Q19: 「副読本」ってどのようなもの?

小野寺氏の発言

アイヌ文化振興財団が、小学校4年生と中学校2年生の全道すべての生徒に副読本を配って、授業を行っているというようなお話をお聞きしておりますが、副読本に書かれている表記には、多くの問題があるというふうに私は思っています。

アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律(アイヌ文化法)

第七条  国土交通大臣及び文部科学大臣は、アイヌ文化の振興等を目的とする一般社団法人又は一般財団法人であって、次条に規定する業務を適正かつ確実に行うことができると認められるものを、その申請により、全国を通じて一に限り、同条に規定する業務を行う者として指定することができる。

財団法人アイヌ文化振興・研究機構のサイトより

アイヌ民族 : 歴史と現在

この本は、アイヌ民族についてみなさんに知ってもらうために作りました。
今の日本の社会科の教科書に書かれていることの、ほとんどは和人の社会や文化についてです。しかし、日本には和人だけがくらしてきたわけではなく、アイヌ民族も昔から日本列島に住んできました。そこで、アイヌ民族の歴史や文化について学んでもらうのが、この本の役目です。

A19:

「副読本」とは,アイヌ文化法に基づいて設立された財団が,北海道の小中学生向けに作成した北海道史(アイヌ史)の副教材を指す。小野寺氏が内容に介入したために,一度作成した副読本が回収され,文章の差し替えが行われることになったが,今度は著者らがそれを問題視し,結局ほぼ修正なしで配布されることとなった。

 

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