W杯史上“最少国”となったアイスランド…新宿区とほぼ同じ人口の小国が見せる躍進の理由

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アイスランドは同国史上初となるワールドカップ出場を決めた。人口約33万5000人の大会“最少国”の躍進の秘訣とは。

人口約33万5000人。アイスランドの躍進が止まらない。

アイスランド代表は、ロシア・ワールドカップ欧州予選グループIで首位となり、同国史上初の本大会出場を決めた。同大会史上、最も人口の少ない出場国となる。

アイスランドは9節を終えた段階で2位クロアチアと1ポイント差の首位に立ち、勝利すれば自力での予選突破を決められる状況となっていた。そして迎えた9日の最終節・ホームでのコソボ戦で、2-0で勝利。見事W杯初出場を決めた。

人口約33万5000人の小国は、EURO2016に続き国際大会最高峰の舞台に立つことになる。これまでW杯では、2006年に出場したトリニダード・トバゴが人口130万人で最少国となっていたが、アイスランドはこの記録を塗り替えている。

近年目覚ましい成長を続けるアイスランドで、選手として登録されているのは男女合わせておよそ2万人。世界で最も少ない国の一つである。

しかし同国は、国民500人に1人というUEFAコーチングライセンス取得率を誇っている。サッカー大国であるイングランドは、約1万人に1人の割合。指導者育成に力を入れ、その優秀なコーチたちが育成年代から指導にあたっているのが近年の躍進につながっているということができるだろう。

13回目の挑戦にして、初めてを予選突破を決めてみせたアイスランド。同じく初出場となったEURO2016では、強豪イングランドを破る快進撃をみせ、ベスト8に進出した。W杯でも躍動することはできるだろうか。新宿区とほぼ同じ人口のW杯“最少国”が、ロシアの地でサポーターとの“バイキング・クラップ”を響かせる。

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