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「頭が固いこと」「自分が正しいと思い込んでる人」を“おっさん”と揶揄する風潮について

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こんにちは、頭でっかちアンパンマンのなっちゃんです。

 

今回のテーマ、私の中でちょっと気になるので記事にします。

さらっと書くので、ふーんって感じで読んでいただけると幸いです。

 

インフルエンサーが使う表現として時々見かける「おっさん(おじさん)」というワード。

本来の意味は「中年男性」のことです。

では、今度は「中年って何?」という話になるのですが、青年でも老年でもない中間層を指すそうです。

 

うーん…

よくわからんね

 

若者から見れば、30を過ぎればおっさんかもしれませんが、例えばですよ?綾野剛や斉藤工、向井理(全員旦那とタメw)をおっさんと呼ぶか?というと微妙ですよね。

40過ぎても青年に見える人はゴロゴロいます。

よって、「おっさん」の明確な線引きはないと思われます。

 

で、話は戻りますが、インフルエンサーや一部ネットユーザーの使う「おっさん(おじさん)」とは、大体がディスりや煽りに使われるネガティブワードです。

 

代表的なのは、某女性経営者(女子高生のカリスマ的な)がパクリ問題で話題になっているキュレーションサイトへの批判について、「おじさんたちがなんか騒いでるけど、可愛いは正義!」とオッパッピーなツイートをしていました。

ここで言うおじさんとは、恐らく「若者に難癖つけたがる面倒なおっさん」のことでしょう。

他にも、自分に不都合な意見について、「〇〇は△△だとか言っちゃうおっさん」と言う風に言及するパターンをよく見かけます。

 

これらの発言のニュアンスから察するに、

 

・保守的である

・若者や新しいものを嫌う

・頭が固い

・多様性を認めない

・自分が正しいと思い込んでいる

 

といった人を指すのが「おっさん(おじさん)」というワードだと考えられます。

 

 

えーと、まずそれについて最初に一言。

 

 

おっさんをバカにするんじゃないよ

 

 

おっさんという言葉の中には「加齢」という要素が含まれますが、生涯発達心理学の観点で言うと、「加齢」は「変化」であり、決してネガティブなものではありません。

もちろん、身体能力や流動性知能(計算能力や記憶力)は低下しますが、知識や経験によって若者にはない魅力を持ち合わせていることは確かです。

実際、私は出産予定日の一か月半前まで電車通勤していましたが、一番席を譲ってくれたのは中年男性でした。

恐らく、妊婦の苦労や命の誕生の素晴らしさを知っているからだと思います。

また、当時の私は40~50代の男性しかいない部署にいましたが、ただの事務の私にも「どうしたらいいと思う?」とパスをくれて、改善案を出すと「それ、いいね!早速やろう!」と採用してくれることが多々ありました。

 

おっさん=人に厳しくて面倒、頭が固い

と思っているとしたら、それこそ思い込みが激しい証拠です。

 

だからね、何かをディスる時に「おっさん」というワードを出す人は

 

良いおっさんが沢山いることを知らなすぎる

 

いや、ごめん、はっきり言う。視野が狭いってこと。

 

 

そして察しのいい人はもうおわかりだと思いますが、

「おっさんと揶揄する人」こそまさしく「おっさん」なのです。

ネットでよく見るブーメランってやつだね!

 

あれ?「おっさん」を使う人を批判してる時点で私もおっさん?

よくわかんないけど、おっさんごめんな。

 

以上、悪い意味での「おっさん」乱用への問題提起でした。

 

 

ちなみに、昨日の旦那(御年35)は一日中アニメ見てました。

世間では、「男性はいつまで経っても子ども」と言います。

だとしたら、本当の「おっさん」とは妖精みたいなものなのかもしれません。

 

おしまい

 

 

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