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10月24日は文鳥の日

 

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今日は何の日?

10月24日は文鳥の日

 

 

10月が手乗り文鳥の雛が出廻る時期であることと、「て(10)に(2)し(4)あわせ」(手に幸せ)の語呂合せから。

 

 

文鳥は、鳥綱スズメ目カエデチョウ科に分類される鳥類です。


原産国のインドネシアでは穀物を食害するために駆除をされたり、農薬の被害、ペット用の狩猟などを受けて漸減しています。


一方、20世紀にアメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島へ移入し、野生化して定着しています。

 

コメやトウモロコシなどを食害する害鳥とみなされてしまうこともあるそうです。


インドネシアのほかに、ブルネイ、クリスマス島(オーストラリア)、フィジー、マレーシア、メキシコ、フィリピン、プエルトリコ、スリランカ、アメリカ合衆国に現在分布しているとされています。

 


全長17センチメートル。体重約24-25グラムで、体は白やクリーム色などがあり、くちばしはピンク色です。


幼鳥は顔の羽衣が淡褐色、胴体の羽衣が灰褐色。くちばしは薄いピンク色で、先端は灰黒色。オスはくちばしの上部分の基部が盛り上がっています。


標高1,500メートル以下にある草原や開けた低木林などに生息し、農地周辺や民家の庭でも見られます。

ペアや小規模な群れを形成して生活していますが、大規模な群れを形成する事もあります。


食性は雑食で、主に種子を食べますが、果実、昆虫なども食べるそうです。


繁殖形態は卵生で、樹上に枯草などを組み合わせた球状の巣を作り、1回に5-7個の卵を産みます。

抱卵期間は17-18日ほどで、雛は孵化してから約50日ほどで巣立ちます。

 

 

フィンチ類としては気の荒いほうになりますが、ペットとして飼育されることもあり、日本でも繁殖ないし輸入されています。


日本には江戸時代初期から輸入されていたとされ、ハクブンチョウ(白文鳥)が発生した愛知県弥富市をはじめ、繁殖が行われてきています。

 

戦前、および戦後、1970年ごろには日本国内に約250人繁殖農家が存在し約5万箱の飼育箱があったとされるものの、近年は非常に減っています。

かわりに増えている輸入のおもな輸入元は台湾だそうです。