「家にいたい」若者が急増中
20代の若者は70代のお年寄りよりも外出をせず、22.5%が「外出しないでいいならなるべく家にいたい」、35.0%が「一日中ずっと家の中で過ごせるほうだ」と回答した。
鉄道系広告代理店ジェイアール東日本企画が3月にインターネット上で実施して9月28日に公表したアンケート調査結果「Move実態調査2017」レポート(学生を除く20~79歳の2200人が回答)は、若者のライフスタイルがいかに大きく変わってきているかを如実に示す内容を含んでおり、ふだんの見聞からおそらくこうだろうなと筆者が薄々描いていたイメージを超えていた。
この調査によると、生活者の1カ月あたりの移動回数は全国平均で43.6回。年代別で、最も高いのが30代の49.1回で、次が40代と50代の45.7回。70代は40.8回にとどまったのだが、これよりもさらに低かったのが20代の37.3回である<■図1>。