【感想】クラシカロイド第2シリーズ2話「マイリトルブラザー」:ダメな大人、されど楽聖

全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆様、こんにちは。
今回は、クラシカロイド第2シリーズ(2期)2話とオープニングテーマ、AFFT2017の感想、3話予想をだいたい箇条書きで書きました。
前回に引き続き、ワーグナーに対する物言いが結構ひどいのでご注意くださいw

AFFT2017に行ってきました

長くなるので興味のない方はオープニングテーマの感想まで飛んでください。

10月13日(金)にAnime Film Festival Tokyo 2017クラシカロイドの回に行きました。
アニメ系の上映イベントに行くのはこれが2回目。トークショーまで聴くのは初めてでした。

TOHOシネマズの周辺は治安が悪いので、冷や汗をダラダラ流しながら向かいましたが、会場に入ったら穏やかそうなファンの方ばかりで本当にほっとしました(笑)。上映会、トークショーも終始和やかな雰囲気で進んで、居心地が良かったです。

シューベルト(前野さん)の録りおろしボイス

おおシューベルト君! 2期1話を引きずってないかねシューベルト君! と心配していたけど、やっぱり引きずってたわあの人
22話の解説まではノリノリだったのに、2期1話にコメントする段になった途端、……ハァ……まあ、2話以降の予習のために観ておいたらいいんじゃないですか。それじゃ。みたいな感じで、こいつきっと5話くらいまで出てこないだろうなと確信しました。
新しいムジークを引っ提げて帰ってきてくれるのを首を長くして待ってるからね、シューベルト

上映会

もう何十回も観た話ばかりだから感想の言いようがない。ええと、ますとブラックバスを大画面で観られて楽しかったです(小並感)。

過去に感想記事を書いているのでよろしければお読みください。

トークショー

アニメ関係の方と直接お会いするのは初めてで新鮮でした。特に藤田監督は、おそ松さんでもお世話になってるのに顔とか知らなかったので嬉しかったです。

お話の中で特に印象に残ったのは

  • 今期はCGがすごい
  • 布袋さんが結構ノリノリで曲を作っている
  • みかんゾンビはマタンゴのオマージュ
  • 藤田監督の最後の一言「ちょこちょこ面白い仕掛けをしてありますよ!」

このあたりですかね。ちょっとうろ覚えですが。
特に、藤田監督の最後の一言には心が躍りました。それって「ます」や「みかん」みたいな話がまた出てくるってことですよね!!
私がクラシカロイドを観ている理由の半分はムジーク、もう半分はあの系統の話を観たいからなので、すごく楽しみです。

以上、AFFT2017の感想でした。

オープニングテーマ「ClassicaLoid ~クラシカロイドのテーマ~」

前と同じ曲だった! 予想が思いっきり外れた!(笑)(どんな予想をしていたか気になる方は1話の感想記事をお読みください)
私の推測が当たっているかどうかはともかく、タイトルが同じでも中身は変わるだろうと思っていたんですけど。布袋さんはただでさえ忙しいし、予算もムジーク方面に使っちゃってるから仕方ないですね。

映像

あまり抽象的な場面がなくて日常風景系? 見ていて楽しいです。でもこれがあと23話ずっと流れるのはどうかな……。1期の方がザ・オープニングって感じがして、私は好きでした。
というか全体的にワーグナーの出しゃばってる感がやばいw クラクラにまで割って入るとは貴様何様のつもりだ(私はチャイバダ過激派です)。

気になったのはショパンシューベルトでした。

ショパン

ショパンらしからぬ背景効果が付いている。いったいどうしたというのでしょう。パソコンでも捨てられたのでしょうか。
これは「革命」のムジークが来ますよ。それもたぶんすげーくだらない理由で。

シューべルト

長くなってしまいました。自分、一応シュ担なので。ご容赦ください。

  • パリピ
    見てください、あの幸せそうな顔。浜辺のパリピと盛り上がってます。史実のシューベルトっぽくてとても微笑ましい光景です。もしや彼らはシューベルティアーデ?
    開始早々腹黒ショタに出鼻をくじかれてどうなることかと思ったけど、どうやら大事には至らなそうです。安心しました。

  • 服装
    古風な方に戻ってますね。凧ラッパー姿は「好き勝手生きる」という意思の象徴としてそれなりに大切なのだろうと考えていたのですが、そうでもないのか。決して似合ってるとは思わなかったものの、元に戻られるとそれはそれで複雑な気分です。理想としては半々くらいがいいな。

  • 帽子
    浜辺で被ってるあの帽子がレゲエの帽子という噂は本当でしょうか? だとしたらまだ1曲しかちゃんとムジークになってないのにジャンルを変えることになるのかもしれません。シューベルト、お前いいのかそれで。
    試しにレゲエの曲を聴いてみたら、なるほどいかにも浜辺で流れてそうな音楽でした。あれか、すごいアロハな感じの「アヴェ・マリアになったりするのか。
    Pはアボさんがそのままやるのかなあ。1曲だけやって他の人に交代、はちょっと物足りないですよね。

♪02 マイリトルブラザー

ワーグナーとドボちゃんの境遇をほのめかすための回。
ワーグナーがただ腹黒いだけのガキンチョ(頭脳はおっさん)じゃないと分かってホッとしました。そう、史実のワーグナーも口はめちゃくちゃ悪いけど他人に進んで害をなすような人間ではなかった、はず。たぶん。

正直言うと話自体はあまり……な感じでした。なんていうか、展開がだいたい想像の範囲内だった。まあ、今回はきっと助走段階なのだろう。

ベートーヴェン動揺したり泣いたりしまくるのは面白かったです。

以下、印象に残った点を書いていきます。

優遇される弟、虐げられるニート

  • ワーグナーの部屋にワルキューレの絵
    早速お部屋をアレンジしている。容赦ないな。

  • ボクからの素敵なプレゼント(中略)最低だー!
    ここだけ何度も再生して笑っています。至近距離でおならされるのはつらいよw 何が最高のプレゼントだw

  • 普通にシューベルト不在
    せめて誰か気づいてあげて~!w
    レギュラーキャラのはずの推しがこの先1ヶ月近く登場しないって冷静に考えると発狂ものですが、まあ頑張っていきたいと思います。

  • 歌苗に談判するも押し切られるベト
    ベートーヴェン、歌苗ちゃんにすっかり頭が上がらなくなってる。見ていて実に清々しいです。このくらいの力関係がいいですよね、ベト→歌は。

  • そんなのルー君だって!
    これは運命なのだー! にブチギレてる時のモーツァルトの顔と声、すごく好き。

  • 瞑想(昼寝)に没頭すると風呂に入らないベト
    い、いやだー! 1日2日なら許せるけど臭くなっても入らないとかマジありえない。もしかして今までもそういう状態の時があったの? ドン引きだわ~(笑)。

  • みんな、僕が悪いんです
    カ~ッ! いい子ぶるな、腹黒ショタめ!

  • 誰が……出来損ないだって……!
    はい、シリアス要素来ました。

    後で出てきた研究所らしい風景の中に、アルケー社と同じような人造人間の培養槽っぽいものが見えます。そこで白衣の人物に抗議しているワーグナーとドボちゃん。きっとあのメガネに「きみたちは出来損ないだから~」と心ないことを言われてトラウマになったのでしょう。腹黒といえど、さすがにかわいそうになりました。
    この様子だと、研究所から逃げ出して彷徨ってるところを歌苗ママに助けられて音羽館に来た、って感じなのかな。

    ところで、「出来損ない」って
    アルケー社のクラシカロイドと比べると出来損ない
    ②この研究所がつくった他のクラシカロイドと比べると出来損ない
    ③人間の出来損ない

    のどの意味なのでしょうか。
    ②だったらぜひともヘンデルシュトラウス親子に登場してほしいです。

    いずれにしろ、あまりシリアスになりませんように。1期20話以外のシリアス回のグダグダ感やばかったから……(※個人の感想です)。
    私の持論ですが、シリアスはもっと設定がガッチリ決まってる話でやるべきです。クラシカロイドはいい意味でふわっとしてるから合わないと思います。

第二次お部屋争奪戦

  • リストに弱いワーグナー
    大人の色気にドギマギしてるけど、それキミの前世のお義父さんやぞ。

  • 壁のペンキ塗り対決
    11話の再来だった。ドンマイ、ベートーヴェン

  • 庭の石畳磨き対決
    どうやってあの短時間で火炎放射器を改造したの!? なんて野暮なことを言ってはいけない

  • おつかい対決
    協調性ゼロだったクラシカロイドたちが腹黒ショタの野望をくじくために協力してる。共通の敵がいるって大事だね。

  • 人間と同じご飯を要求するドボちゃん
    元は人間とか、中身は人間なのにカバの体に生まれちゃったとかそういうパターンでしょうか。いやいや、普通のコビトカバでいようよ!(懇願)

  • ドボちゃんの飛鳥文化アタック
    いったいどこでそんな技を覚えたのだ。しかもモツはなぜ真似をするのw

「無敵のソナタ交響曲第7番より〜」

ムジーク

発動するとなぜかカジノが出てくるムジーク。そしてカジノコインが踊り始める。どういうことだってばよ。



ワーグナーベートーヴェン

某ネット百科事典を覗いてみたところ、史実のワーグナーは原曲を絶賛していたようです。
というかベートーヴェン大好きですよねこの人。「第九」に至っては、それまであまり評価されてなかったのをワーグナーが頑張って流行らせたらしいです。
朝食の場面やこのムジークの中でもワーグナーの(史実)ベートーヴェンに対する思いの強さが描写されていましたが、ワーグナーにとってベートーヴェンは音楽界に革命を起こしたヒーローのような存在だったのかもしれません。これから徐々に仲良くなっていけるといいなあ。

主に第1楽章のアレンジでしょうか。終わりの方には第4楽章の最後のメロディも入っています。
シャウトしてるところがかっこいいです。

個人的には第2楽章が一番好きなため、第2楽章のアレンジがあるといいな~なんて思っておりましたけれども、まあ、なんか地味だしね第2楽章。仕方ない。
もしかしたらフルバージョンには入ってるかもしれないですね。CDの発売がますます楽しみになりました。

ちなみに私が第2楽章に惚れ込んだのは落下の王国という映画の主題曲になったからでした。本当に美しい映画なので興味のある方はぜひ一度ご覧ください。(参考:落下の王国 – Wikipedia

次回予想「♪03 ひと目会ったその日から」

次回予告と映像から次回「♪03 ひと目会ったその日から」の展開を好き勝手に予想するコーナーです。

公式の告知

  • 公式サイトのあらすじ

    モツ主催の“合コン”が音羽館で開かれる。メンバーは歌苗の友人・海月、モツ親衛隊と音羽館の住人たち。幹事であるモツのペースに振り回される参加者たちに、唯一気を配る海月。合コンの定番、王さまゲームで盛り上がりを見せる合コンだったが、モツの不正が発覚。しっかり者の海月は「幹事の座から退いてもらいます!」とモツを追い落とし、自ら合コンを仕切り始めるが…。それぞれの思惑が入り乱れ大混乱な合コンの結末は!?
    公式サイトあらすじ紹介:♪03 ひと目会ったその日から

  • 予告映像
    • 喋ってるのはモーツァルトベートーヴェン以外の人が告知するのって初めてですよね。もしかしてこれからはその回のメインキャラが告知してくれるようになるのかな。
    • 王様ゲームの割りばしの数から推測すると、参加者は9名。
    • 海月ちゃんがなんか覚醒してる。
    • 歌苗ちゃんは参加しないらしい。ベト歌にならない……だと……!?
    • やっとチャイコとバダが出てくるんですね! わーい!!
  • ムジーク

予想

モツが半分悪ふざけで開催する合コン、参加者は海月とモツ親衛隊の3人vs音羽館の男性陣5名(モツ、ベト、チョッちゃん、奏助、ワーグナー)。(歌苗は海月に「わたしたちが面倒見とくから」と言われてお出かけ中)

モツが女の子全員を独り占めしようと王様ゲームで不正を働くが、海月はそれを見破り合コンの主導権を握る。
しばらくは和やかに進行していたものの、ベトがパフォーマンスのためにギョーザーを焼こうとして火炎放射器を暴発させる。
途端に女性陣の男性陣に対する不満が爆発。悪口合戦となる。

モツはムジークを使ってこの場を収めようとする。
彼のタクトから溢れ出たのはムジーク「フィガロの結婚」。ムジークに呑み込まれた女性陣は全員花嫁姿となりムジークの世界の中で理想の伴侶を探す。
ワーグナーを除く男性陣もムジークに巻き込まれタキシード姿となり、彼女たちの伴侶たるべく奮闘するが、いずれもヘマをやらかしてダメ出しを食らう。

あまりにもむごい理想と現実の落差。絶望する女性陣の前に現れたのは、なぜか車掌さん姿、二本足で立ち、諏訪部ボイスで喋るドボちゃんだった。

ムジークが解けた時、男性陣の眼前には、JKたちに「かわいーい!」ともふもふされまくって目を白黒させているドボちゃんの姿があった。
「ひと目会ったその日から」彼女たちはドボちゃんに夢中になるのだった。

解説

いや、フィガロの結婚ってそんな話じゃないよね!? と憤慨される方がいらっしゃるかもしれませんが、これしか思いつかなかったので許してください。
4話のあらすじを見てからこのオチに導くことしか考えられなくなったんです。なんだよドボ神様って……。


最後までお読みくださりありがとうございました!
3話も記事を書けるといいなあ。1話ずつ書く余裕がなくても、また第1シリーズみたいに何話かまとめて書く予定です。

関連Webページ・商品

公式サイト

本編
オンライン視聴
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Source: アニメ – 星を匿す雲

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