【ワシントン時事】トランプ米大統領の与党・共和党のフレーク上院議員(アリゾナ州)は24日、上院で演説し、「民主主義の規範と理想が日常的にたやすく損なわれている」とトランプ氏を痛烈に批判した。同じ党の議員としてトランプ政権に「加担しない」と異例の決別を宣言し、来年の上院選に出馬せず、引退する考えを明らかにした。
フレーク氏はトランプ大統領を念頭に演説で「個人攻撃、道義や自由、制度に対する脅し、目に余る事実や良識の無視、無謀な挑発」といった点を挙げて激しく非難。「世界中における米国の指導力の有用性に疑問が生じた」と述べ、自由と繁栄をもたらした世界秩序を米国が最も見捨てたがっているようだと主張した。
フレーク氏は来年の選挙での劣勢も伝えられている。サンダース大統領報道官は24日の記者会見で「彼に対するアリゾナ州民の支持不足を考えれば、おそらくは良い行動だ」と皮肉った。