金子氏の発言
北海道内の史跡として、意冨比神社に平安時代の鰐口が残っておりますし、函館の船魂神社は1135年、知内町の雷公神社は1244年に創建されたものであり、これらの地ではアイヌの人々より先に和人が住んでいたことを示す証拠であります。
雷光神社
同社に伝わる本町最古の古文書「大野土佐日記」によれば,元久2年(1205)砂金を求めて甲斐の国(山梨県)からこの地に来た荒木大学が,天下泰平と当初の安全を祈願し,寛元2年(1244)大野家の始祖了徳院に銘じて賀茂の上社と下社の二社を創建したときに始まると伝えられる北海道で最も古い神社である。(知内町による碑文,平成7年)
船魂神社
御 由 緒
保延元年(西暦1135年)崇徳天皇の御代、融通念仏宗開祖、良忍上人がこの地に着き、ここは神霊の宿る処と里人に伝え、海上安全を祈念して奉られたのが起源であり、北海道最古の神社と云われております。
古くは船魂大明神として奉られ、明治12年に村社に列せられました。
相殿に奉られている愛宕神社は、箱館城主、河野加賀守が愛宕山に創祀した神社で、往昔は無火神社と称しました。明治13年、平塚時蔵総代他が開拓書記官 時任為基に願い出て、船魂神社に合祀されました。
A4:
どちらの神社も「北海道最古」を称している。和人が津軽海峡をこの時代に渡ってきたと考えるのが最も自然。
広告