こんにちは、gatsbyです!!
あーう~なんか天気も気分もすぐれません……。(-_-;)
北海道は段々寒くなって、事務所ではすでにストーブをたいておりやす。
冬も近いですね~。
あ、そういえば管理会社から「望年会」案内もきていました。
季節の移り変わりは本当に早いですね~、はぁ。(-_-;)
↓ あ、その前にハロウィーンでしたね!!
ああ、さて、不動産黒歴史、いきますか!! (#^.^#)
帰りの車中の気まずさを引きずりながら、私は嫁を説得するルートを考えていまし
た。基本、嫁は私には甘いですが、投資に関しては結構厳しめです。私としては、いっ
ぱい甘やかせてほしいのですが……。(-_-;)
「ふぅ。なんだか疲れたね~。」
嫁は悪い空気感を払しょくするように、部屋に着くとソファーに座りながら背伸びを
しました。
「ねぇ、嫁。」
「え、何? あ、さっきの話の続きなら明日にしようよ。疲れたよ。」
嫁は私の言葉に、言いたい事が分かったのか、完全拒否顔で微笑みました。
いつもの私ならここで引き下がるのですが、車中で嫁に撃沈されても冷めない投資熱
が背中を押しました。
提案がある。|д゚)
「提案?」
前振り抜きで、嫁の関心を引くために私は、真面目な顔で短く言い放ちました。
「この物件は嫁の言う通り、初期投資のお金がかかる。築年数も20年を超している
し、場所だって決していいわけじゃない。でも、もしこれが満室になればきっと私達の
大きな柱になると思うんだ。」
「……。」
嫁は私をじっと見ていました。
「資金……資金だけど銀行にフルローンを通す事ができれば頭金の部分を改装費に回
せるんだと思うんだ。」
フルローン!! ( ゚Д゚)
嫁は私の言葉に、驚きを隠しませんでした。
「パパ、流石にこの物件でフルローンは無理だよ。これまでの借り入れ負債もある
上、この空室率。立地も抗弁できるほどの力もなく、激狭ワンルームの三点ユニット。
通帳の資金はギリギリだし、最終出口も選択肢は少ない。」
嫁は一度ソファーで体制を変えて座り直すと、私を正面から見据えました。
「今までのパパの銀行とのミラクルな交渉術は認めるけど、今回はあまりにも条件が
悪すぎるよ。絶対に銀行は首を縦に振らないよ?」
嫁のこの的確な指摘を、私は待っていました。
「なら、約束してくれ。」
「何を?」
オレは必ずフルローンを通す!! ( ゚Д゚)
「はぁ!? 絶対無理だって!!」
嫁は根拠のない私の自信に、呆れていました。
「もし、もしもフルローンが通ったら、買う方向で協力してくれないか?」
「……。」
嫁は考え込んでいました。二人の間に沈黙の時間が流れました。
「…………もし、フルローンが通ったとして、資金の不足分は幾らになりそうな
の?」
ゆっくりと嫁が口を開きました。
「多く見積もっても200~300万程度だと思う。」
「そう。」
私に答えた嫁は再び口を閉ざしました。また沈黙が部屋を支配しました。
1分、2分と振り子時計の針だけが進んでいました。
その刹那ー
わかったわ。('_')
嫁がため息ともつかぬ声で、そう呟きました。
「もしフルローンが通ったら、協力する。足りない資金は私が用意する。」
「へ?!」
嫁の提案に私はお間抜けな顔と声で返事を返しました。
「何、情けない顔をしているの? お金は私の通帳から出すよ。それなら問題はない
し、ね?」
嫁は追加説明として、通帳は独身時代からの物であり、何かしら、いざという時のた
めに隠しておいたものだと説明してくれました。
「本当にいいの?!」
「これが成功すれば、アパート経営がもっと安定するんでしょ?」
「あ、うん。間違いない!! その通りだ!!」
大喜びする私に、嫁はクスッと笑いました。
「まんまとパパの誘導に引っかかっちゃったわ。でも、成功したらちゃんと利子をつ
けて返してよね?」
もちろん!! (*'▽')
「も、もう! いいから、パパ!!」
私は返事と照れる嫁にお礼のハグをしました。
「それより、買うための難関は他にもあるでしょ?」
「うん、何?」
私は嫁の言葉に頭をかしげました。
「うちまだ、
二番手だよ? (=^・^=)
あ、すっかり忘れていました…………。(-_-;)
次回、
「アパートしくじり異生活」、どうなるの?
お楽しみに!!
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