城の背中
紅葉のシーズンには少し早かったですが、ライトアップされた鶴ヶ城は昼間に見たものとは別物で、とても美しかったです。
こちらはパンフレットで見た紅葉と鶴ヶ城の写真。
紅葉がピークの時はもっときれいに見えるんでしょうね!ちょっと来るのが早かったなと後悔。
この鶴ヶ城ライトアップには「フクロウ号」と呼ばれるライトアップ限定のツアーがあります。事前予約でホテルから鶴ヶ城まで送迎があり、乗務員が場内を案内してくれます。
料金は500円で、城内散策は30分程度。
公式にはない鶴ヶ城のうんちくが聞けて面白いです。例えば鶴ヶ城入口にある大きな岩。これは【遊女岩】と呼ばれています。
重さ6.5トン。余りに重くて乗せることが出来なかったため、石垣の上から遊女達が励ましてようやく運び上げたことが名前の由来だそうです。随分セクシーな格好をしていたと話してました。
・料金:大人500円、小人300円
・期間:ライトアップ期間中(10/20-11/12)
・対象:東山温泉宿泊の方限定※宿にて申し込み
・時間:19:30-20:30
料金とアクセス
鶴ヶ城入場料 です。
アクセスマップ
交通機関の利用はこちら
四季と歴史が楽しめる鶴ヶ城。最高です!
2018年に戊辰戦争150周年を迎えます。その際は展示物が一新され「1868年、その時会津に何が起こったか」と題したもの。また来たいと思います。
今回は紅葉の季節に来ましたが、春には満開の桜が咲きます。城内には1000本の桜が植えてありこれまた絶景です。
是非歴史と景観を楽しまれてください!