サイボウズは10月24日、無料グループウェア「サイボウズLive」を2019年4月15日に終了すると発表した。サークルや教育機関などさまざまなグループで利用され、総登録ユーザー数は200万を超えているが、「有料サービスにリソースを集中すべき」と判断し、終了することにしたという。
サイボウズLiveは2010年10月に正式サービスを開始。企業外で使う「セカンドグループウェア」をコンセプトに、NPOや大学、教育機関、同人活動、PTA、社会人サークルなどで利用され、2017年8月には総登録ユーザー数が200万人を突破したという。
だがシステムの老朽化などにより、「抜本的な作り直しなど大きな投資が必要」な段階に。一方、有料版グループウェアも「さらなる投資が必要」になっており、「限りあるリソースを考慮すると、一旦、有料版クラウドサービスに注力すべきと判断」したという。
ユーザーのデータは、CSVファイルなどでエクスポート可能にする予定。有料版製品(サイボウズOffice/kintone)に移行する場合の優待価格は「検討中」としていいるが、移行ツールは「ない」という。終了は19年4月15日の予定だが、「やむを得ない理由が生じた場合、終了日が変わる可能性がある」としている。
ユーザーからの問い合わせは特設サイトで受け付けている。
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写真はキーボード面に150ccの水をかけても、3分間は水が内部に浸透して電源ショートが起きないことを確認するという試験(通風口や端子からの水の浸入は想定していない)
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