Microsoftは米国時間10月24日、「Skype for Business」のユーザーをグループチャットサービスである「Microsoft Teams」へと移行するための日程の一部を公開した。これは、同社が9月に開催した「Microsoft Ignite」カンファレンスにおいて、10月初めに公開するとしていたロードマップを構成するものだ。
なおMicrosoftは、オンプレミス環境で動作する「Skype for Business Server」の新バージョンを2018年後半に提供する予定だ。
以下は、現在分かっていることと、その日程をまとめたものだ。
Microsoftは、2018年第2四半期中に、Teamsに既に搭載されている常設チャットルームでのチャットや、プライベートチャット、グループチャットに対する機能強化を実現する。これには、チャット時の画面共有機能や企業間のフェデレーション機能が含まれている。
Teamsは画面共有機能や、ミーティング後におけるチャネル内でのミーティングチャットのキャプチャー機能、音声会議機能(現在はパブリックプレビュー段階)を既に提供している。また同社は、2018年の第2四半期中にミーティングルームに対するサポートも追加する計画だ。これには「Skype Room Systems」のサポートのほか、サードパーティーのミーティング機器をTeamsのミーティング機能に接続できるようにするための、クラウドを用いたビデオの相互運用機能が含まれている。
Teamsは数多くの通話機能を既に実現しているが、さらに多くの機能が2018年第2四半期中に追加される。これには、電話会社の既存の音声通話回線を用いて「Office 365」の通話サービスを起動する機能が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
最新のUNIXサーバ「SPARC M12」
その実力と企業ITへの富士通の責任と回答
大容量映像データの効率的なアーカイブ化に
オブジェクトストレージという選択を考える
資料と事例で学ぶ中堅・中小企業のIT活用
全ての企業の課題解決を支援するSAP
働き方が多様化した今、インターネットへの
安全なアクセスをどう確保するか?