コウノドリ2 動画を視聴できます
離婚してもいいよ。もう子供を産めなくなるから。
「コウノドリ」第２話です。鴻鳥サクラから（綾野 剛）子宮頸部せんがんと診断された久保佐和子（土村芳）。既に妊娠１９週目だった。胎児への影響はないが、赤ちゃんを産む前提でどの段階でがんの治療を開始するのか、もしくは赤ちゃんを諦めるのかを選択する必要がある。子供を諦めれば、佐和子が助かる可能性はある。しかし、手術すれば子宮を全て摘出することになると、残酷な宣告ですね。
ドラマの世界だけれどきっと同じような状況の方もいるのだと思うと胸が切なくなります。自分だったらどんな決断をするだろうか。佐和子の主人は、「お腹の子より佐和子の方が大切だ」と言った。何と心強い言葉。佐和子は「離婚してもいいよ。もう子供を産めなくなるから。」と涙ながらに言った。言葉では、そう言ってもどちらも複雑な心境でしょうね。
四宮春樹（星野 源）は、ある元患者と会っているのを白川 領（坂口健太郎）が発見した。サクラの育ての母、綾戸智恵が出てきましたよ。「お母さんが強いんじゃなくて、女が強い」と。確かにそうかもしれませんね。カンファレンスで久保佐和子のことが議題に上がった。２８週まで待って母子ともに助かる可能性をサクラは語った。すべてはがんの進行次第ということですね。
現実ぼ病院でそこまで患者のことを考えてくれる病院があるのでしょうか。あると信じたいですが。子供に何かあった時にその現実を受け入れられるか受け入れらないかにかかっていると白川 領（坂口健太郎は下屋加江（松岡茉優）に語った。
四宮は子宮頸がんのワクチン接種率が高まればと切に語った。このドラマは、単なるドラマではなく現実の医療問題についてドラマを通して訴えるそんな現実味があるドラマですね。四宮が小松留美子（吉田 羊）に、「久々に（小じわが）増えましたね」とさらっと言ってのけるのが小気味いいです。ドラマがこなれた感があります。
俺たちの子だよ。3人の人生を考えるんだよ
サクラは久保夫妻にリスクを踏まえた上で妊娠を継続する場合28週で産むことを提案した。がんは胎児に影響はないが、抗がん剤は影響がある。早めに治療をした方がいいけれど、お腹の中で赤ちゃんを久保夫妻は、26周で産んだ赤ちゃんを見て考えさせられた。果たしてどんな決断をするのか。
佐和子の夫は、勇気づけられ子供を産む決意をしたが、佐和子はなかなか決断できなかった。赤ちゃんを優先して、なるべく自分のお腹の中で長く育てたいと。佐和子の夫が「俺たちの子だよ。3人の人生を考えるんだよ・」と力強く語る姿に、感動しました。なかなか言えないセリフだと思います。
そして佐和子は決めた。妊娠を継続し28週で産むことを。さのあやかは、産後病院を訪れアちゃんの経過も順調で、なるべく早く職場に復帰したいと四宮と小松に告げた。久保佐和子は。入院した。職場の仲間から励ましのメッセージ色紙をもらい、勇気づけられた。仲間っていい響きですね。
いよいよ佐和子の帝王切開と子宮摘出手術が始まった。無事に赤ちゃんが生まれた。サクラは佐和子に「よくがんばりましたね。」と言った。涙ウルウルです。28週で生まれた赤ちゃんは、新生児集中治療室で経過を見ることになった。がんばれ、赤ちゃん。
このドラマで使われている赤ちゃんがリアル過ぎていつも感動します。ドラマのために協力してくれたママさん、パパさんたちがいるんですよね。きっとドラマで伝えたいことを理解したんじゃないでしょうか。それにしても、今橋貴之（大森南朋）の言葉に泣けました。こんな人情味のある病院が現実にあったらいいなあと思います。
そして2週間後、久保佐和子の件さ結果が出た。結果は良かったようです。夫婦ともに泣いて喜んだ。医師も患者もホッとした瞬間だった。本当に良かったです。次回予告でさのあやかが、我が子を残して病院の屋上から飛び降り自殺をしようとしているところを、サクラが駆け付けているシーンだった。やはり、何か展開があるようです。このドラマ本当にいいです！
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