英国で開発された持ち運べる水「Ooho!」がすごい!
液体?個体?持ち運べる水とは?
透き通る水の玉。触ってみるとプヨプヨしていて、「おもちゃ?」と思ってしまいますが、これはれっきとした飲料水です。
名前は「Ooho!(オウホウ)」。ロンドンの「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」の学生たちが、ペットボトルなどプラスチック容器の削減を目的として製作・公開すると、たちまち世界中で話題となりました。
「Ooho!」の注目すべき点は、ゴミを削減できてエコロジーなのはもちろん、誰にでも簡単に作れるところ。研究室でなくても、家のキッチンで簡単に作ることができます。
レシピがあれば誰でも作れちゃいます!
用意するものは、計量カップとミキサー、お玉など普通の家のキッチンにあるものばかり。材料は、水と食用アルギン酸ナトリウム、食用乳酸カルシウムです。後者2つはあまりなじみがないかもしれませんが、ネットショップなどで手に入ります。
作り方は、以下のとおり。
1. | アルギン酸ナトリウム1gと水250ccをミキサーでかき混ぜる |
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2. | 乳酸カルシウム5gと水1Lをスプーンなどでかき混ぜる |
3. | 上記①をお玉で②に流し込む |
これだけで、持ち歩けるお水の完成! ポイントは、①と②ともに、ダマにならないようしっかりとかき混ぜることです。
インスタやYouTubeでも試す人が続出
非常に簡単なレシピなので、作る過程や完成した「Ooho!」をSNSやYouTubeに載せる人が続出しています。そもそも飲むことを目的としたものなので、カラダへの害もないということで、子供と一緒に「Ooho」作りを楽しんでいる方もいらっしゃいます。子供たちからすれば、粘土のように楽しめるおもちゃ感覚なのかもしれませんね。
水以外でも試してみて♪
楽しい「Ooho!」作りですが、実際に食してみると「味はイマイチ」と感じる方も多いと思います。そこで、「Ooho!」作りに成功したら、次のステップとして水以外の液体にもチャレンジしてみてください。
材料の配分に多少のアレンジが必要な場合もありますが、水の代わりに市販の飲料水を使えば、今までにない食感を楽しむことができます。もちろん、もとの味のままとはいきませんが、色々試していけば、もしかしたら美味しい「Ooho!」が完成するかもしれません! この秋はぜひ、あなただけのオリジナル「Ooho!」作りにチャレンジしてみてください。