東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
東京大学 The University of Tokyo


KGA6-A1 O96
175万年前のピック
エチオピア、コンソ出土
unifacial trihedral pick
1.75 million years ago
Konso, Ethiopia


175万から10万年前ごろまでの時代変遷と
石器製作技術の発達
(写真の石器は125万から175万年前の石器)

特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」

アフリカ、とりわけエチオピアは、人類起源期から人類進化の各段階の、世界を代表する化石記録を産出している。本展示では、日本とエチオピアの研究者の1980年代以来の長年にわたる共同研究の成果に基づき、ホモ属の系統が出現した250万年前ごろからホモ・サピエンスの出現までの人類進化の道筋と石器テクノロジーの発展について展示する。人類化石の展示としては、著名な頭骨化石12点のレプリカ標本を空間配置した系統樹として示す。最古の石器とそれ以後の製作技術のイノベーションを示す展示としては、エチオピアから一時借用の52点の原研究標本を展覧する。これらには、260万年前の世界最古の「オルドワン」石器、175万年前の最古の「ハンドアックス」などの「アシュール石器文化」草創期の石器、その後、石器テクノロジーが段階的に発達し、洗練化・シンボル化してゆく様相、「出アフリカ」を成し遂げた現生人類(ホモ・サピエンス)の石器など、1990年代から近年までに発見された第一級の研究標本を展覧する。




ギャラリートーク
参加希望者は開始時間までに1階展示場に集合ください。
10月28日(土)14:00-15:00  諏訪 元 (展示のメイキングと内容解説)
11月11日(土)14:00-15:00  加藤茂弘 (アシューリアン型石器の年代を ど う決めたのか?)
12月 9日(土)14:00-15:00   佐野勝宏  (石器テクノロジーの変遷とその背景)

展示関連出版物販売予定
「アシュール石器文化の草創―エチオピア、コンソ」

同時開催
特別併設展示:人類先史、曙ーー東京大学所蔵明治期の人類学標本
常設展示:UMUTオープンラボーー太陽系から人類へ


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