２４日の東京株式市場は、２３日のニューヨーク市場で株価が下落したことなどを受けて取り引き開始直後は売り注文が先行しました。

しかしその後、これから本格化する企業の中間決算への期待感などからしだいに買い注文が広がり、株価は２４日も値上がりして取り引きを終えました。

日経平均株価の終値は、２３日より１０８円５２銭高い、２万１８０５円１７銭で、ことしの最高値を更新しました。

値上がりは、これで１６営業日連続となり、連続日数の過去最長記録をさらに伸ばしました。

また、東証株価指数＝トピックスは、１１．６７上がって１７５６．９２。
１日の出来高は１５億７１５６万株でした。

市場関係者は「今週から日本企業の中間決算が本格化するのを前に、午後に入ってから海外の投資家を中心に、好業績が予想される銘柄を先んじて買おうとする動きが広がり株価を押し上げた。ただ、株価の上昇がかつてなく続いていることで投資家の間には警戒感も広がっている」と話しています。