2017-10-25 一日雨
「ゲーデル、エッシャー、バッハの薄い本」(のマンガ)の薄いブログ
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技術書典3というイベントでゆるげぶ(ゲーデル・エッシャー・バッハ読書会)のメンバーとして「ゲーデル、エッシャー、バッハの薄い本#1」に4ページほど駄マンガを描かせてもらいました。まぁ、その読書会一度も参加したことがないんですけど。
で、このマンガ、うちの6歳の娘にはウケましたが(天才なので)、その他だいたいの方には「全く意味がわからない」と思われているようです。改めて読み直すと確かにただの頭のおかしいマンガで将来的に自分でも何を考えていたか分からなくなるに違いないので、せめて記憶が新しいうちに何を考えて描いたか残しておきます。
まず
これは読んでいることが前提です。特に第11話「少年」。
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。(青春)
そんなサミュエル・ウルマンの言葉を思い出させてくれる金言の登場する神回なので、特に自分がおっさんだという自覚がある人はみんな黙って読むべし。
「入れんでどうする・・・?少年スイッチ・・・!」
その「1日外出録ハンチョウ」を踏まえて読んでいただくと、今回の謎マンガは「不思議の環に飛び込むことを躊躇うゲーデルとエッシャーをバッハが自身の曲を持って誘う」話であることが分かるはずです。分かれ。
後はこちらの絵のタイトルが「滝」であること、バッハに「無限カノン」と「蟹のカノン」と呼ばれる曲があること、エッシャーに「蟹のカノン」という絵があること押さえていただければ、とりあえずキ○○イの心象風景をただ垂流したわけではないことはご理解いただけるのではないかと。
まぁ、理解したところで面白いかどうかはまったく別の問題ですが。