見た目はおじさん、中身もおじさん、そんな私はどこにでもいる普通のおじさん@変態ですどうも。酒と煙草とエロ動画鑑賞が生き甲斐です。( ´_ゝ`)
さて、人間さまざまな経験をしてある程度の年齢に達すると精神的に落ち着いた状態になります。その状態を大人と呼ぶのだと思うのですが、しかし一方で若かりし日の尖った感じは失われます。おち○ちんがやる気を見せているときの角度に関しましても同様に尖った感じではなくなります。とても残念です。
私も中年と呼ばれる年齢に達して久しいのですが、最近では若き日に感じていたワクワク感のようなものを感じる機会がめっぽう無くなりました。気が付けば何も変わらぬ毎日をただ漠然と過ごしております。変わるのは毎晩鑑賞しているエロ動画の内容だけですかね。なお昨晩は趣向を凝らし(トテモイエナイヨウナヤツ)を怖いもの見たさ(略)しかしこれが意外に抜k(略)の量が(以下自粛)ハァハァ。ともあれ日々の生活において起伏と呼ぶに値するものはこれぐらいですね。我ながらとても残念です。
そんなワケで最近の私は一週間が過ぎるのがとても早く感じます。良くも悪くも起伏のない生活ですので楽しいことも嫌なことも同じ程度に控えめな人生となっております。これは本当に「良くも悪くも」です。生活が安定していると言えば言えないこともない。でもなんとなくこのままではイケないと思ったのです。何か刺激的で楽しいことを見つけなければならないと考えました。動画以外に。なお毎晩見ている動画には概ね満足しております
そして先日の話。私は友人の某さんの背中を蹴っ飛ばしてバイクを買わせました。契約を完了し心の底から浮わっついておられる某さん(失礼)の様子をスマホの画面上で確認し、私は思い出したのです。かつて私もバイクにまつわるこのワクワク感を得ていた事を。そして若かりし日を回想したのでした。
というわけで今日は私の個人的なバイク遍歴を綴っていきます。
アイキャッチ用にアニメ画を貼らせて下さいどうかよろしくお願いいたします
1台目『またがって匂いを嗅ぎまくった』
初めてバイクを買ったのは16歳の時で、ギヤ付き50ccのスポーツバイクでした。
【SUZUKI WOLF50】50ccの2サイクルエンジンは当時クラス最高となる出力7.2馬力を発生(ナレーション:古谷徹)
画像検策をして久しぶりに↑の車体を見たのですが懐かしすぎて腹の底からよく分からないモノがこみ上げてきました。まるで別れた女の肌の感触を思い出したときのように。(村上春樹っぽいことを書きたかっただけですすみません)
このバイクを買ったときは嬉しすぎて何がなにやら分からなくなり平日の早朝4時に近所を無意味に走り回ったりしていました。例えるならばDT男子が初めてナオンを覚えたとき猿になるのと同じ感覚ですかね(一晩で12回という記録を聞いたことがあります)。ともあれこれらの意味不明な行動から当時の私が限りなく浮わっついていた感じはなんとなく伝わったものと存じます。
16歳の少年がバイクを手に入れることはすなわち「どこへでも行ける」事を意味します。(そもそもの行動範囲が大人のそれ程は広くありません)
キーを回して、チョークを引き、キックを蹴り下ろす。一発で火が入るエンジン。チャンバーからは軽快な排気音が響き渡ります。クラッチを握りギアを1速へ、アクセルを吹かしながらクラッチを繋いでいきます。そして私の目の前には、世界の果てまで繋がっているROAD。もうビッンビンです。50ccのバイクだけど最強になれた気がしました。
余談ですが2サイクルエンジンには4サイクルに無いパンチ力があります。50ccでも頑張れば100km/h弱まで出ました。また50ccのクセに無駄にカストロールの2stオイルを入れて周囲に甘い匂いをまき散らしておりました(分かる人には分かる”あの匂い”です)。今でも「バイクの匂い」というと2stオイルが燃え尽きた時のあの甘い匂いを思い出します。
このバイクに乗っていろんなところに行きました。ツタヤとかコンビニとか友達んちとか。(ええ、全部近所ですがね、でも16歳の小僧なんてそんなもんです)
なおこのバイク、最期にはタンクにヒビが入ってガソリンが漏れてきたので仕方なく廃車にしました。気付くのが遅かったらマジで死んでいたと思います。たぶん走行中に全身火だるまになって。今考えてもこいつは割といいナオンだったと思います。バイクDTたったこの俺を燃やすほどに。
2台目『初めてまじまじとアソコをみた』
原付を廃車にしてからはしばらくバイクには乗りませんでした。というか乗れませんでした。金が無くて。
それでもバイク熱は冷めません。それどころか燃え上がる一方です。いつか買おうと思って中古バイク雑誌を読みあさっていましたところ、とても気になるバイクに出会いました。それがこちらです。
【HONDA GB250クラブマン】250cc単気筒、DOHCなのが美点
そうそう、この色、この形。もはや懐かしすぎてゲロ吐きそうです。
こいつを買ったのはたぶん大学に入る前後かと思います。当時バイトをしていましたがしかしバイクを買うには金が足りず。だがどうしても欲しい。一目惚れしちまった。雑誌を見ながら自分がコレに乗っているところを想像するだけでアソコがビッンビンになりました。
諦めきれなかった私は当時すでに社会人として働いていた親友Z氏に相談しましたところ「なんなら俺が金貸してやんよ。金なら持ってっからよぉ、あ?」との有り難いお言葉を頂きましたのでお言葉に甘え30マソ程お借りしてバイク屋へ直行しその場で契約致しました。「親ローン」というのは良く聞きますが「友ローン」はあまり聞きませんよね。親友がバカでよかったです。(「こちらが今月分です、お納め下さい」「おう。」などと言うやりとりをしながら茶封筒に入れた現ナマを上納金よろしく彼に返済していきました)
納車日は都内のバイク屋から近県の自宅へと慣れないバイクに乗って自力で帰るわけですが道中2回ぐらい死にかけました。そんな事すら今となっては良い思い出です。( ´_ゝ`)
このバイクのエンジンは4サイクル250cc単気筒。排気量は前に乗っていた原付の5倍です。5倍だぞ5倍。
高速道路にも乗れます。もはや最強以外の何物でもありません。オレがチャンピオンだ。永遠のな。最高に浮わっついた気分になれました。
そんな最強のバイクにまたがり大学までの道のりを片道1時間半かけて走ったりしてました。軽装で。真冬に。若かったとは言えこれはさすがに死ぬかと思いました。身体の芯まで冷え切ってしまい体温が元に戻るのに講義1コマの時間を消費しました。変温動物の気持ちが分かりました。トカゲは偉い。そして冬のバイクには防寒が必要と言うことを身をもって学ぶことが出来ました。(縮み上がったおち○ちんのサイズが元通り復活するには更に時間を要したことを付け加えておきます)
あと、こいつは相当にイジリまくりました。器具を使いその中心にある秘部を開けっぴろげて中身をまじまじと観察したり、更にはソコにいろんなサイズの器具を入れてつまんだり捻ったり、とろっとろの液体を大量に流し込んでみたり、ピストンしたり、棒をあてがって激しくこすったりしました。(※エンジンのオーバーホールは大体このような手順となっております)
このバイクには結構長く乗っていました。タンデムシートに女子を乗せたりとか、高速やらバイパスやらに乗って最高速チャレンジとかもしよたような覚えがあります(うっすら)。 そんな感じでエンジンを酷使していましたので最期にはシリンダーに穴が空いてその辺にオイルを撒き散らすようになったので仕方なく廃車にしました。私の所有するバイクは何かと穴が開くようです。こいつらはどこでカンツウしたのでしょうか。いずれにしてもそんな弱いナオンはポイです。
三台目『グラマーなメリケンをしゃぶりつくす』
社会人になり周囲の友人達はみなクルマにシフトしていきます。奴らが「四輪サイコー!ヒャッハー!」とか言ってる陰で私だけはバイク熱が冷める事がありせんでした。というかクルマなんて高くてフツー買えなくない?みんなどうやって買ってんの?
ともあれ私の二輪熱が冷めていなかったのは事実です。この調子で行ったら私はたぶん一生バイクに乗り続けるのだろうと思いました。しかし相変わらず金は無い。でも欲しい。諦めきれない。
そしてある人生の転機を迎えます。その道は一方通行道路。一度進んだら決して引き返せない道です。その道の入口に立ち私は考えました。今買わなかったらバイクはもう一生買わないだろう。そう理解しました。
だったら今しかない。今こそ憧れのあいつに乗るのだ。
【HD XLH883】小さめの大型バイクです。
アメリカ生まれのスリムでグラマーなあいつです。エンジンがうるさいあいつです。たまに街でおじさんから「お兄ちゃんこれ何cc?ニーハン?」とか聞かれるあいつです。本国でもPoor man's Harley(貧乏人の乗り物)などと揶揄されているあいつです。
だけど俺はオマエに惚れたのサ。オマエは最高だぜハニー。この出会いは運命だゼ。俺んとこに来いよベイビー。ライブハウス武道館へようこそ。愛しているのはたった一人サ、オマエだけだゼ?本当は新車のスプリンガー(価格300万円)が死ぬほど欲しかったけど妥協して中古のこいつを買ったなんて言えない
というわけで金が無いのでノーヘッド(=頭金なし)フルローンで購入致しました。
ローン完済までの5年間はとてもひもじかったです
このバイクもうどう考えても最強です。だって大型ですからね。
なおこいつは現在でも所有しております。前に上げたクッソつまらないツーリング記事を書いたときにも乗っておりました。
このバイクは大型なので遠くまで行けるからとても良いと思います。(小並感)
ライダーの間では有名なツーリングルート「ビーナスライン(長野県)」や「志賀草津道路(群馬県)」にも行きました。いずれも遠すぎて往路だけで死ぬかと思いましたが。
空の上を走る道「ビーナスライン(長野県)」ライダーなら一度は行くべき
ビーナスラインは最高でしたがしかし山頂でパンクしてどうにもならなくなりJAFを呼んで山の麓のにあるバイク屋まで運んでもらい閉店時間を過ぎているにも関わらず無理言ってパンク修理をしてもらってそこから死ぬほど遠い首都圏の自宅まで帰る、しかもその日は日曜の夜だったので翌日は普通に仕事とかいう意味の分からない苦行も今となっては良い思い出です。(半泣きで家に着いたのは確か深夜2時頃だったと記憶しています)
このバイクにはかれこれ10年以上乗っていますが飽きません。乗る度に楽しい気持ちになれます。メットの紐を締め、グローブを嵌め、イグニッションをONに合わせ、チョークを引き、セルを押し込む。と、普通ならそれでエンジンかかるんですけどね、でもこのクソバイク、一発ではエンジンがかかりません。何度もアクセルを捻りながら何度かセルを押してようやく火が入ります。火が入ってもすぐに温まらないので暫くはチョークを引きっぱなしにして走行するのがメーカー推奨の方法。排ガスとかそんな細けぇもんは一切気にしないスタイルです。さらには車体は重いし音もうるさい、振動が酷い、単純に遅い、オイル漏れは仕様、などなどクソ要素をふんだんに含んだバイクなのですが、でもそんなのは一切気にならないぐらいカッコイイんですよこのバイク。コイツに乗って走っているだけで気分はイージーライダーです。心のBGMは例の曲です。浸れます。楽しいです。そして不足があるからこそ魅力が倍増するのです。各部の物理的な欠損はライダーの愛で埋めてください。
そんな訳でバイクに乗っているときの私は最強にカッコイイです。なぜなら私の持っているバイクは世界で一番カッコイイからです。街中にあるガラスのショーウインドウに反射する自分の姿は毎回必ず目視します。ガン見です。そして思うんすわ、「バイクに乗ってる俺ってマジカッコイイヤバイサイコー濡れた」ってね。
バイクに乗っているときの私は確実に中二の頃の心理状態に戻っています。それでも無茶をするわけではありません。いつも安全運転だし最高速チャレンジなんて今更やろうとも思いません。無茶はしない、というよりは出来なくなったと言った方が近いでしょう。無茶をしないのではなく、無茶をする必要がなくなったのです。でもこれって大人になることによって得られる美徳の一つだと思うのですよ私は。
というわけで最近生活とかおち○ちんとかパイ乙に「張りがないなー」なんて思われている方には是非ともバイクに乗る事をおすすめいたします。ギッンギンのムッチムチになれますよたぶん。普通自動車の免許があれば乗れる50cc(原付)でも十分に風を感じて走る事が出来ます。本当に楽しいですよ。みなさんも是非。
とまあ、かく言う私は前回のツーリング以降一回もバイクを動かしてないんですがね。バイクに触れずにもう1ヶ月以上になります。いや、大型バイクって動かすのが非常に面倒くさいのですよ。刺激なんて毎晩とっかえひっかえ見てる動画だけで十分です。生活における起伏なんて動画見ながらおち○ちんをぴろんぴろん上下させてるだけでいいんですよもう。
というわけで記事を書いているうちにいろんな事が面倒くさくなってきたので本日はこの辺で。
最後に「バイクを買って心底浮わっついている方」のエントリを先方に完全無許可のまま貼っておきます。
それではまた。