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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1528話

 メジョウゴから定期的に娼婦が消えていくのを知っているか。
 そうウンチュウから聞かれたレイは、昨日メジョウゴで遭遇した男のことを思い出す。

「ああ、昨日メジョウゴで会った男がそんなことを言ってたな。馴染みの娼婦が急にいなくなって荒れてたが」

 その結果レイに絡み……色々と酷い目に遭うことになった。
 ある程度の情報を得られたという点では、レイにとっては運が悪いことではなかったが。

「……そうか。だが、その理由は分かるか?」

 椅子に座ったウンチュウが、じっとレイを見ながら尋ねてくる。
 そんなウンチュウの問いに、レイは少し考えてから口を開く。

「そうだな。普通に考えれば、身請けされたとか、病気で娼婦として働けなくなったとか、そういうことだと思うんだが」

 娼婦という仕事に絶望して逃げ出す……という選択肢も普通ならあるのだろうが、メジョウゴにいる女達は基本的に自分から望んで娼婦として働いているように見えた。
 であれば、それはないだろうというのが、レイの考えだった。
 もっとも、シャリアという例外は存在したので、娼婦を嫌がって逃げた者が皆無という訳ではないのだろうが。

「そうだ。こっちで確認している限り、メジョウゴに運ばれてくる女の数はかなりの数になる。それこそ、本来ならとっくにメジョウゴには入りきれなくなっていてもおかしくない程にな。にも関わらず、女の補充は一向に終わることはない。毎日のように、数十人規模でな」

 毎日数十人という言葉に、レイを含めてウンチュウ以外の全員が驚きの表情を浮かべる。
 メジョウゴに女が運び込まれているというのは、当然知っていたが……それでも、そこまでの人数だというのは、想像もしていなかったのだ。

「ギルムでアジャスが……正確にはアジャスの依頼で捕まっていた女もかなりの数がいたけど、あれってギルムだからって訳じゃなかったんだな」

 増築工事で仕事を求め、大勢の者達がやってきているギルムだったから、あれだけの数の女を捕らえていたと思っていたレイだったが……実際にはギルムは特別でも何でもなかったのだと知り、驚く。

「でも……じゃあ、結局余った人はどうなってるの? 人数が多ければ、当然溢れるでしょ? さっきの口調から考えて、その辺りの事情も知ってるんでしょ?」

 マリーナの疑問に、ウンチュウは頷く。

「ああ。どこに運ばれているのかは、俺の持つ情報網で確認出来た。だが……その運ばれた先でどうなっているのかというのは、分からない。もっとも、そこに入って出てきた女が一人もいないのを考えれば、大体予想は出来るけどな」
「……出てこない、か」

 それだけを聞けば、レイにも納得出来るものがある。
 そこで人には言えないような何かが行われているのだろう、と。
 もし違うのであれば、それこそ人目に晒しても構わないのだろうから。

「それで? その施設はどこにあるのだ?」

 そう尋ねるエレーナの表情は、嫌悪に歪んでいる。
 元々男女間の関係には疎いということもあり、それだけにジャーヤが行っていることを許せなかったのだろう。
 もし自分が強制されて娼婦をやらされ、その上でどこかに連れて行かれ、二度と姿を現すことはない……
 そのようなことになれば、それこそ死んでも死にきれないと。
 だが、エンシェントドラゴンの魔石を継承したエレーナが本気で怒れば、普通の男にはどうしようもない。
 エレーナから発せられた怒気に、ウンチュウは反射的に息を呑む。

「っ!? ……も、もう少し抑えてくれないか? でないと、こっちも精神的に厳しいんだが」

 刺激しないように恐る恐るといった様子で言ってくるウンチュウに、エレーナも我に返って怒気を収める。
 もっとも、怖がっていたのはウンチュウだけで、他の面々は……それこそビューネも含めて怖がってはいなかったが。
 一行の中で戦闘力という点では圧倒的に劣るビューネだったが、エレーナとの使いは何だかんだとそれなりに長い。
 そうである以上、エレーナが怒ってもビューネには特に何かをするような真似はしないと、そう判断していたのだろう。
 実際、エレーナはビューネを可愛がっている一面もあるので、決してそれは間違いではないのだが。

「む、すまん。少し怒りを表に出してしまったようだな」

 短く謝るエレーナに、ウンチュウはようやく落ち着いた様子で説明を続ける。

「メジョウゴの地下だ。メジョウゴの中心部分から、地下に向かう道が用意されているらしい」
「地下か。……この部屋もそうだが、レーブルリナ国の連中って地下が好きなのか?」

 呆れたように呟くレイの言葉に、ウンチュウは心外そうな表情を浮かべる。
 ジャーヤと敵対している以上、そのジャーヤと一緒にされるというのは面白くなかったのだろう。

「知っての通り、レーブルリナ国ってのは小国だ。国土も狭い。だから、その狭い国土をどうにかしようとして、地下を利用することを思いついたんだろうな」
「……普通なら、そこは建物を高くしていくところだと思うんだけどな」
「そんな真似をすれば、建物が崩れる可能性が出てくるだろ」

 それなら地下だって地面が陥没するのではないかという思いがレイにはあったのだが、レーブルリナ国にとっては違うらしいとウンチュウの顔を見て納得する。

「ともかくだ。俺のところに入っている情報によれば、行方不明――こういう言い方も変だが――になった娼婦は地下にいるのは間違いない。勿論無事でいる……とは限らないがな」

 強引に話を元に戻すウンチュウだったが、レイ達もそちらの話が重要なのは事実なので、特に指摘をしたりはしない。

「メジョウゴの中央に地下に続く道? 階段か? とにかく、そういうのがあるのは分かった。本来ならそこを問答無用で破壊してしまうのが、ジャーヤに対する報復という意味では最善なんだろうが……娼婦がそこにいるとなると、そう簡単に破壊する訳にもいかないか」

 もしそこにいるのがジャーヤの者だけであれば、レイは容赦なくその地下施設を殲滅しただろう。
 メジョウゴの下にある以上、レイが得意とする広域殲滅魔法の類は使えないが、それでもレイの持つ手札には幾つも有用なものがある。
 それを使えば、地下施設にいる者だけを殲滅するのは……そう考え、レイは考えを改める。

(おっと。地下施設ともなれば、間違いなくマジックアイテムの類がある筈だな。だとすれば、中を全て炎で燃やしつくすってのは止めておいた方がいいな)

 人ではなくマジックアイテムがあるからこそ、レイが得意としている――正確にはそれしか使えない――炎の魔法で地下施設を燃やしつくすのを諦める辺り、やはりレイなのだろう。
 勿論そこにいるのが無関係の人員であったりすれば話は別だが、レイの場合は悪人に人権を認めてはいない。……そもそも、この世界には人権という概念がないのだが。
 今まで散々他人に危害を加えてきた者達が、自分達が危害を加えられそうになったからといって命は助けて欲しいというのは、虫が良すぎるという認識しかレイの中にはない。

「是非そうしてくれ。地下で何が行われているのかは分からないが、もしかしたら無事に生きている可能性もあるしな」

 そう告げるウンチュウだったが、その表情を見れば地下に連れていかれた娼婦達が本当に無事でいると思っていないのは明らかだった。
 だが、それでも……それでも本当に可能性があれば、と。
 そう思わずにはいられないのだろう。
 そんな様子を見せるウンチュウの様子は気にしないようにしながら、レイは口を開く。

「最大の問題は、どうやってその地下施設に侵入するかだよな。……まさかエレーナ達と一緒に馬車に乗ってメジョウゴに向かう訳にもいかないしな」
「そのメジョウゴに結界の類がなければ、それこそセトに乗って行けばいいんじゃない? セト籠もあるんだし」

 レイの言葉にそう告げるマリーナだったが、レイはセト籠? と聞き覚えのない単語に数秒疑問を抱く。
 だが、セトと籠という単語で何を意味しているのかというのはすぐに理解した。

「セト籠って何だよ、セト籠って……蜃気楼の籠だろ」
「だってその方が分かりやすいし、呼びやすいじゃない」

 マリーナの口から出たこれ以上ない程に説得力を持つ言葉に、ウンチュウとレイ以外の面々は殆ど反射的に頷いてしまう。
 レイもまた、マリーナの言葉を否定する要素はない。
 実際、蜃気楼の籠と口にするよりセト籠と呼んだ方が言葉も短く、それでいて籠の役割を端的に表しているのは間違いないのだから。
 蜃気楼の籠を作った者達には悪いと思ったが、そこまで凝った名前を付けるのもどうかというのは、レイも思っていたのだ。
 だが、それでも特に支障はなかったのでそのまま使い続けていたのだが……

「取りあえずセト籠って呼び方は俺達の間だけだな。今回の一件が終わって調整とか改修とかして貰う時には、きちんと蜃気楼の籠って呼ぶんだぞ」

 結局そう妥協する。
 レイにとっても、セト籠という呼び方は決して悪いものではないと分かっていた為だ。

「はいはい。とにかく、メジョウゴに結界の類がないのであれば、それこそセト籠を使って上から直接乗り込めばいいんじゃない? セト籠も、レイなら出しっ放しにしなくてもいいんだし」
「ふむ。それいいかもしれんな。幸い、メジョウゴはその……いわゆる歓楽街である以上、昼夜逆転の生活を行っていて、日中は休んでいる者も多いのだろう? ならば……」
「なるほど。向こうも、まさか日中にいきなり襲撃されるとは思ってないでしょうから、奇襲という点では大きいでしょうね。特にセトがいるのは大きいわ」

 もしセトがいなければ、地下施設に奇襲をするにしても、まずはメジョウゴの中に入る形になる。
 勿論レイ達であれば、密かにメジョウゴに忍び込むといった真似も決して不可能ではないだろう。
 だが、ジャーヤの者達がジャーヤの警備をしている以上、絶対に見つからないとは断言出来ない。
 そして見つかってしまえば、ジャーヤの者達と戦いながら地下施設に突入する必要が出てくる。
 そうなれば当然地下施設にも時間を与えることになり、防御を固めるだろう。
 だが、蜃気楼の籠……否、セト籠を使って直接上空から地下施設の入り口に奇襲を仕掛けることが出来るのであれば、地下施設も防御を固めるような時間は存在しない筈だった。
 勿論一切の防御がないという訳ではないだろうが、普段から行われている防御と、敵が攻撃してきたと理解した上で行われる防御。
 そのどちらが厳重なのかは、考えるまでもないだろう。

「待て、待ってくれ。そっちだけで話を進めるのは待って欲しい。実は、メジョウゴにはジャーヤに対するレジスタンスがある。勿論人数は元々そこまで多くなかったし、以前ジャーヤによって襲撃されたこともあって戦力は更に減っている。けど、お前達の助けにはなる筈だ」

 ウンチュウにとって、本来ならこの情報は出来るだけ取っておきたい代物だった。
 だが、もしここでそれを言わなければ、間違いなくレイ達は自分達だけでメジョウゴに奇襲を行うだろう。
 そうなってしまえば、ウンチュウとしては今まで活動してきたことが無意味になる。
 レイ達の動きを止められない以上、現在のウンチュウに出来るのはレジスタンスを率いているスーラと連携をさせることが出来るように連絡を取ることだけだ。

「レジスタンス? ……まぁ、あの規模だと、そういうのがあってもおかしくはないと思うけど……本当にあるのか」

 レジスタンスという言葉に少し驚いたレイだったが、メジョウゴのような歓楽街を作ることが出来るような相手……そして国の上層部と手を組んでいるというジャーヤと敵対する存在がいるのは、そうおかしくはないかと思い直す。

「ああ。今も言ったが、ちょっと前にレジスタンスはジャーヤに襲撃を受けて、かなり戦力を減らしている。だが、それでも全ての戦力を失った訳ではない以上、戦力として……それ以上にメジョウゴの情報についてお前達の役に立つ筈だ」
「……分かった。それで、そのレジスタンスと連絡を取って、襲撃するのはいつになる? こっちはあまり時間がないんだ」
「出来るだけ急ごう。だから、軽はずみな行動は控えてくれ」

 そう告げるウンチュウに、レイはどう思う? と他の者達に視線を向ける。
 その視線を受けた他の面々は、特に異論がないのか頷きを返す。

「他の連中も問題ないようだから、それでいい。ただ、出来るだけ急いでくれ」
「分かっている。なら、早速これから……」

 そう言い掛けたウンチュウだったが、レイはそれに待ったを掛ける。

「ちょっと待ってくれ。その前に……このマジックアイテムについて、詳しいことを知らないか?」

 レイが差し出したのは、シャリアから受け取った奴隷の首輪であり……それを見たウンチュウは、驚きに目を大きく見開くのだった。

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