最近、スパムメールが増えた!なんてことはないでか?
先日、米ヤフーにて、30億以上のアカウント(個人情報)が流出していたことが分かったという発表がありましたが、昨今、様々なWebサービスが増え、生活が便利になった反面、個人情報を登録する機会も増えたことによる個人情報流出のリスクも増えています。
米ヤフーの情報流出、全30億アカウント被害 (写真=AP) :日本経済新聞
そこで、もし“最近変なメールが増えたなぁ”なんて感じるのであれば、一度、自分のメールアドレスが漏洩していないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
「Have I been pwned?」で調べる
自身のメールアドレスの漏洩状況は、「Have I been pwned?」というサイトから調べることができます。(https://haveibeenpwned.com/)
調べ方と結果の見方
使い方
調べ方は簡単。上記URLよりサイトを開き、画面上のボックスに自身のメールアドレスを入れ「pwned」ボタンを押すだけです。
結果の見方
無事、情報が流出していないようでしたら、グリーンの画面で「Good news — no pwnage found!」と表示されます。
残念ながら、情報が漏洩していた際には、赤い画面で「Oh no — pwned!」と表示されます。
ちなみに、私が個人で使っているアドレスは「Oh no」でした…。
下の画像の青い枠に囲まれたことを見ると、私のアドレスは、過去に1つのサイトから流出したようです。
流出元は、Dropboxからでした…(緑枠:上)。
書かれている説明によると、2012年にDropboxは数千万の顧客情報が漏洩したと書かれています。
調べてみると、確かに2012年にDropboxからの情報流出があったようです。http://news.livedoor.com/article/detail/6816121/
下の緑の枠は、どの情報が漏洩したかが表示されます。私の場合は「メールアドレス」と「パスワード」が流出してました(なんてこった…)。
まとめ
「実はサイトがアドレスを盗んでいるんじゃないの?」なんて思われる方もいるかもしれませんが、安心してください。
このサイトは、Microsoftの社員であるトロイ・ハント氏が、Adobeのハッキング被害事件の後、「誰もが自分のアカウントの危険性を確認できるようなサイトを作りたい」という思いから、作ったとのことです。
サイト自体は、トロイ・ハント氏の実費負担とサイト利用者の寄付金で運営されているようです。
みなさんも、“最近変なメールが増えたなぁ” “自分のアドレスは大丈夫かなぁ” と不安に思ったら、ぜひ一度確認してみることをおすすめします。