安倍政権を信認するかどうかが問われた第48回衆議院選挙は、自民・公明の与党が、定数の3分の2を維持し、大勝した。野党は、立憲民主党が躍進し、野党第1党となった。
安倍首相は、「ここからが新たなスタートです。政策を実行し、結果を出していきたいと思います」と述べた。
最終的な議席は、まだ確定していないが、これまでで自民党は、追加公認も含めて283議席、公明党が29議席で、与党で憲法改正に必要な3分の2にあたる310議席を上回った。
一方、立憲民主党は54議席と、公示前の3倍以上に躍進し、野党第1党となった。
希望の党は振るわず、公示前の議席を下回る、49議席にとどまっている。
そのほかの政党は軒並み、公示前より議席を減らし、共産党は12議席。
日本維新の会は10議席、社民党は1議席、日本のこころの議席はゼロ、無所属は23議席となっている。
台風21号の影響で、佐賀2区や沖縄4区の小選挙区2議席や、比例代表2議席のあわせて4議席が、まだ決まっておらず、465議席全てが確定するのは、午後になる見通し。
自民党を大勝に導いた安倍首相は午後、記者会見し、今後の政権運営などについて、国民に説明することにしている。