SFFとは
団体理念【 学生フリーペーパーを文化に 】
私達SFF は、2006 年より、学生フリーペーパーのコンテストを行ってきました。 2014 年からは、学生フリーペーパー<そのもの>を改めて見つめ直し、 「フリーペーパーのお祭り」に生まれ変わりました。
フリーペーパーという媒体、存在だけを見るのではなく、 フリーペーパーを作っている<ヒト>、フリーペーパーの中にある<コト>の2 つの存在を大切にし、より多くの人とその熱量を分かち合いたい。 そのための「お祭り」です。
SFFは発足時から「学生フリーペーパーを文化に」という理念を掲げ活動をしてきました。 12年目を迎える今年は、この理念の基で学生フリーペーパーを応援するということはもちろん、 SFF2017の活動を通じて、より社会と繋がることができる場所・時間を生み出していく予定です。
そこで、例年にはない大規模な学生フリーペーパー制作者向け交流会や、WEBを通したフリーペーパーの意義を問うインタビュー企画を用意しています。
昨年度は60を超える学生フリーペーパー団体が参加し、22名ものゲストの方にご協力を賜りました。 イベントには900人を超える方に来場していただきました。
【 学生フリーペーパーとは 】
私達は、学生フリーペーパーには多くの可能性や魅力があると考えています。 それは学生フリーペーパーが、「紙」という制約はありながらも、自分の「好き」なことを他の 評価や批評を恐れずにまっすぐ発信・表現できるメディアであると考えているからです。
フリーペーパーで表現される学生たちのまっすぐな熱量は、普段ならそのまま通り過ぎてしま うようなジャンルや切り口をも、より多くの人に伝えられる力があります。
そして、学生フリーペーパーを作る〈ヒト〉には共通点があると感じています。それは、〈何かが好きでそれ を社会に発信したいという想い〉〈想いをカタチにする行動力〉といった大きな熱量です。それらは、もっ と多くの人に刺激を与え、巻き込んで行けるのではないかと考えています。
そして、学生フリーペーパーの中にあるメッセージや内容〈コト〉はどれも魅力的です。制作者一人ひとりが 伝えたいことを等身大の表現で編集し、発信しています。人によって異なる価値観があるからこそ生まれる魅 力が、フリーペーパーを切り口として広がります。
SFF2017 コンセプト【社会と繋がる】
今年のコンセプトは社会と繋がる。
学生フリーペーパー制作者および参加者の皆様が、学生の枠にとどまらず、SFF2017を通して社会との繋がりを感じていただけるような企画を用意しています。
そこでキーワードになるのが「パズル」。
この「パズル」という言葉には2つの意味が込められています。
1つは「バラバラだったピースが集まる」という意味です。SFF2017のメインである11月25日26日開催のイベントでは、全国各地の学生フリーペーパーとその制作者が集合します。そこは全国の学生フリーペーパーを読むだけではなく、その制作者と特集の背景や制作秘話などを話すこともできる交流の場です。今年は昨年までよりも、もっと密なコミュニケーションが取れて、なおかつフリーペーパーを通して社会と繋がれるような場を作っていく予定です。全国に散らばっていたピースが1つに集まり、新たな価値観やアイディアが生まれる、そんな場にしたいと思っています。
もう1つは「未知のことを紐解いていく」という意味です。SFF2017では、実際に社会で活躍するフリーペーパー制作者に「WEBメディアが発達している今、なぜフリーペーパーを作るのか」を問うインタビュー記事を発信していきます。フリーペーパーの魅力やその意義を紐解いていき、制作者の皆さんはもちろん、多くの方にフリーペーパーについて考えていただけるきっかけづくりを提供したいと考えています。
この「集まる」と「紐解く」の意味をもって出来上がった「パズル」を社会に届けるのがSFFの役目です。より多くの学生フリーペーパー制作者の皆さんが社会と繋がるきっかけを生み出せるようSFF2017の活動を進めていきます。よろしくお願いいたします!