【10月25日 AFP】ビザなしで渡航できる国の数をパスポートごとに順位付けしたランキング「パスポートインデックス（Passport Index）」の最新版が発表され、東南アジアの小国シンガポールが1位になったことが明らかになった。

　パスポートインデックスによると、パラグアイがシンガポールに対する制限を解除したことにより、シンガポールのパスポート所持者はビザなし、もしくは到着ビザで159か国への渡航が可能になったという。

　同国のパスポート所持者はおよそ560万人。2位は158か国でドイツ、3位にはスウェーデンと韓国がつけた。

　米国は、マレーシアやアイルランド、カナダとともに6位。最下位はアフガニスタンで、22か国のみビザなしで渡航可能だった。

　パスポートインデックスのランキングはカナダのコンサルタント会社であるアートンキャピタル（Arton Capital）が作成。

　同社のシンガポール事務所の経営部門責任者は声明で、アジアの国のパスポートが世界最強となったのは初めてだと述べている。(c)AFP