北朝鮮外相の太平洋での水爆実験示唆はハッタリの疑い濃厚
9月に北朝鮮の外相が太平洋上での核実験を示唆したが、北朝鮮外務省の別の高官からも裏づけ発言があった (注) 。
水爆弾頭ICBM保有のデモンストレーションなら水爆弾頭ミサイルを得意のロフテッド軌道で打ち上げ韓国のEEZ (排他的経済水域) のすぐ北側の北朝鮮のEEZ内の海上で実験した方が太平洋上での水爆実験よりは国際非難も少なくデータ確認もしやすいはずだし、また、ICBMの射程のデモンスイトレーションは別途に同重量の模擬弾頭のICBMを太平洋上に撃ち込んだ方が外国の航空機や船舶の危険は大幅に低くなる。おそらく、中国やロシアから実験を制止される事か発射してもアメリカに迎撃される事を見越したハッタリ発言の疑いが濃厚である。そして、大気圏内核実験は北朝鮮のEEZ内で行なうと変更し、北朝鮮のEEZ内やその周辺海域からアメリカ海軍艦艇を追い払うつもりかもしれない。尚、北朝鮮はミサイルに搭載可能なウラン原爆弾頭は保有している可能性が高いので、北朝鮮のEEZ内の海上にウラン原爆弾頭ミサイルを撃ち込む可能性はある。
2017年10月26日
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http://jp.reuters.com/article/north-korea-nuclear-idJPKBN1CU39H